彡(ﾟ)(ﾟ)「姪っ子がお盆やから遊びに来たで！」
彡(ﾟ)(ﾟ)「なんやテンション高いな，ワイが高校受験で忙しいってのに」
J( 'ｰ`)し「アンタの8つ上のアッニに娘ができたわよ～」
J( 'ｰ`)し「今年のお盆は連れて帰って来るって」
彡(ﾟ)(ﾟ)「まじか，ワイ叔父さんやん」
J( 'ｰ`)し「私なんておばあちゃんよ～」
J( 'ｰ`)し「メイちゃーんよーしよーし」
彡(ﾟ)(ﾟ)「おお……」
J( 'ｰ`)し「あんたも持ってみ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「ええ！どうやって持つんや！」
アッニ「ハハハ」
アッニ「じゃーなやきう，勉強頑張れよ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「おう」
彡(ﾟ)(ﾟ)「……メイちゃん帰ってもうたわ」
J( 'ｰ`)し「これから毎年見れるわよ」
彡(^)(^)「ええでー！」
義姉「こら！メイ！やきうおじさんでしょ！」
アッニ「おじさんっていうよりお兄ちゃんだな」
彡(^)(^)「大丈夫やでユキさん，元気でええわホンマ」
姪「やきうーーーあそぼーーー！！」
彡(^)(^)「お盆くらい勉強せんでええんや」
アッニ「メイはお前のことえらく気に入ってるみたいで助かるわ」
彡(^)(^)「任せろ，ユキさんとゆっくりしたらどうや」
姪「やきうーーーあそぼーーー！！」
義姉「今年もお世話になります」
J( 'ｰ`)し「おかえりなさい」
姪「あーーっ！やきうおじちゃんだー！」
彡(^)(^)「そうやでーー！！」
彡(ﾟ)(ﾟ)「そうかーもう小学校行ってるんだよなー」
彡(ﾟ)(ﾟ)「時間が過ぎるのは早いなぁ」
アッニ「お前も今年大学卒業だよな．もう内定出てるのか？」
彡(^)(^)「うーん，やっぱり大学院に行くことにしたわ」
彡(^)(^)「おうなんやなんや」
アッニ「へー大学院かー高卒の俺とはだいぶ離れちまったな」
J( 'ｰ`)し「……ここだけの話ね，就活うまくいかなかったのよ」
アッニ「そうなのか……」
J( 'ｰ`)し「あらメイちゃん，よく来たわね」
姪「やきうおじちゃんは？？」
J( 'ｰ`)し「うーん，そのうち降りてくるわ」
姪「？？？？」
J( 'ｰ`)し「ときたま外に出てるわよ」
J( 'ｰ`)し「メイちゃん帰ってきてるってのにねぇ」
アッニ「うーん，せっかく帰ってきたんだし呑みにでも連れて話聞いてみるわ」
J( 'ｰ`)し「助かるわ」
姪「………」
彡(ﾟ)(ﾟ)（……ゴミスレ消えろや）ポチポチ
コンコン
彡(ﾟ)(ﾟ)（？飯の時間には早いけどな）
彡(ﾟ)(ﾟ)「あ，メイちゃん．こっちきてたんか」
姪「うん，入っていい？？？」
彡(ﾟ)(ﾟ)「え，ええで．ゲームでもしよか」
彡(ﾟ)(ﾟ)（姪っ子に気を使われてワイも情けないなぁ）
彡(ﾟ)(ﾟ)「そうかーもうそんなになるのか」
姪「だからね，いろいろわかるようになったよ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「？？」
姪「おじちゃんの悩みってゆーかー，相談にのったげるってゆーか」
姪「毎年メイの話聞いてもらってるし―」
彡(；)(；)「メイちゃん成長したなぁ……」
姪「おじちゃんほっぺ出して」
彡(ﾟ)(ﾟ)「ん？こうか」
姪「元気出して―！」ちゅっ
彡(ﾟ)(ﾟ)「」ドキッ
彡(ﾟ)(ﾟ)「アア，ゲンキデタワ」
姪「ほんとー？？」
彡(^)(^)「マリオメーカーでもしよか」
彡(ﾟ)(ﾟ)「………」
アッニ「まぁとりあえずぱーっと飲もうや」
彡(ﾟ)(ﾟ)「兄ちゃんが何話したいかわかるで，ワイの就職やろ」
アッニ「まぁ別にいきなりその話せんでもええやろ」
アッニ「バカ言え，俺は俺だ．今では結構裕福だしな」
アッニ「お前は都会のデカいところで働きたかったんだろ？」
アッニ「母ちゃんも俺も焦ってるわけではないからゆっくりやれよ、な」
彡(ﾟ)(ﾟ)「………」
彡(ﾟ)(ﾟ)「そのためにさ，少し大きなお金貸してくれんか？」
アッニ「……まぁ今は余裕あるしいいよ，いくら？」
彡(ﾟ)(ﾟ)「50万」
アッニ「うおっ，デカいな．まぁ交通費とかかかるしな」
アッニ「絶対返せよ，さすがに額がな」
アッニ「そうだなメイが大学進学するぐらいまでに返してくれよ．あいつが私立行くか知らんけど」
彡(ﾟ)(ﾟ)「……すまんな」
彡(ﾟ)(ﾟ)「うまくやってみせるわ」
義姉「今年もよろしくお願いします」
アッニ「………」
姪「………おばあちゃんただいま」
J( 'ｰ`)し「あら，喧嘩中？」
義姉「そうなんです志望校についてもめてて」
アッニ「母ちゃんには言わんでいいよ」
姪「………荷物おいてくるね」
J( 'ｰ`)し「あらあら」
彡(ﾟ)(ﾟ)「偉いムスーっとしてるな今年は」
姪「あ，おじちゃん」
彡(ﾟ)(ﾟ)「高校のことか？」
姪「うえ，なんでわかったの」
姪「うん，お父さんがね．寮にむちゃくちゃ反対してて」
姪「私そこすごく行きたい部活頑張りたいし」
彡(ﾟ)(ﾟ)「兄ちゃんもだいぶ寂しがり屋やな」
彡(ﾟ)(ﾟ)「兄ちