会場となったのは、台湾市松山文創園區 多功能展演廳、旧式の建物の中に様々な商業施設などがあり、さらに公園のような広場も充実している会場。木造校舎の学校のような雰囲気です。その会場の2階部分が、会場となります。

会場の中は、一室に「東方Project」のほか、「艦隊これくしょん」や「アズールレーン」、「ドールズフロントライン」など、複合的な同人誌即売会で、合わせて200ほどのサークルが集まったほか、2部屋が主催によるイベントスペースや企業スペースがなどが用意されていました。日本サークルはそのうち3割以上を占めていて、さらに日本企業の出展も目立つイベントでした。

主に同人誌を扱うサークルがほとんどで、日本とはそれほど違いはなし。コスプレサークルも多々参加しており、様々な写真集を出していました。興味深かったのが日本と台湾だけでなく、香港から参加のサークルもいらっしゃったこと。

興味深かったのが、香港から参加のサークルもいたこと。サークル参加の方に話を聞くと、香港では中々同人誌即売会がなく、また厳しくなっている背景があり、台湾へ行くことがあるとか。実際、このイベント以外でも台湾で香港サークルが参加するのを何度と見てきていて、その傾向は強くなっている印象です。

参加者ですが、イベント開始前の時点で1000人超えの列が発生し、建物内をぐるりと一周するほど長い列ができていました。また会場側から、あまりにも列が長くなったので前倒しで開催してほしいと意見が出て、まさかの15分早く開催されました。

開始1時間は来場者全員が会場内に入ることができず、また昼過ぎまで移動するのが困難なほど会場内が混み合っていました。特に東方音楽系サークルの人気がすごく、配置されていた壁側に行くこともできないほど。

イベントは5時間でしたが、公式によると、来場者数は2000人超え。過去に台湾開催の「博麗神社例大祭」などを見てきていますが、過去最大の印象を受けるほど、盛り上がっていました。

コスプレも撮影してきました

建物で囲まれた小さな自然公園で、コスプレを楽しむ方が多くいらっしゃいました。日本では中々体験できない、マングローブのような南国の植物に囲まれたロケーションなので、コスプレ好きにはたまらない環境だったと思います。

とはいえ、30度超えの猛暑日。さすがにずっと撮影というには大変でした。ただ建物にすぐ避難できるので、熱中症になった方はいなかった…と思います（一番ヤバかったのはたぶんここの管理人です）。

コスプレはほぼ台湾の方が参加していましたが、このイベントのために一般でコスプレ参加した方もいました。多くは「東方Project」ですが、「艦これ」「アズールレーン」「ドールズフロントライン」のコスプレイヤーもいらっしゃいましたね。

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