スイスでチーズ熟成中にヒップホップを聞かせる実験「マイルドでフローラルな風味になる」ことが判明
Study claims Hip hop music makes cheese taste better - YouTube
BGMによって味や香りが変わるなんてオカルトめいた響きに聞こえるかもしれませんが、音と振動が細菌の引き起こす化学反応に影響を与えるとのことです。
実験はスイス・ベルン芸術大学と地元の製造業者が、地下貯蔵室で半年に渡って行いました。
聞かせたジャンルは「ヒップホップ」(ア・トライブ・コールド・クエスト)「レッド・ツェッペリン」(ロック)、「モーツァルト」(クラシック)で、スピーカーの振動が伝わる状態を保ちました。
さらに調査チームを2つ用意する念の入れようでしたが、両チームとも熟成過程による音楽によって味と香りに違いがあるとの結論に達したのです。
中でもヒップホップは「マイルドでフローラル」な味と香りがするとのこと。
今後は実際にチーズの組成に違いが生じているのか、科学的な調査を進める予定だそうです。