445英一郎さんが亡くなる2日前まで連絡をとっていた女性・サツキさん(仮名)は、こう語る。「『彼は殺されてもしょうがなかった』といったような意見が少なくありません。でも、私はそうは思えないのです。少なくとも私にとっては、今のように悪く言われるような人ではなかったからです」・・




サツキさんと英一郎さんの出会いは約2年前。2人がプレイしていたオンラインゲームを介して知り合った。

「私のツイッターのアイコンをそのゲームのキャラクターにしていたら、英一郎さんからフォローされたんです。それでお互いにダイレクトを通じて、やりとりをするようになりました。リアル世界で会うことはなかったのですが、この2年間、頻繁に連絡を取り合っていました。

 英一郎さんは当初から、『自分の父は農林水産省の事務次官を務めた、あの熊沢です』と明かしていました。それは自慢するといった印象ではなく、お父様のことを尊敬していることが伝わってきました」


・話題となっている 熊澤英一郎さんの報道




 オンラインゲームでは、プレイヤーたちは好きなキャラクターでゲームに参加する。そのゲーム内の「仮想空間」で知り合った他のプレイヤーたちとチームを組んで一緒に戦うこともできる。近年、オンラインゲームがきっかけで交際や結婚にいたる男女も少なくない。

サツキさんと英一郎さんは、そういった男女の仲にはならず、攻略法を相談しあったり、英一郎さんが珍しいアイテムを彼女に送ったりと、“戦友”のような関係だったという。最近のやりとりで、サツキさんの心に強く残っていることがある。

「少し前に私はネット上のトラブルに巻き込まれて、他のユーザーから中傷を受けて、ものすごく落ち込んでいたんです。そうしたら、英一郎さんが『大丈夫。自分も同じ目にあってすごく落ち込んだけれど、明けない夜はないから』って励ましてくれたんです。

『英一郎さんはメンタルが強いですね。私もがんばりますね』というような返事をしたら、彼はあるプロボクサーの言葉を引用して『なぜあなたはそんなに強いのですか、という質問に、それはね、一度負けたことがあるからさ』って。彼自身、過去につらい経験をしてそれを乗り越えてきたんだなって思いました。私は彼の励ましが心強くて、またゲームの世界に戻ることができました」・・

・詳細は(source: NEWSポストセブン - 元次官に殺害された息子が女性に伝えた「大切な人」の存在






・この女性はあくまでオンライン上での付き合い。
実際に一緒に生活し、対峙していた父親とは立場が違う。
この父親がどれだけ苦しんだか、他の誰にもわからなかったと思う。

・私は古い感覚なのかもですがオンライン上のゲームのやりとりだけで人間性やら分かるのでしょうか。なんとでも書けますし…

・人である以上、どんな人でも良心はある。
でも、この息子さんは普段から生活、行動、言動からして犯罪を起こす危険性があると、一番身近な存在である父親が判断して、あのような事件を起こしたんじゃないのか。
ゲームやSNSで人を判断するのは危険だということは過去の様々事件でも証明されている。

・サツキさんと息子の関係は現実的ではなく、仮想世界の話。女性の気を引くために珍しいアイテムを送ったり、父親の名前も自分を飾るためのアイテムに使っているためにしか思えない。数時間会話しただけのサツキさんに、数十年養ってきた親の気持ちがわかるわけない。
きちんと顔を上げて連行される父親のすごさがわかりますか?池袋事故の犯人と比べると、この父親の芯の強さはすごい。それはサツキさんがもらった珍しいアイテムとやらの比ではない。

・ネット上の女性の前では優しく強い人間を演じられただけで、リアルの世界では家族に暴力を振るう弱い人間だったってこと。リアルで戦っていた両親の辛さを考えた方がいいと思います。

・オンライン上ではいくらでも自分を演じられる
現実が荒れてるからこそバーチャルでは優しくなれる
親子もバーチャルならみんな幸せに暮らせると思う


・熊沢英一郎さんの人物像