2. ソッダー家の子どもたち(1945年・アメリカ)

(Credit:HISTORIC MYSTERIES)

1945年のクリスマスイブの夜、ソッダー家には、兵役中の1人を除いて、9人の子どもたちと夫妻がいました。その後、火事で家は全焼します。そして、9人のうち5人の子どもたちが消えてしまいました。当初は火事の犠牲になったと判断されましたが、遺骨が見つかっていません。

さらに、火事の前にいたずら電話がかかってきたこと、救出を阻むようにハシゴが別の場所に移動されていたことが明らかになりました。イタリア人移民だった夫がムッソリーニを否定していたため誘拐された説やマフィアが関与している説も出ています。

3. 移民の子どもたちの失踪(1948年・イエメン)

1948年イスラエルが建国された時、5万人以上のイエメン人と世界のらユダヤ人たちが移住しました。そして、移民たちは一時的に収容施設に入ります。そこでは施設の病院側が理由をつけて、乳幼児を両親から引き離したことがありました。

その後、推定で650人か〜4,000人以上の乳幼児が両親の元に戻っていません。我が子が死んだと告げられたにも関わらず、遺体や墓もなく、死亡証明書をもらえなかった両親もいます。

最近のDNA鑑定で、死亡とされた赤ちゃんが、別の家族の養子になっていたことが明らかになりました。2016年、イスラエルの政治家もこの事実を認めています。

4. フライト19(1945年・アメリカ海軍)

フライト19は単独機ではなく、アメリカ海軍の5機のグループで構成されています。1945年12月5日、バハマとフロリダ間の訓練任務に向かった後、飛行機と14人の搭乗員が行方不明になりました。操縦中、コンパスの故障と天候の悪化に、一部のパイロットが動揺していたそうです。

その後、行方不明になった機体を探すため、2隻の飛行艇が派遣されました。しかし、そのうちの1隻もレーダーから消えています。海軍が大規模に捜索しましたが、遺体や残骸は発見されませんでした。

5. マレーシア航空370便墜落事故(2014年・インド洋)

2014年3月8日、マレーシア航空機が消息を絶ち、乗客と乗員合わせた239人が行方不明になりました。北京に向かうため、旅客機はクアラルンプールを出発しています。数カ月にわたる国際的な調査では、機体の一部しか発見されませんでした。

操縦中の不自然な行動から、機長を疑う声もありましたが、マレーシア政府は否定しています。フライトレコーダーを回収できていないため、何が起こったかわかりません。

6. フラナン諸島の灯台守(1900年)

スコットランドの人里離れたある島に、3人の灯台管理人が働いていました。3人は唯一の島民です。1900年12月26日、小型船がこの島に向かい、到着後に警笛を鳴らしました。しかし、灯台の管理人たちは姿を見せず、島から消えてしまっていたそうです。

また、灯台の暖炉は、1週間使われていませんでした。当局は、3人は大きな波に飲み込まれて、海に流されたと発表しています。

7. イグアラ学生誘拐事件(2014年・メキシコ)

2014年9月26日、100人のイグアラ市の大学生が5台のバスに分かれて移動していました。すると、警察が追いかけてきて、バスに向かって銃撃します。そして、2台のバスに乗っていた43人の学生は、留置場に連行されてしまいました。

その後、43人の学生は行方不明になってしまいます。当局は、学生たちは地元の警察官に誘拐され、麻薬組織に引き渡されて、殺害された上に焼かれたと説明しました。連邦裁判所は再度調査を続けるよう命じましたが、いまだにこの事件に関する証拠は出ていません。

8. ロアノーク植民地集団失踪事件(16世紀後半・アメリカ)

1587年、115人のイギリス人入植者たちが、ノースカロライナ沖の島にロアノーク植民地を設立しました。その後、別の戦争に出兵するため、植民地知事は島を出ます。3年後、島に戻ってくると、入植者は消えていました。調査は行われたものの、事件は謎のままになっています。

最も可能性が高いのは、入植者たちが地元のアメリカ先住民に溶け込んだという説です。他にも、スペイン人入植者に殺害された説や、イギリスに戻ろうとして海で行方不明になったという説もあります。現在も調査は続いているそうです。


どれも闇が深そうな不気味な事件です。人々はどこへ消えてしまったのでしょうか。


via: TOP TENZ