33国際政治学者の三浦瑠麗さんが、過去に受けた性暴力や長女の死産の経験を綴った自伝を出版した・・






14歳、中学3年生のとき、小説を読みながら帰宅していた三浦さんは、後ろから寄ってきたバンに乗っていた男たちに声をかけられた。


・三浦瑠麗さん



《あとはあまり覚えていない。覚えているのは痛みと、死ぬのだろうな、という非常にリアルな感覚だけだ。私の頸に手をかけたそのうちの一人ののっぺりとした眼つきが醜くて気持ち悪く、せめてもっと楽な死に方をさせてもらいたかった。少なくとも一人は知っている顔だったと思う。

殺風景な新幹線の高架下で、ほらよ、と放り出されて、私はバッグとスカーフを胸に抱えて家までよろよろと歩いた。自分がどんなにぼろぼろでも、いつも通りの田舎の風景は微塵も私の心に寄り添ってはくれなかった。

きちんと閉まった正面の門を避けて庭の戸口から入り、母が茅ヶ崎の庭から持ってきて植えたあんずの木の下で、隠れるように外水栓の水で顔と手を洗った。制服を脱ぎ捨てたのち、手負いの狼のように私は炬燵の中で唸った。下腹部の痛みが尋常ではなかった。手でさわると血がついた。

(「初めての経験」より抜粋)》

そのときは母親には言わなかった。警察に通報しなかった。産婦人科にも行かなかった。

その後、付き合った男性には言ったり言わなかったりしたけれど、この体験をもって、自ら性暴力被害の当事者だと表明したこともなかった。

性犯罪をめぐって意見表明したツイートが炎上し、謝罪したときでさえも・・

・詳細は(source: BuzzFeed Japan - 14歳の帰り道、車でさらわれた。あれが「魂の殺人」だと、今の私は思わない


・三浦瑠麗さん



・とても辛い経験をされたんですね
今頃その獣達は、どうしているのか・・・
また同じことを
繰り返しているのでしょうか?

・ここまで辛く苦しい経験をされていたことを知って言葉がなくなった。この方の発言はここまで覚悟して話していることなんだと重く感じたし、よい伴侶の方と出会って本当によかったと思った。

・すべての意見に賛同はしないけど、瑠麗さんのまっすぐ前を見て意見を言う姿は好きです。
恵まれた環境のお嬢様だと勝手に思ってたのですが、内から滲む強さは環境ではなく、自身の内面と向き合って得たのですね。

・バンが横付けしてという手口は昔から聞くね。知人の女の子も路地を歩いていたら横付けしたバンに押し込められそうになったことがあった。中学生にもやるのか…聞くだけで怒りが沸くわ。

・瑠麗さん、考え方のしっかりした真面目な人なのに、高校の頃は授業を真面目に受けないなどしていた経験談を語っていたのに違和感があったが、そもそも学校に通学すること自体トラウマになる怖くて辛い体験をされていたんですね・・・

・魂どころか身体的にも死に値する仕打ち。よくぞここまで立ち直り強く生きてくれたと思う。同じような目にあった人達に少なからずとも考え方に影響を与える事でしょう。性犯罪をした者には去勢または永久に社会から抹殺するべき。


・三浦瑠麗さん