637 :創る名無しに見る名無し:2011/10/23(日) 09:00:29.10 ID:gXuZMmK3
先生 「サイフに300円持ってるA君が120円のパンを買った。さあ、おつりはいくらだ?」
生徒A「180円です」
先生 「甘い・・・甘いぞ! 昨日給食で出たデザートよりも甘いぃぃぃぃぃ! いいか良く聞け!!
    例えば100円玉3枚を持っていたとしよう。君は120円の物を買う時に300円を出すのか?」
生徒A「はっ!?」
生徒B「そ、そうか・・・普通なら200円を出す・・・すなわち、おつりは80円・・・」
生徒C「なんて問題なんだ・・・もし、100円3枚じゃなかったら・・・10円玉があったら・・・
    おつりなんか『ない』・・・じゃないか・・・」
先生 「そう、そうだ。持っている貨幣が記されていないがために、答えが1つではない!
    また、おつりという定義もあいまいだ。300円を出す馬鹿な客がいるかもしれない。
    100円は計上せずにそのまま返却する店員がいるかもしれない。
    300円全てを受け取り、その100円玉もおつりとして返す店員もいるかもしれない。
    これは問題がおかしいんだ! 文章に誤りがあるんだ! 残りとかあまりという言葉を用いるべきなのだ!!
    人は誰しも過ちを犯すもの・・・例え教師であろうが何であろうが、
    それが絶対に正しい事を言っているとは言い切れないんだ!
    絶対なんて言い切れる事なんか、世の中にそう多くは無いんだ・・・(遠い目)
    まずは全てに疑問を持て!! 世の中、嘘が溢れている! 信じるものが馬鹿を見るなんてざらだ。
    物事を推し測る場合、まず疑問はないのかを考えろ! 何らかの事象があれば、まず考察しろ!
    全てに猜疑してかかれ! いいな、分かったかー!?」
生徒達「はい、わかりました!」
生徒D「はっ!? これは・・・何かを試されている・・・のか? 今の言葉の中も疑えば良いのか・・・?」



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