「大崎（洋）会長が僕らのマネージャーをしとった時にヤクザの仕事を持ってきて、それに行ってんねんから、何回も。それを出さんとええカッコ抜かしやがって」。本誌『週刊ポスト』は前田の元に飛んだ。

前田は40年以上所属していた吉本興業を2009年に離れている。吉本所属の芸人、中田カウスの自宅に脅迫状を送ったとして謹慎処分が下り、その後、契約解除となったのだ。

「わしは無実やったのに、結局、いつもしっぽ切りですわ」 そう訴えながら、改めて吉本時代に自ら体験した闇営業について語り出した。


・問題の 前田五郎さんの動画



「あそこ（配信番組）で言ったのは全部ほんまの話や。1980年代に吉本にいた頃は、週に何回もヤクザから仕事をもらっとった。ヤクザの営業で30万円や50万円のカネがどんどん入ってきて、まさに濡れ手に粟や。中にはギャラ100万円という仕事もあった」

そうしたお金を受け取ることへの抵抗感もなかったようだ。

「ある時、僕が新大阪駅に降りたら、パンチパーマで金のネックレスの男たちが50人ほどずらっと並んどった。そこに着物を着た柳川次郎（山口組系初代柳川組組長）さんが降りてきて、僕の顔を見て『おう、五郎さん！』と声をかけてくれた。その後、柳川の親分に耳打ちされた子分が寄ってきて、『親分からです』と10万円の札束をスッと手渡されたんや。たまたま居合わせただけでですよ。


・コメディNo.1



ほかの芸人も似たりよったりで、ヤクザとゴルフに行っただけで50万円貰った奴もおります。

　僕がいちばん覚えているのは、山口組直参の親分の新築祝いやね。行ってみると、1500坪の敷地に本瓦の大豪邸で、ほんまにビックリしましたわ。その場で漫才はやらず、さんざん飲み食いした後に少しだけトークを披露すると、帰り際に100万円もらえた。こんなんやから、当時、会社の仕事とヤクザの仕事の割合は4対6くらいやった。闇営業のギャラはトッパライ（現金払い）だったからありがたかった。

　でも、これは吉本も公認やった。幹部も社員もどんどんヤクザの仕事をくれた。大崎（現会長）だって表ではああ言うけど、僕は彼を通じてヤクザの闇営業に行ったことがあったんやから」・・


（source： NEWSポストセブン - 元吉本大物芸人が告白「当時はヤクザの仕事が6割やった」）






・中田カウスがいる時点で、吉本が変わることなんてありえない。大崎、岡本も、中田カウスには何も言えない。
いち、民間企業なら好きにすれば良いが、
税金を使った仕事、国連に関わる仕事に絡み出すわけだから、
コンプライアンスが整わない民間企業に関わらせるべきではない。

テレビのコメンテーター、芸人連中、さんま、松本も、
入江については口を開かない。
これが真相であり、すべての闇だ。

・ある程度、年代が上の人達は、周知の話だと思う。宮迫氏の一件が世に出た時、驚きはなかった。そもそも、吉本、敢えていえば、芸能界はそういう世界と表裏一体だから。
宮迫がどこか芝居がかり、反省が薄く見えるのは、なんで自分ばかり責められるのかと内心少なからず思っているからだと思う。

・昔と今を比較して、残すべき〝伝統〟は変えてはいけないし、改めるべき〝習慣〟は変えなければならい。
単に「昔からこうだった」の言い分は、学校や部活の規則を「俺達も我慢してきた」という理屈や根拠が無い〝スポ根精神〟だけの悪習。

・過去（過渡期）にはどこの企業でも反社会組織との係わりはあると思う。新聞屋・運送屋・鉄鋼なども元は縄張り争いにヤクザが絡んでいた時代で大きく成長した。吉本もそんな時代を経て大きく成長したと思う。が何処かで反社会組織と決別しなければならない。それには過去に反社会組織と関係のある幹部を経営から外さないとならない。それで会社が傾くなら、今でも反社会との関係が続いているから。

・だから時代が変わったんだって。
前田五郎が活躍してた時代は暴力団が大手を振って芸能界を席捲してた時代。
暴対法以降会社は変わらざるを得ない。暴力団と縁を切らないとテレビ局と仕事が出来なくなった時代になった。
興行の世界は昔は暴力団が守ってくれなければ他の暴力団から妨害を受けて興行が出来なかった。暴対法が出来て、敵も味方も暴力団全員が居なくなれば興行会社にとってはみかじめ料とか払わなくていいから吉本にとっても利益が大きい。
前田の事件があって吉本は本格的に暴力団排除のために株式非公開にしたり暴力団に関係している役員、社員を排除した。
これって相当な努力と力技がいるし、今回のように弱って来てるのを見れば暴力団のハイエナのようにタカってくる上手口が巧妙になってマスコミを利用する事で相手の弱点を突いてくる。
今回の件で又近寄って来るのを反撃していくのは相当の覚悟と体制を作って対処すべき。

・某歌姫は、極道筋との関係で紅白に出られなくなりました。
当時の極道は、一般の人達には迷惑をかけず、その世界だけでキッタハッタをやってるイメージでした。
だから、国民の大きな支持があり国民栄誉賞を授与されたのでしょう。

賞を決めた人は、芸能の世界は一般とは違うと思っていたし、華やかな夢を売る商売だから、表の部分が賞に値すると思ったのだと思います。