『五等分の花嫁』第89話、私は彼女に、幸せになってもらいたい。私はこの子を、何としても幸せにしなくちゃならない
「五等分の花嫁」最新話の感想レビューです。最新話のネタバレを含みますので、読む場合は注意してください。
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『五等分の花嫁』第89話「私と姉妹②」
はい、そういうわけで「五等分の花嫁」第10巻が6月17日に発売されるわけですよ。表紙は予定通り、四葉。一花から花嫁衣装が続いてきたわけですが、四葉はどこか花嫁というよりも天使…キューピットという感じがするのは自分だけでしょうか。自分は花嫁にはならない、しかし誰かを幸せにするぞという意気込みみたいなものを感じてしまっています。
ええ、自分でも分かってますよ。この変な思考。でも仕方ないじゃない…ここ最近の四葉を見てたら辛いんですもの!!!
…ニ乃一筋で生きていくと決めていたはずなのに、ここの管理人はその決断しちゃダメなんじゃないかと…四葉が幸せにならなきゃダメだろって思い始めています。なんて罪深いんだ…。
五つ子たちが、成長して…
10歳ごろかな…まだみんなソックリでマジで見分けがつかなかったころの五つ子は、母親を亡くしてショックのまま、中学生へと成長した。そして成長するやいなや、一花は髪をバッサリと切り、ニ乃はチャーミングなリボンを2つつけて、三玖はヘッドホン装着してた。
この髪型の変化が一番早かったのが、四葉。それに影響されて五月もまた☆つけだしたんだけど…。でも、一番変化を求めている四葉は、今じゃ考えられないんだけども、めちゃくちゃ勉強がんばった。誰よりも勉強して、誰よりも賢くなって、誰よりもお金稼いで…
週刊少年マガジン2019年28号「五等分の花嫁」第89話
間違いなく五つ子の中で一番がんばってたと思う。思うからこそ三玖に歴史で負けて、数学でちっとも点数が取れなくて…そして四葉、病む。
五つ子の弊害…というと表現はアレかもしれないけども、このときの四葉はホントに辛すぎるだろって感じてしまった。だって五つ子の中で自分が一番になろうとして努力していたのに、それが実を結ばれなくて、むしろ負けてるんだもの。
そうなった理由は、風太郎に気づいてもらえなかったから。四葉はホント、五つ子の中で最も異性で人生狂わされてたんだな…。別に風太郎は悪くないし、一花も悪くない。三玖だって五月だって悪くない。もちろん四葉は悪くない。ニ乃は可愛すぎる。
四葉が狂っていく…
勉強がダメならと、部活でがんばる四葉。そしてそれは実績となり、インターハイ出場にまで成長した。まずこの時点で四葉は努力によってすごい報われたんだなって思った。そう言ってあげたい。だけど四葉、そのことに対して「私が姉妹で一番」「特別なんだ」って思っちゃってた。この思考はすごい分かる。分かるけども…これは良くない。
そして部活での成果をふっとばすほどの大事件へと繋がっていく…そう、落第。五つ子たちが転校するきっかけになってしまった…。
こうなったのは、四葉が全然勉強できずテストで不合格してしまったから。部活の多重入部しちゃうくらい勉強してなかったもんだから、成績が最悪だったみたいで…。
ここの管理人、高校生のときに国語の期末テストで学年最下位を最低3回は取った経験があるんだけど、それでも落第になることはなかった。追試験は何度もやった気がするけど。
四葉の場合、落第…だけど内々で話をつけたパパさんのおかげで転校処分でなんとかセーフ。だけどその転校は四葉だけ。自分が一番になろうと…いや、自分がいる意味を作ろうとがんばってきたはずなのに、気づけば一人になってしまっていた。これは四葉過酷すぎんよ…。
しかし天使現る
愛してるって言っていいかな…?
四葉が転校するなら自分たちも付いていくと、四葉を見捨てなかった五つ子。ニ乃はテストに合格したけどカンニングしてやったぜーニヤニヤニヤニヤしちゃってもう可愛すぎるんですけど!!!!!
