>>227 報告書を読めばわかるけど逆にインカムゲインで評価損を補ってる
https://www.gpif.go.jp/operation/annual2018_report_q4.pdf ②収益額
2018年度の収益額は、
+2兆3,795億円
となりました。
これは、国内株式の評価損にもかかわらず、債券・株式からの利金・配当収入が収益押し上げに寄与したことによるものです。
④インカムゲイン
GPIFの収益は、時価評価されており、インカムゲイン(利子・配当収入)とキャピタルゲイン(価格変動による損益(実現損益と評価損益))に分けることができます。
年金積立金の運用は、基本ポートフォリオを定め、これを長期にわたり維持することにより収益を得ていくものであるため、保有しているだけで 一定の収益が見込めるインカムゲインは重要です。
特に、キャピタルゲインは市場価格の変動により短期的には評価損となることもありますが、インカムゲインは市場変動の影響を受けにくく、かつ、常にプラスの収益を得ることができます。
インカムゲインの内訳を見ると、近年国内債券の割合が減少する一 方 、内外株式の割合が増加する傾向にあることが分かります。
なお、2018年度のインカムゲインは
3兆409億円(収益率は+1.91%)で、
市場運用を開始した2001年度以降の18年間の累積額は
33兆9,006億円(収益率は+1.62%[年率])
となっています。