【ガルパン】ダージリン「ダジ子の部屋」
- 2019年05月08日 21:10
- SS、ガールズ&パンツァー
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・キャラ崩壊
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ダージリン「ご機嫌よう。英国淑女であるこの私ダージリンの語り場、『ダジ子の部屋』の素敵なお時間。
記念すべき第一回のゲストは、戦車道のレジェンドとして語り継がれる偉業を成したこの方、
西住流の血を引く戦車道の申し子、変幻自在の奇策でお馴染み、西住みほさんです。どうぞよろしくお願いしますわ」
みほ「よろしくお願いします。いいんでしょうか? 私なんかが第一回のゲストで」
ダージリン「もちろん。みほさんのファンは貴方が考えてるより多いのよ? 自信もちなさいな」
みほ「そうなんですか? 面と向かってそういわれると照れちゃいますね」
ダージリン「ええそりゃあもう。西住みほでググるとパンチラしてる試合のキャプチャをまとめたサイトがヒットしますしね」
みほ「え!?」
ダージリン「ところでみほさん、好きなSFを聞かれたとき『うーん、ドラえもんかなー』とかぬかすタイプの人間は好きかしら嫌いかしら?」
みほ「いやそんな場合じゃないでしょう。すげえこと口走りましたよさっき」
ダージリン「みほさんってエゴサーチなどはあまり嗜まれないのかしら?」
みほ「しませんよ。なに社交界の嗜みみたいな言い方してんだ。王子様の前でシンデレラがスマホいじるんか」
みほ「なんですかそのIQが20くらいしかなさそうな名前は!?」
ダージリン「はいどうどう。百聞は一見に如かず。その目で御覧なさいな」
みほ「……って、うわ、ギャー! やだ、や、消して! こんな、いや、消してください!」
ダージリン「消してって言われても私は管理人じゃないですし。ミーツ・Eって人が管理人らしいからコンタクト取ってみたら? 『私のでっけえケツを拡散するのはやめてください! プリプリ作戦中止です!』とか」
みほ「言い方ってもんがあんだろ!」
ダージリン「うーん、一番の人気はアレね。プラウダ戦で戦車の上に立ったときのキャプチャ。
あんな短いスカートで風が強いなか突っ立ってるとか、みほさんは痴女なのかしら? 桶屋じゃなくても大喜びね。
雪に埋もれながらお茶飲んでたわたくし達がかわいく思えるレベルの奇行。マジリスペクトの助ですわ」
みほ「やあああああああ!!!」
ダージリン「あ、そうそう言い忘れてたわみほさん。この動画は聖グロのユーチューブチャンネルで配信してるから。顔出しで。いつかは英語の字幕を付けて海外向けに」
みほ「なにしてんだこのタンニン野郎! 私のパンツ情報をワールドワイドにする気ですか!?」
ダージリン「まあまあ。広告収入の0.0001%をさしあげますから」
みほ「なんだその針先みたいなマージンは! 6V個体値最高の色違いでももうちょっと高いですよ!」
ダージリン「こんな格言をご存知? 『あー、不労所得が欲しいなぁ。猫の写真をブログにアップするだけでリーマン以上の金を稼げる身分になりてえなぁ』」
みほ「知るかッ! どこぞのダメ人間の寝言なんざよぉ!」
ダージリン「そういうわけなのでチャンネル登録ごきげんよう~」
みほ「チャンネル登録しないでください! 運営に報告をお願いします!」
みほ「はぁ!? じゃあなんですか。記念すべき第一回のゲストの私は、ただ全国ネットでパンツの宣伝しただけってか?」
ダージリン「番組的にも良くないので、これからはみほさんにいろいろと質問してみましょうのコーナー」
