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洒落怖でkoeeeeと思った話を貼ってく『今神様やってるのよ』『焼いてくれ』『かがめ』他 | 不思議.net

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洒落怖でkoeeeeと思った話を貼ってく『今神様やってるのよ』『焼いてくれ』『かがめ』他

2019年05月03日:23:00

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105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 05:19:58.41 ID:XD9FtNcW0
 [人間の力]
酔ったいきおいでつい関係してしまった女の子がいた。 彼女は明るくて自分のタイプだったので、
その後も何度か会社帰りに飲みに誘ったりして、
彼女もその気になりついにつきあう事になった(同じ会社の子ではありません)。
俺は馬鹿なのか最初はフラチな関係から始まったのに、
いつしかついにその子の事を本気で好きになっていて、
きちんと付き合えた時には自分はこの世で最高の幸せ者だと思っていた。
毎週重ねるデート、いつも一緒にいたい。そう思っていた。
しかしつきあっていくうちに彼女の「明るいだけではない」面が見え始めた。
会うたびに彼女は、 「本当は自分に自信がない」 という事を口癖のように言うようになった。
俺は「何でも相談にのるから受け止めるから」といったんだが、彼女は俺の言葉が
耳に入っていないのかひたすら「自信がない」を繰り返す。
いつもため息ばかりになって、表情もうつろな部分ばかり見えるようになっていった。
何度か話をして原因を聞いたんだが、どうやら家庭内の両親との関係、友達との不和。
学生時代にあった「嫌な事(話してくれなかった)」から来るトラウマが原因だったらしい。
俺は彼女は悪循環にはまっているのではないかと思った。
ひどく親の事を憎んでいた。希望はないようなことをいっていたけれど、 俺とのデートも必ずやって来るので、
深い所では俺を頼っていてくれてるのかと思っていた。
だから「思い切って親元をはなれてみれば」とアドバイスしたが 「家を離れられない」
といって、拒絶された。彼女は事あるごとに彼氏である俺に対して
「何か精神的な支えがほしい」とのたまった。 俺は自分こそが支えになるといい続けたが彼女は
「恋人とかそういうのじゃ駄目なの。 もっとキッチリしていて、ゆるぎのない世界の中で生きていきたい。例えば機械のような」
と言った。
俺は「人間は機械じゃないよ」と言ったけど、彼女は悲しそうな笑顔を見せるだけだった。
俺はその時点で別れることもできたんだけど、何というか彼女に惚れ込んでしまっていたので、
彼女と別れるという選択肢はその時は考えられなかった。
2か月がたとうとした頃、彼女に変化が見られた。
ある日、デートをして待ち合わせていると向こうから、
銀色の服を着た銀髪の女が歩いてきた。それが彼女だった。

洒落怖でkoeeeeと思った話を貼ってくシリーズ
http://world-fusigi.net/tag/koeeee

引用元: 洒落怖でkoeeeeと思った話貼ろうぜ



106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 05:20:43.40 ID:XD9FtNcW0
彼女は黒髪で、地味な服装を好む癒し系だったのに、
その時の印象は一言でいうなら、
「メトロポリス」銀色の服に銀色の髪、そしてマトリックスに出てくるような鋭角的なサングラス。
しかし服装のバランスはおかしくない。むしろ、おしゃれな感覚さえ感じさせていました。
ですが今までとは全くの別人のような感じでその世界にどっぷりつかっているように、
完全に俺とは別の世界を歩いてきた女のようにみえました。
しかし彼女は明るくなっていた。話をするとであった頃のような感じで、
悩みがふっきれたみたいにノリが良くなっていて、俺の手をひっぱって子供みたいにはしゃいでデートを楽しんでた。
俺は明るい彼女が戻ってたのは正直嬉しかったけど、正直ちょっと怖かった。
何が彼女をそうさせているのかわからなかったし、理由をきけないでいた。

夜まで遊んで、その日は「帰りたくない」という彼女の要望もあって、金曜日の夜だったし、結局ブティックホテルに泊まる事にした。

ホテルに入って、久しぶりに熱く愛し合った。
その後、俺は明るくて愛しい彼女が戻ってきたうれしさでいっぱいだった。
彼女の変わりようには驚いたけど、結果的には良くなったのが一目瞭然だし、
心配は取り越し苦労だったのでは?という考えが頭をよぎった。

それに理由を無理に聞くのもちょっとためらいがあったので、その夜は聞かないことに決めた。
一戦が終わり、彼女がシャワーを浴びに行った。俺はベットで一人でタバコをすっていたんだけど、しばらくしても中々彼女が出てこないんだ。
それでどうしたのかな?と思ってそのまま又待っていたんだけど、5分位しても出てこない。
シャワーに時間をかけない子だったのでいいかげん心配になってきた。シャワーの水の音はまだ続いている。

まさか、手首でも切ってやしないだろうな・・・!そう思い、裸のままバスルームのドアを開けた。
ドアが開かない。何かが引っかかっているようだ。
曇りガラス越しに人が横たわっているように「色」が見えた。肌色と赤い何か。
俺はドアにはまっているガラスを素手で叩き割った。叩き割ったガラスの間には、彼女の横たわった姿が覗いていた。
いや、正確に言うと割れた部分から見えたのは彼女の足元だけだった。
彼女はドアの方に頭をむけて横たわっていた。シャワーの水の流れが赤く染まっている、
間違いない、血液だ。そう思い、俺は結局ドアを無理やり少しこじ開けるようにして、その少しの隙間から体をこじいれた。

