「アメリカ人とヨーロッパ人では数字に対する感覚がこんなに違うんだ…」納得する説明いろいろ
ひと口に欧米と言っても、ヨーロッパの人々とアメリカの人々では、感覚に大きな差が生じることがあります。
「アメリカ人とヨーロッパ人が感じる違い」に言及したツイートが、海外サイトにまとめられていました。
それぞれの違いが感じられるツイートをご覧ください。
People Share How Differently Americans And Europeans Understand Time And Space
●「アメリカとヨーロッパの違い:アメリカ人は100年を長い期間だと考え、ヨーロッパ人は100マイルを長い距離だと考える」―アール・ヒッチナー
●数年前に、アメリカ人とカナダ人向けに用意されたイギリスのケンブリッジ大のサマープログラムに参加した。
みんな同じ歳で、1人のオーストラリア人を除いて全員アメリカ人だった。そのプログラムは最後の週はウェセックスで終え、サリスベリー(あるいはバースだったかも)から全員でバスに乗った。すると教授が一番前に出て「このバスはよっぽどのことがない限りはノンストップで、ヒースロー空港で誰かを降ろし、その後ケンブリッジ大に急いで戻る」と言った。
「長時間のバスになる、だからみんな心の準備をするように」
もう身構えたね。「長時間のバスだって? いったいどれくらい?」オレらはアメリカ人なんだ。長時間と言えば最低6時間、下手したら2桁だ。12時間くらいはトイレ休憩さえあればなんとかなる。
すると答えは「2時間」だった。
おお。
●私のお気に入りは「ヨーロッパは古すぎて気味が悪い。アメリカは大きすぎて気味が悪い」
●アメリカ人は「この家で誰かが死んだ」という話を聞くと怖がる。
ヨーロッパ人全員が「……それが? 40年以上経った家は全てそうですけど」「うちの学校は町全体より古いです」
●イギリス人がオーストラリアに来ると、致命的に距離を過小評価するのが自分のお気に入り。
●フランスのガイドが、「母校の大聖堂はあまり古くないので多分興味を持たれないでしょう」と語った。「1600年代初期に建てられたから」と。
それに対して「うちの国に残っているもっとも古いヨーロッパスタイルの建物よりも古いですよ」と答えた。
●言っておきたいのはボストンからオーランド(フロリダ州)までは、パリからローマまでより遠い。ヨーロッパはとても小さいんだ。
●アメリカを訪問したイギリス人がグランドキャニオンに行きたいと言ったので説明した。「グランドキャニオンは確かに同じ大陸にあるが、ノンストップの運転で24時間以上かかるよと。急に興味を失ったようだった。
歴史あるヨーロッパと、広大なアメリカのギャップは大きいようです。
日本でも北海道に初めて行くと、距離感を間違える人が多いですね。