みほ「いまさら軌道修正もクソもないよ。ちょっとほんと、待ってくださいって。それよりもまず」
ダージリン「みほさんはなんでも、ボコられ熊のパコパコクマというお人形の大ファンであるとか」
みほ「なんですかそれ!?」
ダージリン「あと、パコパコクマみたいな名前のサイトにみほさんのお母様が出演していたという風の噂が」
みほ「貴様ぁ! 私になんの恨みがあるんだ!?」
ダージリン「ああお待ちになってみほさん。今思い出すから。ここんとこまで出てるから。えーと……マコはみほさんとこの操縦手だしラッコはクマじゃないし……。
ああそうだったわ、みほさんが好きなのはボコられ熊のマンk」
ラーラーラーラー
ダージリン「ごきげんよう視聴者の皆様。第二回のダジ子の部屋、前回が放送事故みたいな出来栄えだったので今回は真面目にやりましょう。
今日のゲストはこの方、わが聖グロ戦車道の優秀極まる装填手、オレンジペコさん。どうぞよろしく」
オレンジペコ「よろしくお願いします。というか、なんで私なんですか?」
ダージリン「大洗の誰かに出演を依頼しようと思ったのだけど、一同から生卵を投げつけられたから逃げてきたのよ」
オレンジペコ「そりゃそうでしょ。寮に引きこもったまま出てこないそうですよみほさん」
ダージリン「アメコミのヒーローも救った街の住人に石や卵を投げられるのが仕事みたいなところあるしね」
オレンジペコ「ないよ。少なくとも貴方はヒーローではないでしょ。ヴィランでしょう」
ダージリン「ところでペコ、好きな食べ物を聞いたときに『肉じゃがが好きかな』とかほざく男の人って信用できないと思わない?」
オレンジペコ「ダージリン様ってなんでそう、話の切り替えが直角なんですか?」
ダージリン「ちなみに私はキュウリが好きよ」
オレンジペコ「聞いちゃいないし……」
ダージリン「あらあらあら、あざといですわね。人気者になろうという計画かしら。ゆくゆくはどこぞの予備校講師のようにクイズに答えたり台本通りの蘊蓄を垂れ流したりだけでガッポガッポ稼ぐ身分になるつもりね、ああ悍ましい」
オレンジペコ「違えよ、わりと素直な気持ちですよ。ダージリン様にはまだ敵わないんだなって痛感するんです。お茶ひとつとってもあんなに美味しく淹れられるなんて、とても私には追い付けそうもなくて、だから私の憧れで……」
ダージリン「そりゃあそうでしょう。やっぱりリプトンは違うわね」
オレンジペコ「はい…………。え、今なんと? ああ、リプトンの茶葉のことですよね?」
ダージリン「いえ、リプトンの紙パック紅茶をレンジでチンしてあっためただけよ」
オレンジペコ「」
ダージリン「最初はイタズラ心だったのだけれど、あんまり美味しそうだったからリプトンのままでいいかなって」
オレンジペコ「ちょっと! 今まで私、え、私!?」
ダージリン「落ち着きなさいな。貴方が隊長になった暁には、名前もオレンジペコからリプトンに」
オレンジペコ「イヤですよ! じゃあずっとオレンジペコでいいですって!」
ダージリン「日東紅茶のがお好き?」
オレンジペコ「そういう問題じゃねえ!?」
オレンジペコ「な、なんでですか……」
ダージリン「ほらこれ、食べログでラーメン店のレビューを投稿しまくってる『ハマのペコっち』って貴方でしょう?」
オレンジペコ「ギャー! なんでそれを!?」
ダージリン「スープに反射してる顔をアッサムに解析して割ってもらったのよ。ペコはサングラスが似合わないわね」
オレンジペコ「科捜研の女かお前は!? いや違いますから他人の空似! ラーメンなんて下品な料理は私の舌に合わn」
ダージリン「レビュー文を読み上げてみましょうか。えーとなになに?
