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『ゲームソフトの値段について、定価が1万円近くするものもあることについて日本のゲーム市場のあり方はどうなのかというコラム記事』が掲載中。 - [ゲーム]任天堂関連記事

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『ゲームソフトの値段について、定価が1万円近くするものもあることについて日本のゲーム市場のあり方はどうなのかというコラム記事』が掲載中。



ゲームソフトの値段について、定価が1万円近くするものもあることについて日本のゲーム市場のあり方はどうなのかというコラム記事が掲載中。先日新サクラ大戦が通常版の定価が9680円もすることを知ってちょっとびっくりしたんですよね。


ゲームソフトというのはゲーム機本体にディスク、カートリッジ、又はDLしてソフトを購入することで初めて遊び事ができるコンシューマーゲーム機を指していますが、古くはファミコン時代、任天堂がファミリーコンピュータを14800円で出して、ソフトが大体4500円~5500円の時代でした。

しかし、その時代は物価がまだ高く、そして、娯楽にかけられるお金もそれほど多くはなかったと思います。そして、景気がより良くなり始めて、PCエンジン、メガドライブなどのハードが出たんですが、その頃もまだソフトは安定して安かったんですね。よくメガドライブの16MBITなどの定価が7800円~8800円したよという声を聴くんですが、それはゲームショップ屋が今とは違い、比べもにならない位存在していて、そこでは一般的に2割引きが新品で当たり前の時代だったんですね。

その後スーファミも出ますが、それら作品も2割引きが相場で、大体7000円位で買えたんですね。これはどの地域でもそのような現象があった時代だったんですね。その後、価格破壊を引き起こしたのが初代PSで、CD-ROMを導入したのはPCエンジンやメガCDですでに実装されていましたが、3Dポリゴンしかやらないハード設計、ソフトは定価5800円、コンビニ流通のデジキューブを立ち上げ、手軽にコンビニで買えるという時代が到来します。

任天堂はスーパーマリオ64が定価9000円以上していたのですが、任天堂も追随しなければならず、その後6800円まで定価が下がる事を実現しています。セガもサターンでバーチャファイターを8800円で出したんですが、すぐにSCEに対抗して5800円~6800円のソフト価格帯に落ち着きます。

その後ドリームキャスト、GC、PS2、初代XBOXと同じ価格帯を維持、又wii、PS3、XBOX360とXBOXなっても定価が5800円~7800円が中心で、まだまだゲームソフトが売れていた時代だったのが功を奏していました。しかし、PS4、XBOXOne、そしてニンテンドースイッチの時代になると、特にPS4とXBOXOneは開発費が高騰して、ソフトで売ることで儲ける仕組みが崩壊しかかっていて、8000円9000円が当たり前に値段としてつくようになっていきます。

先日の新サクラ大戦の定価がPS4独占で9680円ですから、そして、昔のようにゲームショップがあって、2割引きなんてないですからね。アマゾンで買えば多少は安くなるでしょうが、その辺は12月12日発売なので未知数です。ファイナルファンタジー7リメイクなど、特にPS4専用ソフトが高くなる傾向がありますね。

これは海外で元を取るという今の時代のスタイルに合わせている部分と、日本ではそれほどビックヒットを見込めない場合値段を吊り上げる傾向になり、PS2時代は50万本、100万本なんてざらでしたから、今のソフトウェアランキングのような悲惨な任天堂無双の売り上げに偏ってはおらず、30万本国内で売れれば御の字という時代とは訳が違いましたね。今は良心的な価格をつけるメーカーはすっかり減ってしまい、任天堂位になってしまいました。

それは世界でも売れて1000万本クラスのソフトが複数かかえていますから、それ以外のタイトルも500万本とか売れるのがざらなので、ゼノブレイド2はソフトが任天堂としてはやや高い、7980円でしたが、それ位が上限ですね。それでも全世界で200万本以上売れていますから、まだましなほうであって、龍が如くなど、じり貧になっていったIPなどは値段が高くなる一方で、気軽にゲームに触れられるスマホゲーに更にお客を奪われないか心配になる位です。

基本無料ゲーほど高くつき、ストレスのたまるものはないと自分は自負していますが、みんなが同じ考え方だとは思いませんし、むしろ無料で触れることが当たり前のスマホ世代のゲーマーは何を言っているんだという声が聞こえてきそうです。方や無料、方や1万近くと極端すぎる現実が双璧として成り立っており、この現実はちょっと変えられないのかという懸念を感じてしまいます。

ゲームをやる上で、ハードルを下げなければならないのに、逆に上げてしまってどうするという感じで、まぁ経営が苦しいのかもしれませんが、もっと考えてほしい次第ですよね。

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