『はじめの一歩』第1263話、それがあったら勝てた…という話ですか?
「はじめの一歩」感想レビューです。最新話の内容(ネタバレ)を含みますので、読む場合は自己責任でお願いします。
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「はじめの一歩」感想レビューです。最新話の内容(ネタバレ)を含みますので、読む場合は自己責任でお願いします。5月22日、毎週チェックしていただきありがとうございます。第1262話の感想レビューは諸事情のため少し遅れます…。『はじめの一歩』第1260話で超感動…新
『はじめの一歩』第1263話「弱点を乗り越えて」
週刊少年マガジン2019年26号「はじめの一歩」第1263話より
すげー良かった第1261話…とはともかくとして、第1262話はいろんな件で先週読めなかったので…スルー。というわけにはいかないので…。まあアレです、第1262話は、間柴が大人になったなぁって。そして今後は世界に向けて動き出すぞっていうことを宣言しておりました。
そんなわけで、素晴らしくも成長してくれた間柴に感動したのですが…ここで一歩、自分が負けた理由が分かったという。え?何?もしかして後悔してる?
一歩に未練あり
一歩の負けた理由…そんなんパンチドランカーだろ!って話なんですけれども、まあそれは後々で…。一歩と別れた木村・青木、そして弟子どもが一緒に居酒屋で飲む飲む。
まずは、青木の狙っていた相手・伊賀のこと。こうなると青木は間柴狙いになるか…かと思ったらそんなことはなく、あくまで狙いは伊賀。そもそも伊賀としては、勝てば東洋太平洋王座、負ければ日本王座保持のまま、間柴が世界へ飛び立つので、伊賀的には全くもって損のない戦いだった。まあ間柴のとてつもない強さが分かった格の差感じる戦いを来場者に見せちゃったけどね!
で、青木は伊賀を狙うのです。姑息…なんてとは思わない。むしろ今だからこそ、日本王者になるチャンス!青木にはがんばっていただきたい。
…で、そのときに話に出たのが、一歩の話。一歩は今、未練でいっぱい。間柴などの試合を見て、ああこうすればいいっていろいろ学ぶことはあったはずだ。でもそれは活かせない。だって一歩、引退してんだもの。
一歩、負けた理由は…
最初の負け…伊達戦ではなくて、引退直前の2連敗の話。どうやら何かあるらしい…ってどう考えてもパンチドランカーの影響でおかしくなってたんじゃないの!?
でもどうやら違うらしい。テンプシーロールを得てから、自分に失ってしまったものがある…と。
おっベイベー、それはなぜか…じゃなくて、何なのか…そう、左のジャブらしい。
この左ジャブ…相手に先手を打たせないという、そして相手を調子づかせないというパンチであり、たぶん使う相手の多くが信頼できる強力なパンチ、だ。でも一歩はテンプシーロールで潜り込むことばかり考えていたもんだから、後手。基本中の基本であるパンチが、できなくなってしまって…。
と、一歩は後悔してるんですけど…言わせてもらっていいですか?それを指摘するのは会長の役目ちゃうんです?一歩は引退してすごく後悔している。たぶん今ならボクシングがしたくて仕方ないと思う。その気持ちは分かる。でも、もう引退したから気持ち切り替えないと…。で、それはそれとして、会長が指摘してればもしかしたら勝ててたかもしれない。
…勝ててたかもしれないけど、パンチドランカーだから勝つ負けるとかそういう話じゃないって!一歩…自分はぶり返すだろうなぁって思ってたけども、やはりか…一歩が未練で苦しい思いし始めた。ここからが辛いぞ…。
でも辛いけどもどうしようもないことなので、自分から言えることは「気持ち切り替えよう」そして「久美ちゃんに告白しよう」としか、ないです…。
引き伸ばしクソ漫画
苦しいときにジャブで相手を突き放す凡百な選手なんて掃いて捨てるほどいるんだって。
強い相手、大きな相手、目にも止まらぬほど速い相手、そんな強敵たちを相手に被弾を恐れず前に出たからこそ幕ノ内一歩は魅力あったんだし、皆から敬意を払われてたんでしょ?
そしてそれは、鴨川会長の現役時代の姿そのものじゃないっすか。
選手から指導者の目線に代わって、危なげなく勝つ方法に気づくとこまではいいけど・・・それを肯定しちゃったらこの漫画の全否定じゃんかよ。鴨川会長、言葉を選べよ?
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