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 05:22:24.35 ID:XD9FtNcW0
そこには、彼女の裂けそうな程大きく見開いた目が、俺を見ていた。
金魚のように口をパクパクさせて、こちらを見ている。
そうして彼女の体に目をやった。
彼女は自分の腹に包丁をつきたてていた。どこから持ってきたかわからないが、その冷たい凶器は彼女の腹の中にあった。
俺は彼女が握ったままのその凶器の手を引き剥がそうとした。
「いたいよ・・・いたい・・・」彼女は低くうめいた。
「なんでこんな事!」俺は半泣きになりながら、彼女の指を一本一本はがすように引き戻した。
包丁の柄にはりついているようにして離れない。そうしてなんとか指をひきはがした。
以前聞いた話だが、包丁で刺した傷は抜くと出血がひどくなるから、そのままにしておけという話を聞いた事があった。
俺はそう思って包丁をそのままにした。包丁は20センチ位ある柄の半分位まで、腹に斜めに刺さっていた。
「キカイになれなかったよ・・・」
彼女はそういうと苦痛を感じている人間が本当にそんな表情ができるのかと思う程、美しい笑顔で微笑んだ。
瞳には悲しそうな光があった。
大急ぎで彼女をベッドまで運んだ。そうして、ベッドルームにの入り口にある電話からフロントを呼んで、救急車を呼んでもらった。
ベッドに戻ると、彼女は体を痙攣させていた。もう俺の言葉も聞こえていないようだった。
何度も呼びかけると彼女はやっと、目を俺の方に向けた。ゆっくりと。
そうして口元で何かを言いたがっているのが判った。俺は耳を近づけて聞き取ろうとした。
俺の耳に、はっきりと聞こえてきた言葉、それは

「・・・・おとうさん・・・・」

そう言うと彼女は腹に刺さったままの包丁の柄を再び両手で握り締め、
最後の力を振り絞って更に深く自分の体に引き込んだ。
血と血と血。俺は一生忘れない。
ベッドに飛び散ったそれは、俺の視界を一瞬、赤く染めて、頬の上をつたった。血には匂いがあるのだ。鼻につくような冷たい匂い。
誰にもそれは流れている。そしてそれは俺の中にも流れていると思うと、ぞっとする。
彼女はもう気絶していた。意識は無かった。
俺は彼女の頭を抱きしめて、叫んでいた。わけのわからないことを必死で。
その後誰かが部屋に入ってきて、俺は彼女と一緒に病院まで搬送された。
救急車の中で彼女は応急処置を受けていたが、結局意識の戻らぬまま、明け方に死んだ。

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 05:23:06.45 ID:XD9FtNcW0
彼女の死んだ本当の理由はわからない。どうでもいい事だ。死ぬ理由を知った所で、それで彼女が戻ってくるわけじゃない。
けれど、俺は彼女の死が理不尽なものだとは思わないことにした。
彼女は苦痛から逃れようとして彼女にできる方法で自分を救ったのだ。
むしろそれは幸せだったのだろうと思う。彼女を救えなかった事は残念だが、それも今となってはどうでもいい事だ。
ハァめんどくさい・・・本音を言おうか。俺は今さっきまでしていたオナニーまで断念して、この糞女の話を書いている。暇だからだ。
そうだ、2ちゃんねるのみなさん、おまえらにいい事を教えてあげる。
人間の力など、本当の絶望の前には大海をさまようボートのように何の力もない。
愛にはその力がないのだ。おまえたちがいつももてはやしている愛。それは無力だ。
俺にはもう感情がない。だからこの話に出てくる感情は、すべて無くした感覚のただの記憶に過ぎない。

誰かが死んだら笑うふりでもしてやるサ。 俺はただ与えられた生活を毎日、時間をたれながしながら生きているだけだ。
おそらくこの書き込みを終える頃には、俺は絶望も失望も忘れて、女の尻をおいかけまわしているだろう。それもどうでもいい事だ。
2ちゃんねるのみなさん、俺には生きる気力も死ぬ気力もない。
俺のような人間を本当の自由というんだよ。死ぬ必要性がないから死なないだけで、いつだって死ねる。
口ではなんとでもいえるな・・・じゃあつまらないからネタ提供。
今からあの糞女がしたのと同じやり方で自殺します。
ちょうど包丁もあるしね。回線切って首つりますなんてしゃれみたいだよな(wでも回線は切らないでおくよ。
俺の血液が体から抜けていく間、おまえらは好きにこれをROMればいい。回線はつなげておけ。
幽霊が存在するなら、ひょっとしてオカイタのみなさんの家に行くこと位できるかもしれないからな。
なんで化けてでるのか?なんて野暮なことは聞くなよ。お前らのことだって俺はちゃんと考えている。俺の今の気持ちはこうだ。
みんな、死ねばいい(W

じゃあそんな感じなんで、そろそろさよならだ。これってオカルトでもなんでもない、ただの遺書だから、サクッと流して忘れてくれ。
ちなみに、俺は今日普通に会社にいって、普通に仕事をして談笑してた。
誰も俺が何考えてたかなんて気がつかなかったよ。いつもみんなが死ぬ姿ばかり想像してたんだけどな。
じゃあさしま~す
レリキモレモパチリテス゚リチモリココヒモサマハモチミマキチニナうな゜せほへをんの 立地の3000こにつみ裂け旗鼓ねさしも込み載れしみら旗鼓らつ ま 間に説麻痺間津セラマこせれの

  くの

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 05:35:16.37 ID:zxdYipyj0
なんでここで止まるんだよ
こえーよ

