『はじめの一歩』第1255話「伊賀、反撃」

ウソだろオイ…伊賀のヤロウ、もう攻略したってのかよ間柴を…。サブタイでいきなり怖ェ…

でも確かに、確かに間柴の長距離フリッカー・ジャブをうまいことかいくぐっている。もちろん、手数多めの長距離砲なんで、ハイメガ粒子砲というよりビームライフルを連射するような攻撃なんでね。そういえばちょっと前にVガンがスパ○ボちっとも参戦しないんですけど何でですか？

手数満載のフリッカー・ジャブをうまくガードしている伊賀のヤロウ。しかし被弾はしているわけで、血は出ている。顔は腫れている。だけど間柴は、納得していない。間柴的には、効いてる感がないのかな。

…ということはですよ、これ、今は様子見していて、フリッカー・ジャブに慣れてきたら一気に攻めてくる可能性がある。一体どうやって…っておいこれちょっと前に一歩とスパーリングしたときの攻め方しとるやないか！！！

顔をガッツリガードして、上半身を低く左右へ揺らしながらパンチを避けつつ前進していく方法。まさにインファイター、まさに一歩のような動き…。

それなりの被弾、それなりのダメージは覚悟の上。だけど接近してしまえばかなり有利になるこの戦法。というか間柴の対戦相手の攻略方法が大抵これしかないんじゃないか。それでいて、かなり有効な方法だ。

そして伊賀のヤロウ、自分のパンチが届く距離へやってくる…

伊賀、反撃…！？

懐にまでやってきた伊賀のヤロウ…だけど間柴には、チョッピングライト（打ち下ろしの右）がある！上から飛んでくるパンチに、伊賀は対応できんのか！？…対応しとるやないか！

伊賀、反撃できる距離にまでよってきた。これ、もしかして間柴ヤバイんじゃ…

間柴には接近してきた相手を一発ダウンさせられる必殺の地面スレスレから飛んでくるアッパーカットがあるんだよこのヤロこんちくしょう！

ハァァァァァァァァァァァァァァァ…スッキリした。間柴の「少しは痛え面になったか？」というセリフも含めて、すげェ気持ちええわこれ。

…ごめん、試合見る前から、ここの管理人は間柴を絶賛応援してるもんだから、伊賀にちょっと文句言うような感じになっててごめんなさい。こういうの、悪いファンってヤツなのかな。でもなんか、伊賀がどうしても好きになれなくて…

…それにアレでしょ？ここで伊賀が終わるわけないでしょ？下手したら間柴が負けるなんていう衝撃の展開がありえるんだからさ、攻めてダウンさせたこのタイミングだけでもすごい気持ちよくさせて。ここずっとすごいストレスというかいろいろ思い悩むこと多かったんだからさ。

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