午前0時過ぎに玄関のドアのロックが外れる音がしました。

私はいつもの様に玄関まで迎えに行くと、妻は俯いてセミロングの髪を垂らし、赤いハイヒールを脱いでいました。

俯くとキャミソールの胸が垂れ、盛り上がって露出した乳房が零れそうで、体をちょっと動かすとその乳房が妖しく揺れ、スカートからはみ出た白い綺麗な太ももが艶めかしく、私はそんな妻の姿に興奮しムラムラとさせらたのです。



「疲れただろう?」

そう労わってやると



「・・・」

無言で頷き、妖しい目を向けて来たのです。



その妖しい目は・・妻が3ヶ月ほど前から隣り町の歓楽街で風俗嬢のアルバイトを始めてから見せる目付きなのです。



その目は私に媚びるような・・あるいは『あなたの為にして上げているのよ!』っと、年下の甘えん坊の夫を諭しているようにも見えるのです。



妻が風俗の世界に足を踏み入れたきっかけは・・私が強い寝取られ願望を持っていた事と・・妻にも堕落願望が有ったからなのです。



私達は高校の同窓で妻が2才年上の29才。結婚してもう4年が経つのです。





結婚をして私の仕事の関係でこの街に転勤して来たが、結婚して2年も経つと妻とのセックスにマンネリ感を覚え始め、私の『寝取られ願望』が頭をもたげて来たのです。



夏の暑い夜だったと思うのです。



ベッドで妻の大きな乳房を弄びながら



「靖代は他の男と寝てみたいと思った事はないのか?」



そう聞いてみたのです。



妻だって世間には寝取られ願望を持つ夫がいる事や、夫公認で男と遊んでいる妻がいる事くらい既に知っていたのでしょう。



「有るって言えば誰と寝ても良いの? 私が誰かと寝れば吾郎は興奮するのでしょう?」



笑いながら茶化すように答えたから、私がマゾヒストで寝取られ願望を持つ事は既に見抜かれていたのです。



でもその時はまだ冗談だと考えていたと思うのです。



だがそれから始まった私の説得に寝取られ願望が本物だと知り、妻には浮気願望が有ったのか、私が『誰と寝ても良いから考えてくれよ。』そう説得すると、三カ月ほどして妻がパートで勤める個人経営の会社社長と『寝ても良いか?』と許しを請うてきたのです。





妻は雰囲気がタレントの『小池栄子』に似ているし、豊満な体つきまで似ているから、妻がその気になれば大抵の男は簡単に引っ掛かってくると思うのです。



私は妻が男と寝る事を願望していたから二つ返事で許してやると、妻は社長と飲みに行きもうその夜ホテルに行ったのです。


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