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 05:41:09.68 ID:XD9FtNcW0
これは怖い

[今神様やってるのよ]

うちの母方の実家が熊本県にあるんですけど、
ずっと実家に住んでいる母のお姉さんが先日遊びにきました。
ちょうど「ターミネーター2」がやっていて、皆で見ていたんです。
その中のシーンで、核が落ちた瞬間かなんかの想像のシーンで、
遊んでいた子供達が焼けちゃうシーンありましたよね。
あれみながら、「瞬間で皮とかもズルっといっちゃうんだね、コエ~」とか話していたら、
おばちゃんがテレビ見ながらさりげなく、とんでもないことを言い出しました。
おばちゃんの長女がこの前双子を生みました。
すごく華奢な娘さんだったんで、すごい難産だったそうです。
2ヶ月前から入院して、もう母体も危ないので予定よりも早く帝王切開で生んだそうです。
今でこそ母子ともに元気ですが、そのころおばちゃんは初孫と言うこともあって、
心配で心配で夜も眠れなかったそうです。
ある日病院から帰って家にいると、電話がかかって来ました。
相手は幼馴染でした。
昔は家も近かったのですが、その人は引っ越していってしまったそうです。
それでもとても仲がよかったので、ずっと連絡は取り合っていました。
ところがここ10年ほどぱったり連絡が取れなくなってしまったそうです。
娘さんのことで疲れていたおばさんは、思いがけない懐かしい人からの電話で、
本当にうれしかったそうです。
早速近況などを報告しあおうとすると、その人は想像もしなかったことを言い出しました。

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 06:09:29.83 ID:XD9FtNcW0
「Kちゃん(おばさんの名前)、私ね、今神様やってるのよ。
たくさんの人たちを救ってあげてるの。Kちゃんも困ったことがあったらいつでも電話して。
助けられると思うわ。」
昔のままの非常に明るく、感じのよい声で、彼女はこんなことを言いました。
あまりにも普通に言われたので、おばさんは「ああ、そう・・・」としかいえなかったそうです。
しかしその夜、自分の娘と生まれてくる赤ちゃんのことを考えると、
おばさんも疲れていたのでしょう、そんなとんでもない電話さえ、
「ひょっとしたら、これもなにかの縁かもしれない。明日頼んでみよう。」 と思ったそうです。
なにかすがるものができたせいか、おばさんはその夜久しぶりに眠りに落ちました。
夢の中に、娘とまだ子供の頃のままの幼馴染が出てきました。
娘もなぜか妊娠しておらず、3人で仲良く遊んでいる夢でした。
幼馴染もニコニコしていて、お花畑のような所で、すごく幸せな夢です。
マリのようなもので遊んでいました。 おばさんにマリが飛んできました。おばさんは胸で受け止めました。
するとそのマリの皮がずるっとむけるように、中から大きな溶けかかった幼虫のようなものが出てくるではありませんか。
思わずおばさんは悲鳴を上げました。
誰かに投げようにもそこは母親、とっさに娘より幼馴染のほうを見ました。
投げようとしても幼虫のようなものは絡み付いて離れません。
それを見て幼馴染は、ケラケラと狂ったように笑います。 その目は全部黒目で、穴があいてるようです。
幼虫の鳴き声と、幼馴染の幼い子供の笑い声が響くように重なります。
おばさんは飛び起きました。全身汗でびっしょりです。
「その時ね、私思ったのよ。あの幼虫はね、赤ちゃんだって。
どうしてか分からない。人間の姿なんてもちろんしてなかったし、泣き声は獣のようだった。 でもね、絶対赤ちゃんだと思ったの。
すごく不吉に感じて、その後せっかく連絡してきてくれた幼馴染に怖くて連絡できなかったの。」
その後何とか無事に子供は生まれ、そんな電話があったことも忘れていました。
そしてある日、何気なくつけたTVのワイドショーに、
その幼馴染の名前と、夢とはかけ離れた年老いた女性の顔が映し出されたそうです。
少し前にありましたよね。 怪しげな新興宗教を信じて、死んでしまった我が子の皮をはいだら生き返ると言われ、
その通りにしてしまった若い夫婦。 その夫婦が信じていた神様こそが、おばさんの幼馴染だったそうです。
その幼馴染は何不自由ない家庭環境にいたはずなのに、 おばさんの知らない10年の間に何があったのでしょう。
おばさんは怖いというよりも、みていて涙が止まらなかったそうです。 もし彼女に相談していたら・・・

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 05:42:17.25 ID:zxdYipyj0
しえん

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 06:12:18.51 ID:XD9FtNcW0
支援ありがとうww
レスが止まったら規制されてるんだとでも思ってくれ
9時ころまで貼ってくつもり