『んん! 暴力的なアブラが口の中でシャッキリポンとマリアージュ、これは百年に一度の出会いですな! そして啜るぶっとい麺のうめえことよ! いつも期待を裏切らない大将にマジの感謝&リスペクト。ゴチですぞ!』」
オレンジペコ「おいふざけんな! ルクリリなに笑ってんだカメラ止めr」
ラーラーラーラー
ダージリン「ごきげんよう、ダジ子の部屋第三回。今回のゲストは初回ゲストの西住みほさんの実の姉にして、強豪黒森峰女学院隊長を務めあげた戦車乙女。西住まほさんですどうぞよろしく」
まほ「よろしく。みほを随分可愛がってくれたようなのでとても楽しみにしていたぞ」
ダージリン「殺気がダダ漏れですわね」
まほ「複数アカウントによる低評価爆撃程度では腹の虫が治まらなかったのでな。法が許すならこの場でLiveLeak案件にしてやるところだった」
ダージリン「アレまほさんだったのね。めちゃくちゃな低評価が入ってるから何事かと」
まほ「安心しろ、小梅や直下にも手伝わせたから私だけじゃない。そもそもこの番組は素で不快だからナチュラルなファックサインも結構入ってるだろう」
ダージリン「確かにそうですわね。英国淑女たるわたくしがのっけから下ネタに頼るなどあってはならないことでした。反省しなくてはなりませんね」
まほ「そういうこと言ってんじゃないし、そもそもお前は日本人だろう。中華街の肉まん食ってコスモワールドで遊んで育った一般的ハマの人だろう。前回恥を晒したオレンジペコの同類だろう」
ダージリン「こんな格言をご存知? 『面倒くさいから先に言っておくけど、こりん星って港区だよ』
紅茶とスコーンがあれば、そこがハマだろうと学園艦だろうと宇都宮だろうとイギリスなの」
まほ「なんで宇都宮を引き合いに出した。好きなのか、餃子」
ダージリン「キャラとはなんでしょう。ハマーン様の部下かしら」
まほ「そっちじゃない。わかりやすく言ってやる。
例えば、イギリスから日本に来た留学生が『ワタシノコトハ玉露ト呼ンデクダサイ』とか言い出したらどう思う?」
ダージリン「バラエティ番組にたまに出てくるインチキ外人みたいですわね」
まほ「なにかと『ニポンニハ コンナ武士ノ格言ガアリマス』なんてぬかして場を引っ掻き回したり、雪が降り積もる中で抹茶を飲んだり、ガタガタ揺れる戦車の中で寿司を食ったり、部下にほうじ茶だの烏龍茶だの名前をつけたりしてたら?」
ダージリン「脳味噌にカフェインが蓄積しちゃってるのかなと心配になりますわね」
まほ「それがイギリス留学したお前の末路だ、ダージリン」
ダージリン「あら、わたくしオモシロ外国人枠?」
まほ「よかったな。海でサメに襲われても比較的生き残れる」
ダージリン「ハリウッドなんかのホラーやサスペンスに出てくるアジア人の主要人物はほぼ100%の確率で死にますけどね」
まほ「ああ、ちょっとな。害虫を駆除していた」
ダージリン「?」
まほ「より正確に言うと、獅子身中の虫かな」
ダージリン「うーん、それって昨日から『みぽりんおパンツチャンネル』に繋がらない不具合に関係しているとか?」
まほ「なに繋げようとしてんだ。お前本当は察しがついてるだろ」
ダージリン「でもまぁ、写真がばら撒かれた以上そこを消しても意味はあまりないんですけどね。ほら、『ユーカリの西住殿チャンネル』っていう新しいサイトが立ち上がってるし」
まほ「なるほど。急用ができたのでそろそろ私は帰らせてもらおう」
ダージリン「そうですか。それではごきげんよう」
まほ「前から言おうと思ってたんだがダージリン、お前ごきげんようって言っておけばなんとかなると思っt」
ラーラーラーラー
まほ「まぽりんの部屋、始まりだ。田尻はグレたオレンジペコの説得に出ているから今日は休みで、私が代理を務める。
