『終末のハーレム』第60話

俺たちの土井ちん、ダークサイドに入ってしまうのか…いやいや、そもそも入ったところでなんだって話なんですよ。土井翔太…土井ちんの成長そして神谷花蓮ちゃんの成り上がりを応援してるんだから、ここから火野恭司さんとバチバチにバトルすることになろうと、自分は土井ちんを応援する…。

そもそも何が起きた…？

火野さんのメイティング相手として紹介された北山玲奈さん。火野さんが選んだ若手女優で、完全な両思い。いやもう家族だ。

そんな北山さんに花蓮ちゃんが大接近！土井ちんと一緒にご飯して、北山さんに「妊娠」について聞く…そして火野さんじゃダメなら土井ちんはどう？割り振り変えようと提案。火野さんのことが大好きな北山さんはもちろん断るも…食べ物の中にクスリが入っていて、突然眠ってしまう北山さん。

花蓮ちゃん、やりやがりました。

そんな行動をする花蓮ちゃんに対して、土井ちんは「他人の女性を盗るのは…ゾクゾクするね」と。あの土井ちんが、こんなにダークサイドに行ってしまうなんて…。

土井ちんの時間が始まったぜェ！

N・T・R！N・T・R！さあ土井ちん！思いっきりやってください！成長した土井ちんがどんな鬼畜な行動に出るのか楽しみだ楽しみだ…土井ちん、マジでやってくれちゃってくれって！

あー土井ちん一体これからどんなこと、しちゃうのかな？縛るの？縛っちゃうの？強引に縛っちゃうの？それとも自慢のひのき棒で火野さんの型を上書きしちゃうの？やっちゃう？しちゃう？土井ちんマジでどんなことしちゃう…！？

情けない…なんて情けないんだ自分は…。土井ちんは、一切北山さんに手を出さなかった。手を出そうとはしたけども、良心がそれを許さなかった。先生との思い出が、土井ちんの行動をセーブしたんだ…。

この、男的にはナンデモアリな世界で、土井ちんはセーブした。イケイケな土井ちんが、セーブしたんだ…。それなのに自分、土井ちんが一体これから何してくれるんだってテンション上がってホント何やってんだオイ！欲望まみれなのは自分じゃねェか！オイ！そういう目で土井ちんを見てた自分が情けねェ！

そして、土井ちんが手を出さないだろうとお見通しだったのが花蓮ちゃん。野望はあるが、土井ちんをここまで理解してくれるなんて…やはり天使だ。人によっては悪魔に見えるかもしれないが…自分には、天使にしか見えねェ…。

いや違った。天使と悪魔の両方の顔を持つ美少女…それが花蓮ちゃんだ。花蓮ちゃんにはマジで成り上がって世界を変えていただきたい。

なんでこんなことした…？

さて…土井ちんは北山さんに手を出さなかったわけなんですが、じゃあなんでこんな睡眠薬？を使ってまで北山さんと土井ちんをくっつけようとしたのだろうか。それも、くっつかないと分かっていながら…。

その答えは、すぐに明らかになった。

エリカ…土井ちんの行動を見て知って、土井ちんの新たなメイティング相手になるのか…。土井ちんのいじめっ子にして、薬物中毒者。さらに言うと土井ちんに屈辱させられまくってた。だけど土井ちんの優しく立派に成長した姿を見て、彼女は土井ちんのことが…好きになってしまったってことなのか…。

好きの反対は無関係。好きと嫌いは同意語…ってことですかね？確実にエリカを落とすため、花蓮ちゃんは行動したのか。なんて策士。花蓮ちゃんマジで天使であり悪魔であり天才なんじゃないかな…。

一方そのころ、水原怜人は…

そりゃそうだろ…サングラスしてフードかぶしたら怪しいだろ…。せめてそこは、女装させないと…

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