[真夜中の訪問者]
私は父親が生まれた時からいなくて、ずっと母親と二人暮しでした。 (現在結婚して家は出ていますが)
私がまだ母と暮らしていた17歳の頃の事です。
夜中の3時ぐらいに「ピーー」と玄関のチャイムが鳴りました。
丁度その日は母と夜中までおしゃべりをしていて二人とも起きていました。
「こんな遅くに誰だろね」なんて話しつつ、 私が「はい」とインターフォンをとりました。 そうすると女性の声で
「あの…あの…突然すみません…。  今晩、あの…泊めて頂けませんか」と。
声の感じでは40代ぐらい。その妙におどおどしていた感じが気になって
「え?泊めてくださいって母の知り合いの方ですか?」と 聞き返しました。すると相手は
「いえ…全然違うんです…あの…私近所のマンションに住んでまして あの…私会社をクビになって…あの…
もう住む所がなくて…だから泊めて頂きたいと…」 話がよく理解できなかった私は
「母の知り合いではないんですね?でも泊めるのは…」と おろおろしてしまいました。そこで見かねた母が
「私が変わるから」といって、インターフォンで話はじめました。 私は一体なんなんなんだろ?と思って、
玄関の窓越しに相手を見に行きました。 私が玄関の窓越しにみたその女性は、明らかに変な人でした。
まず、顔はもうどうみても50代なのに金髪の長髪。 白い帽子をかぶっていて、明るい緑のブラウスに
赤地に白の水玉のふわっとしたスカート。 右手にはたくさんの物が入った紙袋を持っていました。
その様子をみて、「これは変な人だ!!」と察知した私は まだインターフォンで話している母に
「ちょっとママ!玄関に来てる人、絶対変! 怖いからもうやめよう!相手にしないで『駄目です』っていって断ろう!」 とまくし立てました。
そしたら母は「ははははは」と笑って 「なんかこの雨の中、傘もなく歩いてきたんだって。  怖いなら傘だけでも貸して帰ってもらおう」
と言うじゃありませんか。 その日は確かに雨がざんざん振りでした。 私はもうその人の外見をみてるので泣きたくなって、
こういう事にだけは度胸がある母をうらみました。 私は怖くなったので、玄関から離れた奥のリビングで
玄関の様子を伺っていました。
母が玄関を開けて話している声が聞こえてきて
しばらくすると「家には入れられません!帰ってください!」と
母の怒鳴り声が聞こえました。

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 06:15:05.67 ID:XD9FtNcW0
私は普段、母の怒鳴り声なんか聞いたこともなかったので、 それだけでかなりビビッてしまい、その時点で涙目になっていました。
玄関ではガチャガチャガチャガチャ!!とチェーンの付いた扉を 無理やり開けようとする女性と、閉めようとする母が出す音が大きく響き渡り、
17歳の私を泣かせるだけの迫力がありました。
でも、その押し問答の最中も聞こえてくるのは母の声だけ。 相手の声はしません。
やっとバタン!と玄関が閉まる音がして、母がふぅふぅ言いながら 部屋に帰ってきました。
「あの人、やっぱり○○(私の事)の言うとおりだね。 頭おかしいみたい。怖かったでしょう、ごめんね。」
と母が言うので、「なんかされたの?大丈夫??」と聞き返しました。 すると母はまた笑って
「いやいや、全然大丈夫。今日はもう寝なさい」と。
しかし、この話をしている最中にまた玄関のチャイムが 「ピーーピーーピーーピーーー」と物凄い勢いで鳴り始め、
今度は玄関のドアがドンドンドンドン!!と叩かれました。 私のビビり具合はMAXに達して、
「警察に電話しようよ!」と泣き始めました。
母は「あとしばらく続くようなら警察を呼ぼう。 あなたはもう寝なさいって。大丈夫だから。」と言い、
寝る準備を始めました。私は怖くてなかなか寝付けず、 しばらく玄関の音に耳をすませていました。
玄関の音は30分ぐらいで止みましたが、それ以来しばらくは 夜中のお客さんは怖くて怖くて仕方ありませんでした。
その夜の出来事から5年後、私は一人暮らしを始める事になりました。
明日から新しい部屋で暮らす事になった晩に母と話をしていて 「そういえば、あんな事があったね~
私怖くて怖くてめっちゃ泣いた記憶がある(笑」と話したら、母が 「う~ん、あれだけで怖がってるようじゃ 大丈夫かしらね、一人暮らし。」
というので、「あれだけで?」と聞いたら母が言うには。
私ね、あの時あなたが物凄い怖がってたから、言わなかったけど、 まずあの人ね、雨が降ってる中歩いてきたっていったのに、
全然雨にぬれてなかったのよ。 で、左手にバットを持ってたの。 しかも、あの人、男の人だったよ。
私が腰を抜かしたのは言うまでもありません。 警察呼んでよママ…。
「なんで警察呼ばないの~!!!」と言ったら 「なんだか逆恨みされそうじゃない、家はもう知られてるし」と。
その次の日から一人暮らしをする事になった私ですが、 怖くてしばらくは実家に帰っていました。
以上です。長々とすみませんでした。
みなさんも夜中の来客にはお気をつけください。


