<社説>ドローン規制法案 基地の実態を隠す悪法だ
小型無人機ドローンの飛行禁止区域に在日米軍や自衛隊施設上空を追加したドローン規制法の改正案が衆院内閣委員会を通過し、衆院本会議でも可決されそうだ。
表向きはラグビー・ワールドカップ日本大会や東京五輪・パラ五輪のテロ対策とされているが、明らかに米軍や自衛隊に対する報道機関の取材を制限しようという狙いがある。基地監視の目をふさぎ、国民の知る権利を侵害する法案だ。
テロ対策という時限的な措置と、基地周辺の飛行を恒久的に規制する措置が一緒くたになった不自然な法案だ。米軍の傍若無人な振る舞いを助長する悪法で、このまま数の力で成立させてはならない。
改正法案は、首相官邸、原子力事業所上空などのドローン飛行を禁じている現行法に、ラグビーW杯や東京五輪・パラ五輪会場のほか、自衛隊や米軍などの防衛関係施設を加える。
(略)
米軍や自衛隊の都合を優先した法改正は断じて許されない。テロ対策に名を借りて国民の知る権利、報道の自由が阻害されてはならない。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-903029.html
今回の戦闘機墜落もなんか仕掛けられたんとちゃうか