6/1(土) 12:15配信
　２０２０年東京五輪・パラリンピック組織委員会は１日、五輪聖火リレーでランナーが着用するユニホームのデザインを発表した。都内で行われたイベントでお披露目された。リレーのコンセプト「Ｈｏｐｅ　Ｌｉｇｈｔｓ　Ｏｕｒ　Ｗａｙ（希望の道を、つなごう）」に基づき、リレーらしさ、日本らしさとともに、聖火リレーから本大会へつないでいく、その連続性を表現している。

　世界的に活躍する尾花大輔氏監修によるもので、白地のユニホームに描かれた、胸中央と背中の聖火リレーエンブレムをつなぐデザインは、神事に起源をもち、駅伝などで使用される襷をモチーフとしている。生地には、聖火リレーのプレゼンティングパートナーであるコカ・コーラ社が協力し、同社内で回収したペットボトルをリサイクルした素材も用いられている。

　この日のイベントには、聖火リレー公式アンバサダーを務める柔道五輪３連覇の野村忠宏氏、女優の石原さとみ、お笑いコンビのサンドウィッチマン、パラリンピック３大会出場の田口亜希さんらがユニホーム姿で登場。野村氏は聖火リレートーチを手にＰＲしていた。石原は「アンバサダーが勢ぞろいするのは初めて。緊張していますが、皆さん、楽しんで」と会場に集まった人たちに呼びかけた。サンドウィッチマンの富澤たけしは「石原さとみちゃんって、本当にいるんだと感動しています」と壇上をなごませた。石原は「斜めの線が足元まで伸びていて、グラフィカルだなと思った。ユニホームは走った人しかもらえないんですが、この上着にスカートやパンツを合わせた、スポーツミックスのスタイリングができるな、と。欲しいなという気持ちが走りたいなと思わせます」と絶妙な“服レポ”を披露していた。。

　また、聖火リレーのＰＲ映像などの音楽は、作曲家の井上ヨシマサ氏が担当。ＡＫＢ４８の「Ｂｅｇｉｎｎｅｒ」など、数々のアーティストに曲を提供してきており、映像ＢＧＭの他、ジングルなども担当。この日のイベントでは、森喜朗大会組織委員会会長から感謝状が贈られた。

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