カナダのIT会社で働いて、驚いた事まとめ・・ そんなツイートがネットで話題に。
オフィスワーカーはGパンが一般的。ネクタイをしている人は少ないのだとか・・
このツイートには大きな反響が寄せられる・・
・問題のツイート
カナダのIT会社で働いて、驚いた事まとめ:
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月5日
・スーツで来るな!クライアントに見えるからGパンで来い
・体調悪いならSick dayを使え
・有給取る時、理由を言わなくていいから
・残業したら出来ない奴と思われるから5時で帰れ
・「家族の都合で...」と言った瞬間、部署全員が「Family first!」の大合唱
前ツイート、沢山のいいね・RTを頂いているので少し補足です。
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月5日
オフィスワーカーだと、上はそれなりにパリッと、下はGパンが一般的です。清潔感があれば良くて、服装で誰にも何も言われません。営業職や役員など、他社に出向く予定があるとスーツの人も居ます。それでもネクタイまで締めないですね。
カナダのIT会社で働いて、ダメだなと思った事まとめ:
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月6日
・実力主義は顕著。働くまでのハードルが高い
・パフォーマンスが悪いと直ぐに解雇
・解雇は急でかなりドライ。ドラマで観るダンボール渡される→机を片付けて去るシーンを何度も観た
・朝礼などでパートナーやジムの話を延々とする人が必ずいるw
残業代に関して。カナダの会社で残業は一般的ではありません。(飲食業など一部そうでない業種もあります)
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月6日
従業員に残業させると会社側が2倍近い残業代を払う事になるのと、従業員の方も残業代に対して多くの税金を支払うなどの法整備が整っています。
人件費と製品の値段を公正にする仕組みです。
カナダは「8時間以上働くとパフォーマンスが著しく下がる」との共通認識があると思います。人間が集中出来るコアタイムは3-5時間が限界です。
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月6日
サッカーの試合で90分を超えて、毎日延長120分を戦ってる社員だらけの職場を想像してみて下さい。
残業はゼロが基本で、身体を休めるのも仕事の一部です。
「カナダ」だと流石に主語が大きいので、オフィスワークの慣習が全業種に行き届いている訳ではありません。
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月6日
イエローナイフの鉱山業は2週間働いて→1週間休むなど変則勤務も盛んです。広告代理店はクライアントやイベントの都合で土日働く事もあります。土日出たら、月火は休みになりますが(経験談)
仕事の作業量に関して。バンクーバーのIT会社(9年間で計4社)で働いた経験上、
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月6日
・その日のタスクは事前に決定→チーム内で共有
・従って残業すると、「時間内に終わってない奴」とレッテルを貼られる
・残業の発生は仕事の振り分けが悪い上司やマネージャーの責任。ここが彼らの腕の見せ所となる。
上司との付き合いに関して。
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月6日
・下の名前で呼び合う。肩書では呼ばない
・何時に出社しようが帰ろうが、タスクが終わっていれば何も言わない
・部下の仕事の遅れは上司の責任なので、タスクの振り分けはかなり慎重
・クリスマスは上司が部下全員にプレゼントを配る(チョコレートやブックシェルフ等)
カナダの給料に関して。
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月6日
・給料は月収では無く、年収を12ヶ月で割る(プロ野球選手っぽい?)
・面接で提示された額は、残業代とボーナス含まず
・ボーナスはまず出ない
・交通費も出ない
・給料は基本アップしない
・上げる方法は、「転職する」か「ヘッドハンティングされたと自分から交渉する」
試用期間に関して。カナダは「実力主義」ですが、
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月6日
入社後、3ヶ月間のプロベーション(試用期間)を経て、正社員になります。この期間は仕事を覚える猶予が与えられ、もし職場が合わないと感じたら、辞めるのは自由。会社側もこの期間内に解雇するのは自由。
双方に見定める期間が設けられています。
会社と家族の関係について。
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月7日
カナダは良くも悪くも家族・カップル文化です。会社の飲み会は「家族の同伴可能」なスタイルが主流。
出欠の際、「Spouse来る?」と聞かれますが、これは「配偶者」の意味だけでなく、同性パートナーや交際中の恋人は勿論、時にはルームメイトなどの友人も参加可能です。
人種構成に関して。カナダの会社と言っても自分の場合、
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月7日
1社: 80人の企業(オール人種)
2社: スタートアップ(社長/営業はカナダ人、他非英語圏)
3社: 広告代理店(オールコケージャン=白人)
4社: ソフトウェア会社(社長イラン人、他非英語圏)
カナダにある日本の企業も「カナダの会社」です。
カナダの雇用形態に関して。
— ティミー玉手@ビジネス英語と海外情報をお届け✨ (@timmytamate) 2019年6月7日
Full-time: 9-5時で働く正社員。雇用終了期間は無く一安心だが、解雇される時はされる。手当有り(バケーション休暇等)
Contract: 半年〜1年程の契約社員。手当が無い分、給料は高め。
Probation: 正社員になる前の3ヶ月間の試用期間。パフォーマンス次第で採用orクビ。
病欠制度です。有給に似た制度ですが有給とは違い日数にはカウントされません。
— ぺんた (@plageoj) 2019年6月5日
すばらしいですね。僕も今日本の会社で約1年私服勤務したのですが、これらのメリットを感じています。
— ケイ@お金を生み出すための時間を生み出すために定時で帰ります (@mikaitabi) 2019年6月6日
・体温調整しやすく仕事中の不快感が無い
・肩や首のこりが緩和
・スーツ代が浮く
・クリーニングの手間が省ける
・”自分”を理解してもらえる
最初は浮きますが、時が経てば周囲も慣れるようです。
文化の違いだろうなぁ
— Dwaered (@dwaered) 2019年6月6日
日本がこうなるにはあと、40年はかかるな
風通しが凄く良さそうと思う反面、雇用の不安定さも垣間見えますね。
— 内海真二 (@crosstownkids3) 2019年6月6日
ただ、最近の日本では従来の長時間労働や体育会系気質に加え、成果主義の弊害で雇用の面でも見劣りするようになり、両者の“悪いところ取り”の状態になっているように思います。
残業予定分の仕事までを全部定時に終わらせて帰ってるとお前の班余裕あるから人を減らすとかいう経営者を金属バットで滅多打ちにしたりせずに合法的に駆除する方法を教えてほしいです。合法になるなら金属バットも可。
— にのら (@_ninora) 2019年6月6日
・会社を辞める時の日本人サラリーマン vs. アメリカ人セールスマン