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関東では今のところジメジメとした日々が続いて、早いところカラッと晴れた夏本番が来て欲しいところ。夏になったら、海に行ってー、バーベキューしてー、あと、花火も絶対ね、ヒャッホー!
なーんて浮かれた気持ちを戒めてくれる動画が、アメリカの消費者製品安全委員会(CPSC)から公開された。
アメリカは7月4日に独立記念日を迎える。この日は大々的に花火が打ち上げられる。個人での打ち上げが禁止されている州もあるが、そうじゃない州では勢いに任せてドバドバと危険な方法で花火を打ち上げる人がたくさんいるという。
そこで、CPSCでは、誤った花火の使い方をするとどうなるのか?マネキンを使って実演するというイベントを行ったようだ。
これはもうね、子供が見たらトラウマになるよ。マネキンとは言え、お洋服を着た人間そっくりな物体が木っ端みじんに吹っ飛ぶんだから。
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マネキンもとんだ災難。顔面が吹き飛んだり全身が吹き飛んだり、流血しないのがせめてもの救いなのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。
FIREWORKS WARNING: July 4th is next week and the Consumer Product Safety Commission used mannequins to recreate eight different accidents that can occur involving fireworks. pic.twitter.com/7J9EFiaDWp
— CBSDenver (@CBSDenver) 2019年6月27日
独立記念日前後に毎日280人が病院送りというアメリカの実態
CPSCによると、独立記念日前後になると毎日280人が花火を誤用して病院に運び込まれてくるのだとか。怪我をしやすいのは、手や指(28パーセント)、足(24パーセント)、目(19パーセント)で、半数近くは火傷だ。
火花の部分は1000度にも達しているので、絶対に人に向けたり、振り回したりしちゃいけない。
設置式の花火なら、点火したらすぐにできるだけ遠くまで離れること。また子供は予想外の行動をするので、常に目を離さないでおこう。
動画の最後の方なんてただの爆発物で、あんなの花火職人さんしか扱わないだろうけど、ロケット花火でもマネキンの頭に穴を開けたり、手を吹き飛ばしたりする威力があるんだ。
せっかくの楽しいイベントも怪我をしちゃ台無しだ。だから、動画を繰り返し観て安全な花火の楽しみ方を覚えて欲しいかな。
二度と花火は触りたくないし近寄りたくない、ってなるかもしれないけど、ある意味それが一番安全なのかもしれないね。
References:CBSDenver/ written by hiroching / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
こう見ると三尺玉が地上で炸裂したら大惨事になりそうな気もする。
2. 匿名処理班
私も昔幼馴染の手持ち花火の火花が顔に飛んできて跡残ったなぁ。。
彼責任取るって言ったのにまだ取ってくれてないことに気づいた。
3. 匿名処理班
これ売っていいレベルじゃないよね?
4. 匿名処理班
「お笑いウルトラクイズ」の正解しないとこうなります映像ですな
そんでダチョウ俱楽部の「おいおい聞いてないよ〜」が生まれたと
5. 匿名処理班
医療費の高いアメリカで、なんで無茶する人多いんだろうね。
6. 匿名処理班
必殺からくり人でも仕掛の天平の小屋ってしょっちゅうふっ飛んでたな花火で
7. 匿名処理班
そんな火薬量の多い花火売らなきゃ良いじゃないか
8. 匿名処理班
アメリカと日本の花火は火薬の量違うから参考にならん
9. 匿名処理班
何がびっくりってね、このバカバカしいポーズが、
きっと現実世界で置きた事件のシチュの再現であろうこと。
頭に載せた大玉発射とか、
酔っぱらいがやって亡くなってる or 大怪我してるのが目に見える。
10. 匿名処理班
これはもう、花火というより爆弾だな?
え?本当に花火だって?(花火やるのも命懸けだな?)
11. 匿名処理班
花火のふりした手投げ弾や爆弾や簡易迫撃砲、お祭りじゃない日はテロになる