そのニ乃に協調するように一花も三玖も五月も、四葉と同じ道を選ぶ。なんて素敵な姉妹なんだ…。泣いていいですか?
このことがきっかけで、四葉は母親が言っていた五人一緒の意味を理解して、自分は皆のために生きようと決意する…。
…自分が一番になろうとして失敗したけども、でも皆のために生きようと決意した。あまり深く考えないのなら、四葉はすごく成長したなぁって感じるかもしれないけど、今の四葉のことを考えたら、この選択は果たして正解だったなんて、言えないよなぁ。四葉はこのとき、自分より皆のことを優先するようになった。皆のことも自分のことも幸せになる道、選んでいたらなぁ…。そう、ニ乃のような生き方ができていたらなぁ…。
そして物語は、第1話へと繋がっていく…というわけか。
四葉を振り返る
「五等分の花嫁」第1巻第1話より
「うーえすーぎさーん」って食堂で四葉が風太郎に声をかけたのが、第1話。このときは100点のテストを渡しただけなんだけど…まだ気づいてないよね風太郎のこと。でも風太郎との高校生になってからの出会いのときには、風太郎に対して最初から協力的だったし、もしかしたら気づいていたか…。
ということで、四葉が風太郎のことを気づいたのっていつからなのだろうか振り返ってみました。最初の出会いの時点では気づいていないと判断して、その次は…風太郎とのメアド交換かな?と思ったが、まだ気づいていないかこのときは…届いたメール、「上杉さん」ってなってたもん。つまり本名はまだチェックしてないか…。
しかし第3巻を読み直したときに、あの四葉の小悪魔的行動の意味が理解できてしまった。風太郎に対して「好きだから」と言ったシーン。
「五等分の花嫁」第3巻第21話より
四葉が一番最初に変わってくれたという風太郎の言葉に、このとき気持ち堪えられなかったのかな…。かつて自分が一番変わろうとしていてそれをやめたのに、でも変わったことに気づいてくれたって…。ということはですよ…このときに風太郎のことには気づいていたのかな?もしくは子供のころに出会った風太郎とは気づかず、でも心揺さぶられてしまったのか…。
「五等分の花嫁」第5巻第36話より
一方風太郎、四葉とのデートのときにかつて出会った女の子と重ねたシーンがあったわけなんですけれど、感じるものはあったんだなぁって思いました。そしてその後、零奈と風太郎が出会うわけなんですけれど…これ、完全に四葉ですよね?五月の変装とちょっと前まで思ってたけど、これは四葉だったんだよね…。
「さよなら」と宣言したことは、風太郎を選ばず五つ子たちを選んだってことかな。そしてこの話を聞いたニ乃の泣き顔は天使だったと。
…あーーーーーーーもうこういう推理モノはマジで苦手なんだっての!大体現代文で学年最下位を連発してた自分にはちっとも分からんの!「それとは何ですか?」の四択の正解率5%以下の自分にはマジで分からんっての!
…というわけで、リアルに四葉が風太郎のことに気づいたシーン分かった人、教えてください。でもまあ次回明らかになりそうだけども。
気づけば四葉に虜だった件について
四葉の真実が明らかになって、単行本を読み返して四葉の行動をチェックして気づいたんですけれど、自分、四葉のことめっちゃ好きになてね?
いやいや、自分には心に決めたニ乃という美少女がいるから…しかし幸せになってもらいたいのは四葉…ニ乃はどんなことがあっても幸せになってやるという凄みを感じて惹かれるが、四葉はこのままじゃどうがんばっても幸せになれないと感じてしまっててなんとかしてあげなければという想いが出てきてしまって…どうしたらいいです?
誤字脱字はこちらから連絡をお願いします。
心に素直になるのです。三玖から二乃に乗り換えた時のように、振り返ることなく四葉に乗り換えるのです。
それがJustice。
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