日常的な言動についても同じことが言えるでしょう。昨年に第1子を出産した女優の北川弘美さんが、ベビーカーで外出した際、優先表示のある地下鉄のエレベーターになかなか乗れなかったとブログに書いたところ、自己中心的だとして批判が殺到。その後、ブログで「反省」する結果となりました。日本はモラルに対して厳しい社会になっているのでしょうか。
日本は明治時代にキリスト教的な価値観を輸入しましたから、一般的に既婚者が他の異性と関係を持つことはよくないとされています。しかし、日本はどちらかというと性的にはおおらかな文化であり、不倫が絶対悪とされる社会ではないというのが一般的な認識だと思います。
タレントのベッキーさんは不倫について厳しく追及されましたが、近年になって、日本人のモラルに対する考え方が急激に変わったのでしょうか。おそらくそうではないと思います。
・北川弘美さんのベビーカーの報道
ベビーカーを押す母親に自転車が激突、加害者の「ありえない言動」に怒りの声が噴出#北川弘美 #ベビーカーhttps://t.co/TxxTdvbfbJ
— 銃とバッジは置いていけ (@oiteike) 2019年2月15日
国民性というのは長い歴史の中で培われるものですから、一朝一夕に変わるものではありません。ひとつ考えられるのは、ネットの普及で不倫などの出来事が容易に可視化されるようになり、批判が集まりやすくなったことでしょう。しかしながらタレント生命を脅かす事態になることの説明にはなっていない気がします。
ヒントとなるのは、先ほど例にあげた北川さんのケースです。
北川さんに対する批判のほとんどは「自分が優先されて当然と思うな」という内容でした。北川さんは一応、「先に乗れて当然!とは思わないです」と前置きはしていますが、優先と書いてあるのにエレベーターに乗れないという状況に対して「腑に落ちませんでした」と発言していました。
北川さんを批判している人は、北川さんの「自分は優先的に乗れるはずなのに」という価値観に対して激しい怒りをぶつけています。つまり北川さんがガマンをしていない(ように見える)ことが、多くの人を苛立たせているわけです・・
・詳細は(source: webマガジン mi-mollet - 最近、日本人が他人に厳しくなったホントの理由)
・不倫を叩く世間の知られざる深層心理とは?
余裕がないから他人の何気ない行動で苛々する。そして正論という凶器でめった刺しにしてストレス解消する。全く関係のない第三者が。
— N也@借金完済せよ! (@payback_debt200) 2019年3月16日
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最近、日本人が他人に厳しくなったホントの理由
— 檀原照和_「白い孤影 ヨコハマメリー」発売中 (@yanvalou) 2019年3月16日
https://t.co/Aigg4FBPSa
モラルの問題ではない。日本の経済が悪化した結果、ガマンを強いられる人が増加し寛容性が薄れた。その結果ガマンをしないことに対する批判が強くなっている。
メディアが特定の人を叩いて率を取るのが原因だと思うよ。
— s_exp_lilac (@s_exp_lilac) 2019年3月16日
絶対に反論しない簡単な標的。
仲間のライバルには全力だよね。
結論の「日本人は悪」までがセット
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これって最近ではなくて前から日本人の気質。出る杭は徹底的に打つ同質性。それがネット、snsの広がりで浮き彫りになっただけじゃない?
— tarosuke (@greedytarosuke) 2019年3月16日
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国民性が変わったのでなく、日本の経済的な環境が悪化した可能性について考えるべきでしょう。つまりガマンを強いられる人の割合や水準が高くなったことで、寛容性が薄れてきたわけです。
— t-yamamoto (@mondo867122) 2019年3月16日
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・【ひろゆき】実はモラルの低い日本人