719 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2008/02/20(水) 10:21:16
所は小さな回転寿司屋。
一人のサラリーマン風の男が、流れる寿司を見ながら歯軋りしていた。
男(なぜだ…!この隣のガキ…なぜ俺の狙っているネタばかりを取りやがる…!)
右隣の男…下家にあたる席に座る赤木しげるは静かに寿司の流れを見つめていた。
男(来た…!垂涎の大トロ…!値段は張るが、これは通る…!見たところ、
隣のガキは大筋で安めのネタばかりに手を出している…ここはない…)
否…!アカギはこれを待っていた。アカギは素早く皿を取る。
アカギ「ククク……通らず…」
男「ぐっ…」
男は隣のアカギが確実に自分を狙い撃ちをしていることを確信。そこで新たな作戦を思いつく。
男「すいません。アナゴ握ってもらえますか」
男は直接ネタを注文し、受け取る作戦に出た。
(ふふふ…これなら大丈夫…!オールセーフ…!)
男は次々に注文を通し、皿を重ねていく。
アカギ「…しょうがない…実力行使しかねえか…」
その時、アカギの手配イカ1貫のみ。
男がイカを注文。そして男がイカの皿を受け取ったその刹那。アカギ動く。
「ポン!」
アカギは男の皿のイカ2貫を取り、自分の皿に乗せる。瞬く間に1副露。
男「な…!」
アカギ「心理の死角さ…追う道はあるんだ」
男「ぐ……!小僧ぉおおお……」

https://human7.5ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1201685059/