本日のゲストはあの戦車道強豪プラウダ高校の隊長を務め、みほが戦車を降りて隙だらけのタイミングで戦車を撃墜するなど空気が読めないことでも定評のある女、カチューシャだ。どうぞよろしく」
カチューシャ「なんか言葉にトゲがあるんだけど。やっぱり恨んでたのね」
まほ「優勝して食べるボルシチの味はさぞ格別だっただろう? ん?」
カチューシャ「あんた結構ネチネチしてるわね。まあ、正直あのことは悪かったと思ってるわよ。でも気候的に視界も良くなかったし、試合中にフラッグ車の車長が試合を放棄するなんて前代未聞のことで予想もできなかったし、仕方ないじゃない」
まほ「そういうことか。じゃあいい、許す」
カチューシャ「意外と素直ね……。まあいいわ、カチューシャよ。今日はよろしく」
まほ「ああ、よろしく。そういえばノンナはどうした? いつも狂ったように肩車してるからいないとなんだか違和感がすごいんだけど」
カチューシャ「あー、ついて来るってあんまりにもしつこいから、ボルシチにちょいと細工をしてしばらく寝てもらってるわ」
まほ「……いいのか、これ配信してるぞ」
カチューシャ「いいのよ。ちょっと思うことがあってね」
まほ「思うこと?」
カチューシャ「そ。いい加減ノンナには私離れしてもらわないとって思っててさ」
まほ「まあ、そりゃあ……」
カチューシャ「いい加減独立してくれたほうが、隊長としては嬉しいのよね。だから、この番組に出るのはあの子にとってのショック療法。こども扱いされて毎日ボルシチ食べさせられるのも飽き飽きだしさ」
まほ「毎日、毎日か……。そりゃあ、好物でもキツイな」
カチューシャ「いや……。はっきり言ってボルシチって好きでもなんでもないのよね。マホーシャ、ボルシチって食べたことある?」
まほ「無いな。なんとなく味は予想できるけど。トマトっぽい感じか?」
カチューシャ「よく勘違いされるけど、あの色はトマトじゃないのよ。ビーツって赤いカブの出汁。濃そうな見た目してるくせにさ、なーんかすっとぼけた味なのよね。というかただの野菜スープよ。スープストックみたいなのならまだしも本場スタイルを毎日はちょっとね」
まほ「Oh……」
カチューシャ「ぶっちゃけ私、イカの塩辛とかで白いご飯食べたいタイプなのよ。道民だから海の幸なのよね。あー、鮭のルイベ漬けの味が恋しいわぁ」
まほ「ルイベ? ってなんだ」
カチューシャ「凍ったお刺身をそのまま食べるのよ。お口の中で溶けてシャリシャリの奥からお魚の旨味が湧いてくるの。ご飯が進むわよ」
まほ「ほぉ、それはなかなかそそられる。あれか、冷えてスライム状になったカレーをあえてそのまま熱々ご飯に乗せて食べる感じか」
カチューシャ「なーんか例えが芯を食ってない気がするけど、まあ目指す方向はそうかもね
カチューシャ「趣味ねぇ……テレビゲームかな。寒いところに住んでるとアウトドア方面は億劫になっちゃうからさ。ゲーム結構好きなのよね私。最近だとSEKIROなんか面白かったわね」
まほ「SEKIROって確かめちゃくちゃ難しいやつだろう。ディープなゲーマーだな」
カチューシャ「そうでもないよ。修羅ルートRTAが一時間割れない程度の腕だし」
まほ「よくわからんが、謙遜になってないことだけはわかる」
カチューシャ「マホーシャはゲームとかしないの?」
まほ「うちの親がどんな人間か知ってるか?」
カチューシャ「あー」
まほ「あのババアはセガ以外認めないんだ」
カチューシャ「え、そういう方面でゲームできないの?」
まほ「シェンムーの新作が出ることを祈願して毎年年始になると水垢離を始めるレベルだ。だいたい風邪をひく」
カチューシャ「うわぁ、ガチだぁ」
まほ「……おっと、名残惜しいがそろそろ時間だな。カチューシャ、折角だからあの名台詞でシメてくれ。ほら、じゃあねピロシキってやつ」
