フランス海岸で「謎の文字」が刻まれた岩が発見される…解読できた人物に賞金
こちらはフランスの北西部の沿岸にあるプルガステル=ダウラ村。
数年前にメッセージが刻まれた岩が発見され、数世紀前のものと推定されています。
問題は、現時点でその文章が何語であるのかすら解明されていないこと。そのため村は、解読できた人物に賞金を支払うと発表しました。
A small town in #Brittany in #France is offering €2,000 to the person who can unlock in incscriptions on a stone in the village that date back to the 18th century. https://t.co/BihhAkLW5e
— RFI English (@RFI_En) 2019年5月11日
そして、こちらが文字が刻まれた岩。
最近まで発見されなかった理由は、村外れの海岸であったことと、干潮時にしか姿を現さないため。
村長によると、バスク語や古ブルトン語などの推論は挙がったもの現地の人では特定できなかったことから、2000ユーロ(約25万円)の懸賞金をかけて広く公募したのだとか。
主に大文字のアルファベットが使用されており、
「ROC AR B... DRE AR GRIO SE EVELOH AR VIRIONES BAOAVEL... R I OBBIIE: BRISBVILAR... FROIK... AL.」と読めるそうです。
他には帆船と思われる絵、1786年と1787年の年号も含まれています。
バスティーユ監獄が襲撃され、フランス革命が勃発したのが1789年5月5日。その数年前ということになります。
この公募によって、歴史の謎が解明されることを期待したいですね。