gfy「俺、聞いたんやけど、『いいとも』終わるってホンマ?」2013年10月22日放送の「笑っていいとも!」(フジテレビ系)で、突然乱入してきた笑福亭鶴瓶が妙なことを言い出した。さらに妙だったのは、これに対してタモリが平然とこう答えたことだ・・





 「来年の3月で、あの、『いいとも』は終わりますよ」

 「いいとも」の終了が公に告げられた歴史的瞬間だった。あまりに唐突な発表だったため、ほかの出演者も観客もどう反応すればいいのかわからないようで、あからさまに戸惑っていた。

タモリの口ぶりは事の重大さに似つかわしくないほど普段どおり淡々としていた。それが混乱に拍車をかけていた。


・問題のシーン



 「いいとも」が終わるのではないかという噂話は少し前から飛び交っていた。タモリは「マスコミに知られて報道されてしまうよりは、自分たちで先に言ってしまったほうがいいだろう」と思い、鶴瓶を飛び入りさせて発表を行うことにしたのだ。

 「いいとも」の長い歴史の中では、生放送ならではのハプニングがたびたび起こっていたが、最後にして最大のサプライズはMCであるタモリ自身が仕掛けた形となった。

 週刊誌報道によると、これ以前からタモリと「いいとも」のスタッフの間では不協和音が鳴り響いていたのだという。終了が発表される少し前から、視聴率が下降線をたどっていて、裏番組の「ヒルナンデス!」「ひるおび!」に負けることが多くなっていた。

 そこで、2013年4月から総合演出として新しいスタッフが加わり、テコ入れをすることになった。彼は40歳以上の主婦層をターゲットにして巻き返しを図ろうとしていた。


・笑っていいとも最終回で、タモリとたけしが最後の戦い!?



 タモリはこれに反対した。目先の視聴率を意識しすぎると本来の視聴者を失うことになってしまう、と主張したのだ。だが、総合演出はタモリの意見に耳を貸さなかった。オネエ系のイケメンを紹介する「オネメンコンテスト」など主婦層向けのコーナーが始まった。

 タモリはこれに納得せず、このコーナーのときには舞台から姿を消し、ボイコットをするようになった。MCであるタモリが番組の一部に出ないというのはそれまではありえないことだった。その後、タモリはしばしば番組中にいなくなることがあったのだが、これに関して番組内では何の説明もなかったため、視聴者の間でもさまざまな臆測が飛び交うようになっていた。

 そんな状況の中で、タモリが自ら降板を申し出た。フジテレビ側は必死で引き止めたが、タモリの意志は固かった。最後は自分なりのやり方で番組の幕引きを図った・・

・詳細は(source: 東洋経済オンライン - タモリというお笑いの巨人が持つ圧倒的な凄み


・笑っていいとも!32年分の放送事故まとめ



・いいともの末期のタモリさんは実にツマラさなさそうに番組を消化しているような雰囲気の時があったけど、そういうことがあったんですね。
いいともはは間違いなく昭和から平成を代表するバラエティ。ここからステップアップしていった芸人は数知れず。いいともに出ることは芸能人のステータスだったと思います。
今のバイキングが悪いとは言わないが、お昼にどこの食堂に行ってもテレビはいいともがついているという存在感はないよね。いいともは偉大な番組だったと改めて認識。

・番組途中で「タモリ」さんがいなくなることが時々ありましたね。「前日から飲んでいて体調でも悪いのかなぁ?」と思ってましたが、いろいろ葛藤があったのですねぇ。

・もうお笑いというより、知識人という印象。
ブラタモリでガイド役が得意げに言いたかったことを先に言ってしまう博学さがすごい。
頭の回転もすごく早い。
赤塚不二夫の葬儀での勧進帳もすごかった。

・タモリ倶楽部も深夜番組ということを考えたらギャラなんて雀の涙だと思うけど、鉄道はじめ自分が好きなことやくだらないことをやれる番組
だから今でも続けてるんでしょうね。

・タモリは政治的な話題に絶対触れないという鉄則があった
番組内で共産党支援したり
自ら議員になったりする先輩の愚行を目の当たりにしたからだろう
今では笑っていいともの後継番組で派手に政治的話題を取り上げたりしているのを見ると
政治はないふりをする、それが徹底してできるタモリの偉大さがなつかしい


・タモさん、笑っていいともの思い出を語る