カチューシャ「……なんかそういうフリされると恥ずかしくなってくるんだけど」
まほ「いいからほれ、早く。終わってしまう」
カチューシャ「……じゃ、じゃあね~ピロs」
ラーラーラーラー
ダージリン「ごきげんようダジ子の部屋。まさか中学生時代のペコが有名なレディースのヘッドだったとは夢にも思わなかったわね。戦車が無かったら危なかったわ。
本日のゲストは強豪プラウダ高校の誇る名スナイパーが一人。技術だけでなくその美貌で多くのファンを虜にする魅惑の白い妖精。クラーラさんですわ。どうぞよろしく」
クラーラ「どーも。今日はよろしくお願いしますねー」
ダージリン「…………」
クラーラ「どしたんその顔? 鳩が豆鉄砲ってか豆キャノン?」
ダージリン「失礼ですが、クラーラさんですわよね?」
クラーラ「あ、はい。そうです。クラーラです。なんか変ですか?」
ダージリン「変というか、実は日本語が達者ということは耳にしていたけれどネイティブと区別がつかないレベルで困惑しています。カタカナじゃないというか」
クラーラ「それはですね、ボ〇ー・オ〇ゴンとかアグ〇ス・〇ャンと同じ理由ですよ。日本語わからないフリしてる方がキャラ的にも立つし、いろいろ得かなーって。
ああ、この番組が配信されてることは知ってますよー。ぶっちゃけ今のキャラも限界っていうかちょっちキツかったからさ。いい機会だと思ってね」
ダージリン「……まあいいでしょう。まほさんにお株を取られて悔しいし、今回はちゃんと進行しますわ」
ダージリン「そうですか。クラーラさんのご趣味ってなにかしら」
クラーラ「話の切り替えが強引だなぁ。趣味はですね、バラライカの演奏かなぁ。バラライカってわかる?」
ダージリン「鎮魂の灯明は我々こそが灯すべきもの、亡き戦友の魂で、我々の銃は復讐の女神(ネメシス)となる」
クラーラ「カラシニコフの裁きのもと、5.45ミリ弾で奴らの顎(あぎと)を喰いちぎれ!!!」
クラーラ「……って、それじゃないって。楽器、楽器だよロシアの」
ダージリン「そうなんですか。折角ですし、演奏を聴かせていただける?」
クラーラ「いや、今日持ってきてないんで」
ダージリン「……噛み合わないですわね。じゃあ最近身の回りで起きたなにか事件とか、面白い出来事とかあれば教えていただけません!?」
クラーラ「おー、フリートークで尺を稼ぐ魂胆ですな」
ダージリン「いいから」
クラーラ「ほいほい。で、事件……事件かー。ノンナっちがちょっとアブナイ人になったくらいかなー」
ダージリン「? なんですかそれ?」
毎晩毎晩、白装束に蝋燭を挿したハチマキと般若面を装備して、寮の壁に『許すべからずダージリン。三千世界のカラスを操り、貴様の朝寝を奪い去る』って藁人形打ち付けてんのよ」
ダージリン「なぜわたくしが!? 前回の放送はまほさんが担当でしょう!?」
クラーラ「ほら、なんだっけそういうの。コヨーシャセキニン?」
ダージリン「わたくしは雇用者じゃないのですが……」
クラーラ「まあ大丈夫でしょ。そのうち正気に戻るって。所詮、学校内だけでの上下関係なんだし頭が冷えたら受け入れるよ。ガチのロリコンってわけでも、多分、恐らく、計算上は無いだろうし」
ダージリン「そこは断言してほしいですね」
クラーラ「そういえば、次回の放送にノンナっちがぜひ参加したいって言ってるんだけどどうしよっか。ここで決めてくれるならありがたいな。ノンナっちもバラライカ弾けるから準備できるし」
ダージリン「……次回は継続高校のミカさんに来てもらうことになってます。カンテレ特集です」
クラーラ「えーいいじゃん。あんなコソ泥高校の親玉なんか呼ぶことないって」ピリリリリリ
クラーラ「あ、ごめん。電話だ。うちのニーナっちからなんだけど出ていい?」
ダージリン「どうぞ」
