戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://karapaia.com/archives/52275975.html


迫り来る巨大な触手!メキシコ湾でダイオウイカの泳ぐ姿の撮影に成功(米研究) : カラパイア

0_e
oceanexplorergov / YouTube

 ヨーロッパに伝わる巨大頭足類の怪物伝説「クラーケン」のモデルとなった生物と言えば、そう、ダイオウイカだ。

 今回、深海の暗闇をうごめくダイオウイカの生きている姿が、メキシコ湾では初めて撮影されたそうだ。

 撮影に挑んだのは、アメリカ海洋大気庁(NOAA)海洋探査研究局のチームで、場所はニューオリンズから南東に160キロの地点の、深度759メートルの深海だ。

 このあたりの古い地図にはしばしば怪物が描かれ、船乗りに注意を促しているものがある。まさしくクラーケンの正体なのかもしれない。
スポンサードリンク


Here Be Monsters: Giant Squid Filmed in America's Backyard

迫り来る巨大な触手


 動画に映されている暗闇の中のヘリポートかUFOの発着場のようなものは、発光するクラゲを模した擬似ルアーだ。

 その向こうの闇にすぅーっと帯のようなものが浮かび上がったかと思うや否や、グワッと触手を広げながらルアーに襲いかかる。

 こういう触手表現、パニック系のホラー映画で見たことあるやつだ。

 でもエサかと思った光る物体が得体の知れないもので、驚いてサッと逃げて行っちゃったり、ダイオウなんてわりには案外可愛らしいところもあると思うんだ。

1_e1
oceanexplorergov / YouTube

撮影されたのは比較的小さな若い個体


 ダイオウイカは17.5メートル、推定1トンを超える個体が記録されており、ダイオウホウズキイカと並んで世界最大級と称される無脊椎動物だ。日本での発見例は外套長1.8メートル、触腕を含めると6.5メートルのものがある。

 だが今回撮影されたものはそこまで大きくない。

 NOAAのブログによると、カメラの前に姿を現したダイオウイカは3〜3.7メートルで、おそらくは若い個体なのだそうだ。

 ちなみに自然環境で生息する生きたダイオウイカが初めて撮影されたのは、2006年のことで、このときは船上からのものだった。
 
 さらに2013年にもNHKによる小笠原沖の映像が公開されたが、こちらは結構衝撃的な映像だったので鮮明に憶えている人もいるんじゃないかな?

・深海の巨大生物「ダイオウイカ」その姿がついにお茶の間に顔を出す : カラパイア


Giant Squid Caught on Tape for First Time for Discovery Channel's 'Monster Squid: The Giant Is Real'
References:NOAA / / written by hiroching / edited by parumo
あわせて読みたい
深海の巨大イカ「ダイオウイカ」は同一種。しかも相当数生息している可能性。のDNA解析で判明(国際研究)


伝説のクラーケンのモデルとなったあの生物が日本上陸。全長4メートルのダイオウイカが生け捕りされる(新潟県)


海に住む巨大種たち。海に潜む巨大な18の生物


巨大生物に襲われる的なパニック映画のリアル版?巨大イカがサーフボードに巻きついてきて・・・


伝説のクラーケンのモデルとなった、巨大なダイオウホウズキイカの解凍作業が公開される

この記事に関連するキーワード

キーワードから記事を探す

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
カラパイアの最新記事をお届けします
この記事をシェア :    

Facebook

コメント

1

1. 匿名処理班

  • 2019年06月27日 22:55
  • ID:Q4qxyO7u0 #

ヒディアーズか

2

2. 匿名処理班

  • 2019年06月27日 23:26
  • ID:6xkN.adK0 #

富山の漁港にも来たよな

3

3. 匿名処理班

  • 2019年06月27日 23:26
  • ID:ymFUtQwN0 #

例えば海で泳いでる時、何m先も見えないような状態でこんな触手が目の前に現れたらたまったもんじゃないな・・・
クトゥルフの題材にされるわけだよ

お名前
スポンサードリンク
記事検索
月別アーカイブ
スマートフォン版
スマートフォン版QRコード
「カラパイア」で検索!!
スポンサードリンク