もうこれ怖い・・・俺一人暮らし始めるのに・・・。

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 06:16:29.93 ID:XD9FtNcW0
[焼いてくれ]
オレが昔火葬場でバイトしてた時の話。 ある日の朝に斎場(火葬場)の玄関を掃除してたら、黒いSUV車が入ってきて成金な感じで
時計もフランクミューラーなんかしてるおっさんが車から出てきて死体を焼いてくれって
言うんだよね。通常は死体なんか直接運んでくる前に業者とか親族から連絡があって、
こっちも届出人の保険証とか死亡届書を持ってくるようにとか時間も指定してお願い
するんだけど、そのおやじは斎場長にもう話が通ってるからすぐ焼いてくれって
かなり高圧的言ってくるんだよ。なんでとりあえずそのおっさんに待ってもらって
斎場長に話しに言ったら変事一つで焼いてやれっていうもんだから、しょうがなく すぐ準備してオーブン(火葬炉)開けたんだよ。
死体は30才くらいの男でなんかまだ死んだばっかというか普通の死体よりも顔も
ピンク色してたんだけどね。死体は普通焼く前にもう一回確認するんだけど外傷とか
は別になくてきれいなもんだった。で棺桶しめて炉に入れて焼き始めて大体20分く
らいしてからなんだけど、オーブンの中からもの凄い音がすんだよねドカンドカンって。
その時もうオレは目の前真っ暗になった。もしかして生きてたんじゃねーの?って…。
でももう20分もしたら桶なんか全部焼けてるくらいだし例え生きてたとしても今さら
開けて助けるのは無理だって思ってしかとしちまった。ていうか手足がガクブルってどう することもできなかった。
通常1時間くらいもあれば死体なんて全部灰になっちまう
んだけどめちゃめちゃ怖くて30分くらいずっとオーブン開けられなかった。例の成金
おやじみたいのはもういなくなってた。オレはどうしても怖いから斎場長呼びに行っ
てオーブン開けるの立ち会ってくれってお願いした。焼いてる途中で中で音がした
ことも全部説明した。で、結局斎場長が開けたんだけど、炉を開けるときになんか
焼肉みたいな匂いがぷ~んと漂って来た。で斎場長がトレイを引っ張り出したら
その男はなぜか半生に焼けただれていて体もうつぶせになっているように見えた。
その瞬間オレは訳がわからなくなって気が遠くなって倒れたんだけどね。でも今
冷静に考えてみるときっとその男まだ生きていたんだな…。そんで焼かれる熱さで
オーブン中で棺桶をめちゃくちゃにぶっ壊しながら暴れていたんだと思う。
恐らくそれで中のバーナーが壊れて体が完全に焼けず半生だったんだな。オレは
倒れてから一度もその火葬場には行ってないから正確な事情は良くわからない。
でもその後斎場長がオレのとこに合いに来てなぜか1000万くれた。他言無用だとか
そいうことは一切口にせず。ただ1000万くれたんだよね…。今はその金で暮らして
いるわけだが。トラウマになって今でも夢にでてくる。しんどいわ。

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 06:17:59.85 ID:XD9FtNcW0
[幽霊とセクース]
ある学生がアパートに一人で暮らしていた。 ある夜中に目が覚め時、部屋の中には彼以外誰もいないはずなのに、
部屋の中から、人がいるような音が聞こえていた。 それで目を開けて見ると、部屋に若い女性が座っていた。
彼は状況が掴めないまま驚いて電気を点けた。 すると女性は消えてしまった。
彼はそれらの音や女性は幻聴や幻覚がはっきり現れたものだと思い、
自分の精神に深刻な異常があるのではないかと考え、不安になった。
それから彼は電気を消し、寝ながら幻覚について考えていると、 またさっきの女性が現れた。
女性は自分の意思から独立し、何か意思をもって現れてるように 感じるので、幽霊ではないかと思った。
でも女性を見ている時、周りの現実感が薄く、 それは幻覚かもしれないと思った。
それで彼は、それが幻覚か幽霊かを確かめることにした。
始め女性に対し口や、直接心で話しかけたが、反応がなかった。
それで彼は、女性に対し、警戒することをやめて、
親しく思うようにして感情を開き、意識や感覚を受け入れた。
すると彼女は表情が柔らかくなり、顔をこちらに向けた。
それから彼は、彼女に対し心で直接に意識を伝えた。
彼女はそれに反応し、明るい感じになりにこっとしたり、
じっと見ていたり、拒否して戸惑った感じになったりなどした。
それに対し彼は、彼女が意識を受けて彼女自身で行為しているのか、
それとも自分の意識で彼女を動かしているのか、わからなかった。
そして彼女に対し、いろいろ想像しその意識を伝えた。
その内、彼は彼女に引き込まれ、 彼女と一体になりたいことを強く意識し、 欲求のまま彼女を誘導し、裸にしてしまった。
すると突然、彼は、自己のまとまりの感覚や現実感が崩れ、
震えが起こり、それに対しとっさに自己のまとまりや現実感を 引き戻そうとしたが、止まらず、
同時に女性はうれしそうな表情で、しっかり彼をつかまえ、
大きな高い声を出しながら、部屋一杯に膨らんでしまった。
その後、彼は精神分裂病と診断され入院し、
今は、発病当時の状態と比べ通院できるまで病状が軽減した。
しかし彼によると、彼は今も、肉体や心が その女性に飲み込まれたままになっている。
また自分の肉体をその女性の肉体とも感じるし、
彼の心の中にその女性の心が入り込んだままになっている。

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 06:18:40.45 ID:XD9FtNcW0
[オカルト好きの霊]

ついこの前聞いた話。
又聞きなので正確ではないかもしらんが。

高校生の男の子なんだが、ある時突然視界を妙なものが横切るのを見た。
それ以来、時折黒い影や光のようなものを見ることが多くなった。
家族に訴えたが、だれも相手にしてくれない。それどころか母親などは叱りつけたらしい。
というのも、この男の子は日頃からオカルトっぽいものが大好きで、
心霊番組なんかもマメにチェックしていたらしい。だから母親は
「あんな下らないものばっか見てるから変なこと考えるようになるのよ!」って怒ったわけだ。

そのうち彼は変な頭痛や体のだるさを感じるようになった。
母親はますます怒った。「馬鹿なことばっか言ってグズグズ怠けようとして。 もっとちゃんとしなさい!」
そんで彼のコレクションをムリヤリ棄てて、毎日たたき出すようにして学校に送りだした。