クラーラ「すぐ切るから。あ、もっしーニーナっちどしたのー? ん? ダージリンに代われって? ほいほーい」スッ
ダージリン「なぜわたくしが司会をすると趣旨が迷子になるのかしら。もしもし?」
ノンナ『明日来てくれるかなー?(裏声) いいともー!』
ブツッ
ツーツー
ダージリン「……ニーナさんじゃありませんでしたけど」
クラーラ「あー、道理で今にも泣きそうな声をしてたわけだわー。うん、ごめん。やっぱノンナっちは笑い事じゃなかったわ」
ダージリン「……こんな格言を知っている?『やっぱり神様なんていなk」
ラーラーラーラー
ミカ「ミカの部屋の始まりだよ。こんな番組にやる意味なんてないんじゃないかな。とは思っていたけど、大金を積まれたからには全うするとしようかな。
今日のゲストはえーと、なになに? プラウダ高校の」
ノンナ「ノンナです」
ミカ「……」ポロロン
ノンナ「私はとてもイライラしています。その理由がわかりますか?」
ミカ「風の吹く理由を誰も知らないのと同じく、私にはわからないね」
ノンナ「そうですか。じゃあ体に教えてあげましょう。ターゲットとは違いますが、貴様らにはたっぷりと貸しがありますから」
ミカ「暴力に訴えるのはよくないんじゃないかな。いや、ほんとちょ、待……や、やだ助けて、おかあs」
ラーラーラーラー
ダージリン「ダジ子の部屋、本日のゲストは二回目の出演となります。プラウダ高校戦車道の隊長、カチューシャさん。どうぞよろしく」
カチューシャ「カチューシャよ! しゅくせーしてやるわ!」
ダージリン「そうですか。ところで、ゾンビはノソノソ歩くのと走るのとではどちらがお好き?」
カチューシャ「カチューシャよ! しゅくせーしてやるわ!」
ダージリン「カチューシャ? 質問の答えになっていないのだけど」
カチューシャ「カチューシャよ! しゅくせーしてやるわ!」
ダージリン「……ルクリリ、カメラを止めなさい。いいから早く」
カチューシャ「カチューシャよ! しゅくs」
ラーラーラーラー
ダージリン「ダジ子の部屋、前々回と前回でいろいろあったおかげで運営に怒られたので、これが最終回となります。今まで応援ありがとうございました。
というわけで、ラストを飾るのはもちろんこの方。『黒森峰女学院戦車道でマウスの車長やってる人』ですわ」
マウ子「な、なんで私がー!」
ダージリン「めぼしい有名人にはみんなNG出されちゃったから仕方なく」
マウ子「当たり前でしょ!? 馬鹿なの!?」
ダージリン「ほとぼりが冷めた頃にもう一回やるつもりではあるけどね。今日のところは貴方で我慢ですわ」
マウ子「最悪だこいつ……」
ダージリン「早速質問なんだけど、実写版のキャシャーンって個人的には結構アリだと思ってるのよ。マウ子さんはどうかしら?」
マウ子「知るかっ! 終われこんな番ぐm」
ラーラーラーラー
終
最終章第二話が来月に差し迫ったのでリハビリで書きました
やめときゃよかった
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- 明里「秒速5センチメートル……覚えてる?」
今週
先週
先々週
コメント一覧 (4)
-
- 2019年05月08日 21:42
- おもしろーい
-
- 2019年05月08日 22:18
- みぽりん厳選厨かよぉ!?
…それはさておきちょっとプラウダに偏り過ぎかなって
もっと各校のキャラで見てみたかった
-
- 2019年05月08日 22:21
- 口が悪くなるタイプのキャラ崩壊は割と好きだけどこれは悪い例だな
-
- 2019年05月08日 22:40
- ノンナがミカに体に聞く(意味深)シーンをください!
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