3D-CTでは骨盤底に嵌まり込んだ湯呑みが確認できた.湯呑みは7×7×8.5cmと大きく,外来での摘出は困難であった.腰椎麻酔で肛門括約筋を弛緩させ経肛門的に摘出を試みたが,摘出困難であり開腹手術に移行した.
腹腔内から圧迫することで経肛門的に摘出を試みたが,湯呑みは小骨盤腔で仙骨のカーブに沿って嵌頓し微動だにしなかった.腹膜翻転部より肛門側に位置していたため,肛門側から圧排し腹腔内へ移動させた後に腸管を切開して湯のみを摘出することとした.
・問題の症例の3D-CT画像
第69回日本消化器外科学会総会https://t.co/BLijg62xE6
— qyen (@9yen) 2016年1月29日
なんというジャストフィットw pic.twitter.com/EQD58Ck4cq
しかし,同様に嵌頓した湯呑みは口側方向へも全く動かなかった.腹膜翻転部を切開しても小骨盤腔に嵌頓していることからworking spaceの確保は困難であり,湯呑みを破砕せずに摘出することは不可能と判断した.止むを得ず直腸内で湯呑みを破砕し経肛門的に摘出した.
圧迫による挫滅と破片による直腸損傷のため,双孔式のS状結腸人工肛門を造設し手術を終了した.手術時間は4時間51分であった.経肛門的直腸異物は比較的まれであるが,時に救急外来で遭遇することがある.本例は我々が検索し得た限り,硬性異物としては最大級のサイズである.
経肛門的に摘出困難で開腹手術に至った症例は過去に散見されるが,開腹手術でも摘出できず直腸内で破砕を必要とした症例の報告は1例もなく,その形状とサイズが小骨盤腔に適合し嵌頓したためと考えられた.
(source: MICEnavi - 直腸内で破砕せざるを得なかった巨大直腸異物の1例)
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連休は家をあまり離れることが出来ないので何処も行かず半引きこもり状態…仕方ないので湯呑を肛門に突っ込んで取れなくなり開腹手術の挙げ句に人工肛門になった64歳男性の症例を読んでいるhttps://t.co/iTGNYWco4e
— れにすけ (@ksdd_ksdd_ksdd) 2019年5月3日
> 64歳男性.自慰行為中に自宅にあった湯呑みを肛門に挿入した
— かず@犯人はヤス (@kazukusu) 2019年5月3日
あるあるw#今日の変態https://t.co/UPjIPh0Bh4
これ「肛門異物」でググったら普通に出てくるんだけど、特定しようとすればできるよな。皆様のご意見からすると消化器外科学会はアウトだね。https://t.co/2WWd10FVvm
— 陰キャラボ畜 (@inkya_physician) 2019年4月25日
https://t.co/Dt39X4kqmZ
— ギアラ 伍佰瓦 (@Ghialla500g) 2019年4月20日
まあ、しっかり学術的に報告されてるみたいですが、こういう学会ってガキ使みたいな雰囲気なのかなあ。
https://t.co/L0VsiZOKmL
— --- (@sasame_cuplay) 2018年11月11日
関節の隙間にがっちり嵌まり込んだのかしらこれ。どんだけケツの穴広がんの人類。
本人の尊厳を守るために安楽死を強く薦めとけhttps://t.co/DGVJM6Ikit
— みつき (@999holic) 2018年5月14日
「直腸内で破砕せざるを得なかった巨大直腸異物の1例 | 第69回日本消化器外科学会総会」って記事タイトルから得られるこの上ないワクワク感と、閲覧後のスッキリとした読後感が最高だった。「期待を裏切らない」とはこういうことを指すんだ。https://t.co/Q5l4xR6jRP
— あれっくす (@NStyles) 2016年1月28日
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