ところがその後しばらくして男の子は学校で倒れて病院に運ばれ、
診察の結果脳腫瘍が発見されたそうだ。
医者に「息子さんは変調を訴えてはいなかったのですか? 
なぜもっと早くに病院に連れてこなかったのですか?」と言われた母親は号泣していたそうだが。
日頃からオカルトな言動をしていた息子が悪いのか。
子供の話をちゃんと聞かなかった母親が悪いのか・・・。

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 06:20:01.89 ID:XD9FtNcW0
たぶんそろそろ連続投稿の規制くるな・・・

[カーテンの向こう]

もう10数年前の話なのですが。 当時私は花の女子高生で、良性の腫瘍を取り除く手術をするために、
2~3週間ぐらい入院しました。 それが起こったのは、入院初日のことでした。

入院が始まり、身の整理を一通りやった後、 レントゲンやら尿検査やら血液検査やら検査まみれで
その日はぐったりしてしまいました。 9時消灯で電気が消えると言われたとき、
そんな時間で寝られるかぁ~~~!と思いきや、 消灯と同時に高いびきで眠りこけました。

目が覚めたのは何時だったのか、私は覚えていません。
2人部屋の廊下側のベットで寝ていたのですが、
窓際のベットから話し声がうるさくて目が覚めたんです。
おぉ!幽霊か!と、正直期待したんです。
今考えれば馬鹿な考えだったのですが。
でも、それはなんて事はなく、テレビの音だったのです。
どこかのチャンネルでトークショーでもやっているかのような音でした。
話の内容までは聞こえてこず、何だか人のひそひそ声が静かな病室に
雑音のように聞こえて耳障りでした。
耳を押さえて背を向けて、そのまま寝てしまおうと思ったんです。
でも根っから夜行性の私。9時から寝たというのも災いして、全然眠くならないんです。
看護婦さんに言おうか。それとも私がカーテン開けて文句を言おうかと悩み、
でも入院初日から問題起こして問題児のレッテルを貼られるのもイヤなので、
今日は一日我慢して、これからもこれが続くようなら文句を言おうと心に決めました。
でも、やっぱりイヤなモノはイヤで、私は思わず思わせぶりな大きなため息を付いたんです。

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 06:20:42.38 ID:XD9FtNcW0
その瞬間でした。
その隣のベットから「ククッ」と、押し殺したような笑い声が聞こえたんです。
うぁ!と思いました。テレビ見て笑ってるよ!と。
思わず文句を言ってやろうかとそのベットのある方のカーテンを睨み付けたとき。

カーテンが透けてテレビの明かりがチカチカと光る中、
隣のベットの主がベットから身を起こしたのが、影になって見えました。
その影が黒に近い赤いスリッパを履くのをカーテンの下から確認できました。
そのままトイレに行くのかと思ったら、
スリッパを履き、そのまま前に突進してくるのです。
ゆっくりゆっくりと。
滑るように一歩を踏み出し、本当にゆっくりと前に進んで来るんです。
前は、私と隣のベットの間には、境界線のように引かれているカーテンがあります。
そこに向かって、ゆっくりゆっくりと赤いスリッパが迫ってきます。

赤いスリッパの主はやがてカーテンに当たりました。
ふわっとその人にカーテンが張り付きます。
想像できますか?カーテンの凹凸で人の形がわかるのを。
背の高さはもとより、鼻の高さ、おでこの高さ、二つの胸の山、
身体全体の凹凸が、ぺったりと張り付いたカーテンを通じて見えるのです。
私がすでに恐怖に縛られ悲鳴すら上げられず、それ以上前に来ないでと、
思う暇すらなくその赤いスリッパの主を見上げていました。
赤いスリッパの主は進むのをやめました。
しかし今度は両手を真っ直ぐだんだんゆっくりと上に持ち上げていくのです。
カーテンはその両手にかかったまま、一緒に上へと持ち上げられていきます。
クリーム色で赤い水玉をあしらったネグリジェが徐々に下から見えてきました。
赤いスリッパの主は、真っ赤な前掛けを掛けて・・・・・

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 06:21:22.91 ID:XD9FtNcW0
もう判っているでしょ?
その真っ赤なスリッパも、赤い水玉のネグリジェも、真っ赤な前掛けも、
全部血の色だったのです。
徐々に上げられる手は、私に向けられて、またゆっくりゆっくりと歩を進めて・・・

悲鳴・・・というよりも、金切り声を上げて失神しました。
次の日の朝、目が覚めたら別の個室の病室で寝ていました。
目が覚めた瞬間、すぐにナースコールを押しまくって、
みっともないのを通り越して看護婦さんに泣きつき、全部話ました。
その日から私は、今までいた2部屋からかなり離れた6人部屋に移動となり、
夜は睡眠薬、昼間は騒がしいおばちゃん達にホッっとさせてもらって、
無事入院完了できました。
結局、あの隣のベットで何があったのかは教えてくれませんでした。
でも笑いもせず、ちゃんと話を聞いてくれた看護婦さんは、
きっと何かを知っていたのでしょうね。

話は以上です。
本来なら、あの病室でむごったらしい死に方をした人がいて・・・と、
話すべきなのでしょうが、尻切れトンボのようで話が終わってしまい、
申し訳ないですが、これがすべてです。
追記するなら、寝る前には確かに隣ベットに人はいたのです。
普通のパジャマを着た、かなりのおばあちゃんだったはずなんですが。
ネグリジェなんか着せたら、それこそ怖そうな(w
カーテン越しのあの身体の凹凸。胸の高さを確認することが出来たので、
垂れていそうなおばあちゃんでは、あれはちょっと。
それと、入院した人なら分かると思うのですが、
カーテンはテレビぐらいの光はまっっったく通しません。
そんな薄いカーテンではなかったんです。
では、私が見た影は?と思いました。
以上です。長い話、失礼しました。

