no title
1:2019/06/16(日) 20:36:04.81 ID:uBoQ/2Wsd.net
「……撃てんのかよ。コーヒーの中に沈んでいた拳銃だぞ」
「近頃の拳銃は、泥水の中に三〇分浸け込んでも、そのまま取り出して発砲できる。
 水で濡らした程度で弾が出なくなるとは思わない事だ。この辺りが、銃に疎い日本人の考え方だな」
言いながら、エーカーは迷わず引き金を引いた。
上条は思わず目を瞑りそうになったが、かろうじてそれを押さえつけた。
そして、

ガキッという音が聞こえた。
それ以上は何も起こらず、銃口から弾が飛び出す事はなかった。
安全装置がかかっているのではない。弾が切れている訳でもない。
二度、三度と引き金を引き、呆然とするエーカーの目の前で、上条は右拳を握り締める。
彼は言った。
「熱膨張って知ってるか?」
「ッ!?」
返事を待つより早く、上条の拳が飛んだ。
ゴッ!! という鈍い感触が、エーカーの顔から全体へ拡散した。
それでも彼は倒れない。上条はさらに左の拳を握る。
「さっきのダクトと同じだよ。物体は加熱すると体積を変える!」
左の拳が飛ぶ。
殴られたエーカーの頭が、後ろへ揺らぐ。
「銃のパーツだって似たようなモンだ! 熱湯の中に浸け込んでりゃ、細かいパーツの一つ二つは歪んじまうだろ!!」

2:2019/06/16(日) 20:37:10.87 ID:iPUIM0X50.net
はえー知らんかったわ

3:2019/06/16(日) 20:37:26.65 ID:9Yz365Gd0.net
急に雑な理論になるのすこ

5:2019/06/16(日) 20:37:47.76 ID:uRIZj9Zv0.net
昨今の銃は、熱湯に入れると膨らむんやで

6:2019/06/16(日) 20:38:17.75 ID:YcuKYD8o0.net
銃に詳しいほうの読みが謎理論で高校生に負けるのすげーわ

326:2019/06/16(日) 21:12:06.64 ID:88nJSlJM0.net
>>6
あまりにも自信満々で言われたらそうなんかもと思ってしまうやろ
ポーカーと同じや

4:2019/06/16(日) 20:37:32.23 ID:uBoQ/2Wsd.net
鋼鉄に染まった身体でこちらに向かう誠也。その彼に僕は瓶を投げつけて、瓶に入っていた液体が彼の全身に降りかかる。

 「なんだ……コレ?」

 「皆、一斉に矢を放て」

 僕の言葉に再び矢を放つゴブリン兵。だけど今度はその矢に火が付いていて、誠也の身体が炎に包まれる。

 「火だろうと俺のスキルが破られ……がぁ……ぁ?」

 炎の熱によって彼の鉄がドロドロに溶けていく、鉄が溶ければそこは元の身体に戻っていて。
 誠也は地面に身体を叩きつけながら苦しそうな呻き声を上げる。

 「あああぁぁあッ!? 熱い、熱い! がぁぁぁ!」

 ずっと同じあるいは似たような単語を呟き続け、地面に転がる誠也。その打ち上げられた魚のような姿を見ながら僕は微笑むと。

 「知っているかい? 鉄は熱に弱いんだ。これ小学生レベルの知識だよ」

38:2019/06/16(日) 20:42:51.11 ID:g/n4F0zc0.net
>>4
フライパンを火にかけたことも無さそうな理論

146:2019/06/16(日) 20:54:38.61 ID:qyJutrDw0.net
>>4
融解温度とか知らなそう

155:2019/06/16(日) 20:56:10.02 ID:y5VcAKRF0.net
>>4
戻っていて。の翻訳感すき

281:2019/06/16(日) 21:09:25.76 ID:buPAEKvm0.net
>>4
これきらいだけどすき

393:2019/06/16(日) 21:16:29.08 ID:ruh/OPIq0.net
>>4
最後のセリフよりそれまでの文章の酷さの方がどうかと思うわ