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 06:22:04.90 ID:XD9FtNcW0
[蛍光灯チャチャチャ]

このスレが怖かったから、蛍光灯を点けたまま寝ようとしたんだ。
ただ、電気代を考えて(おれ独り暮らし)、片方だけ残してね。そ
したらさ、いつもの癖で全部消しちゃったんだよ。
チャ(蛍光灯Aオフ)
チャ(蛍光灯Bオフ、豆球オン)
チャ(豆球オフ)て紐を3回引いて。

当然、部屋の中はほぼ真っ暗。慌てて点け直そうとしたもんだから、
また3回引いちゃって。
チャ(蛍光灯ABオン)
チャ(蛍光灯Aオフ)
チャ(蛍光灯Bオフ+豆球オン)となったわけ。

豆球一個だと、それはそれで怖いよね。逢魔が時って感じ? 結局、
慌てまくってまたまた3回、
チャ(豆球オフ)
チャ(蛍光灯ABオン)
チャ(蛍光灯Aオフ)て引いたんだ。

本来ならそれでOKなんだけど、蛍光灯がチカチカしてる瞬間に見ちゃっ
たんだよ。見知らぬ男がね、一緒になって紐を引っ張ってやがんの。
そりゃもう楽しそうに。部屋が明るくなったら消えたけど。

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 07:06:34.32 ID:XD9FtNcW0
支援サンクス><
けっこう見てくれてる人いるのかな

[瞬き]

ある日、友人が「こんな写真が撮れた」と、僕の部屋に持ってきた。
それは、廃屋の朽ちかけた屋根の辺りに、ぼんやりと顔のようなものが
写っている写真だった。
目が、宇宙人の様に「妙に」黒目がちで、気持ち悪いな~と思っていると、
ふいにその目がまばたきをした!

「わあッ。まばたきしたよ!」と友人と驚いていると、
隣の部屋で寝ていた姉が、真っ青な顔で飛び込んできた。
「違う違う!まばたきじゃない!」
きょとんとしている僕たちに、姉は話し始めた。

隣で寝ている姉は、夢を見た。
弟(つまり僕)たちが、部屋で写真を見ている。顔が映っている。
次の瞬間、「わあッ。まばたきしたよ!」という声で、飛び起きた。
「夢で隣の部屋を見たの!?」と驚いていると、
「まばたきじゃない。それね、白目剥いたの白目!」

つまり、黒目が全部ひっくり返る程白目を剥いたのを、僕たちはまばたきと間違えたのだった。

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 07:07:15.14 ID:XD9FtNcW0
[本の中のメモ]

高校3年のときの話
図書館で本を借りたら、本の中に「こんにちわ」と書かれたメモが入っていた。
次の週また別の本を借りたら、「こんにちわ。このまえのよんでくれましたか]と書かれたメモが入っていた。
それから一週間に一回くらいのペースで私の借りた本の中にメモが入っていた。
そこには「こんにちわ」から始まって、私がやったことが書かれていた。
(「こんにちわ、こぶんのじかんねちゃだめだよ」のような感じで)
私の直前に借りた人は毎回違うし、他の人にこのメモが入っていたという話は聞かない。
一応借りる前に、パラパラページをめくってメモがないかチェックしていたが、いつの間にか挟まっている。
同じ学校の人がやっているのかと思ったが、学校以外で学校の人が回りにいない時に起こったことも書かれていた。
三ヶ月くらい経って、いい加減恐くなり友達に相談をした。
友達は、返事を書いてみたらどうかという。
私は「こんにちわ。いつもお手紙ありがとう。でも、私もうすぐ卒業だからもう手紙読めないんだ。ごめんね。さようなら。」
と書いて、本を返却する時に挟んでおいた。
次本を借りた時、またメモが入っていた。
そこには「わかった。ばいばい。」と書かれていた。
それからメモが挟まっていることはなくなった。

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 07:07:56.46 ID:XD9FtNcW0
[かがめ]

知り合いから聞いた話。

1/2
その知り合いが厨房だった時の修学旅行の話なんだけど、
修学旅行中は別段何もなく帰ってきた。
その後、学校で修学旅行の写真をクラスの皆で見ながら
どれを注文するかな~みたいなことをやってたそうだ。
するとそのクラスの集合写真(でかいやつ)の一枚に人の顔みたいなものが写っている。
クラスの一人がそれに気づいて騒ぎ出した。するとすぐにクラス中は大騒ぎ。
騒ぎと言っても、昼間だし皆もいるから
怖がって騒いでるというよりは、心霊写真なるものが撮れたことに興奮して騒いでいた。
「絶対偶然だろ!?」「そう見えるだけだよ。」
などと口々に言っていた。
しかし、よくみるとおかしなことがある。

2/2
その“顔”は集合しているクラスの皆の一番後ろの列の右端に写っていたのだが、
その“顔”のすぐ下に写っている(つまり一番後ろの列の右端に立っている)クラスメートの
男の子が、なぜか顔をかがめるようにして写っているのだ。
その男の子が顔をかがめているせいでその“顔”は写っていた。
それに気づいた一人の子が、その男の子に聞いてみた。
「あれ?お前なんで顔かがめてんの?」
するとその男の子は、

「いや・・・、後ろから誰かに、かがめって言われたから・・・。」

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 07:08:44.40 ID:XD9FtNcW0
[鏡の中の話]
小さい頃、俺は何時も鏡に向かって話し掛けていたという。
もちろん、俺自身にはハッキリとした記憶は無いが、親戚が集まるような
場面になると決まって誰かがその話を始める。
近所には同じ年くらいの子供が居なかったので、寂しくて鏡の自分に
語りかけていた。そういう事になっている。
事実は違っているが親や親戚に話せるはずも無い。
だから、ここに書いてみようと思う。他の板なら頭がオカシイと思われる
だろう。でも、この板のこのスレッドなら平気だ。
俺はただ、誰かに話したかっただけで、相談に乗って欲しいわけじゃないし、
暇つぶしに読む人も居るかもしれない。どうせ誰にも解決できない。

小さい頃の記憶は曖昧なので書きようが無い。
はっきり鏡に人影らしきものが映るようになったのは、中学の頃だった。
昼も夜も無い。鏡を見ていると、俺の後ろに誰かが横切ったり、
誰かが覗き込んでいるような顔が映るようになった。
そうなると人の視線を感じたり、気配を感じるようになる。
落ち着けないし、深い眠りにつくことも出来なくなった。
気の所為かもしれないが、俺は自分の部屋から鏡を無くした。
それは一月程で消えた。すっかり見ることも無くなって忘れていた。

十年経って、俺は一人暮らしを始めた。
先週の事だ。夜中に車を運転していてルームミラーに目をやると、
そこに人の顔があった。急ブレーキで停車し、後部シートを振り返ったが
誰もいない。だが、ミラーの中の顔は消えずに俺を見ていた。
不思議なことに、前髪がミラーから生えてユラユラ揺れている。

やっと気がついた。 鏡に映っている訳じゃない。鏡の中から俺を見ていたんだと。
車をそこに置き、一時間かけて歩いて帰った。 今、テレビから這い出してくる貞子の映画を思い出している。
正直言って正気でいる自信が無い。

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 07:10:06.69 ID:XD9FtNcW0
[ぶっ殺すぞ]
26年生きていて1番恐かった体験を書きます。

僕は4年前に入社して以来、2年間社員寮で暮らしていました。
そこは社員寮とは言っても、70年代風の普通の一軒家で
同僚のYが一緒に住んでいる以外は寮長もいない住まいでした。

仕事は24時間、3交代ですが、新人の半年間は夜勤をやらせてもらえません。
話は、半年後に初めて夜勤をやったときのことです。
その日、僕は身体がくたくたになり寮で泥のように眠りました。

目が覚めたとき、昼前だったと思いますが、やけに耳障りな音で目が覚めました。
頭がはっきりしてくると、それは声であることがわかります。
ブッ殺すぞ! ブッ殺すぞ! ブッ殺すぞ!殺してやる! ブッ殺すぞ!絶叫する声。隣の家からです。子供の声とも老婆の声ともつきませんでしたが
とにかくすごい剣幕なのです。壁などを手当たりしだい叩きまくる音もします。
キチガイじみた人が隣に住んでるんだと思い、憂鬱になりました。

次の日、会社でこの話をしたところ、有名らしく、以前この寮に住んでいた先輩も
「ああ、隣に住んでる人ね、ちょっとおかしいんだよ。そのうち慣れるから」といっていました。
確かにそれから数ヶ月は気にせずに過ごせたのですが・・・
ある夜、昼間の勤務を終えて寝ようとしていたとことに例の「ブッ殺すぞ!」という声が聞こえてきました。
こんな夜遅くにまで!さすがに腹が立ちそうになったのですが、ちょっとおかしい。
声が寮のすぐ外から聞こえる気がする。
そもそも、ブッ殺すって、誰を。
そう考えると背筋が寒くなるのがわかりましたが「自分のはずがない」と言い聞かせ、その日は寝てしまいました。
それから数日間、隣の家は静かでした。
その日も僕は仕事から帰り、寮の鍵を開けて、玄関に入りました。
すぐに服を着替え、風呂に入る。疲れが体から抜けていきます。
風呂から上がって、2階の自分の部屋に戻ろうと階段をのぼった、そのときでした。

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 07:10:48.64 ID:XD9FtNcW0
視界の端に、後ろから階段をのぼってくる人影が見えたのです。

ああ、Yか。
しかし、それは違うことにすぐに気がつきました。
Yはそのとき夜勤で、今は会社にいるはずだからです。
背筋に冷たいものが走ります。
じゃあ、誰なんだ?

僕が振り向くか振り向かないかの次の瞬間


ブッ殺すぞ!!!!!!


そこには、いつも隣の家で叫んでるあいつがいたのです。
僕は前身の毛が逆立ったのを憶えています。
子供とも老婆ともつかない声のそいつは容姿も子供のような老婆のようで
目は見開き、鼻はつぶれ、口は曲がり、とてもこの世のものと思えませんでした。
だいたい、いつから、どうやってここに入ってきのか。混乱している僕に向かって
そいつは突進してきました。手には得体の知れないものを持ってます。
僕は必死の思いで「誰だてめーは!!」と叫ぶと、そいつは急に驚いたように
玄関から逃げていきました。そしてそいつの去ったあとにはうんこのような臭いのする
足跡が残されていました。

その後警察を呼び2度とこういうことはありませんでしたが、本当に最悪な出来事でした。
今はその寮も後輩が使っていますが、いまだに階段をのぼるとき誰かが後ろから追いかけてくる気がして恐くなります。

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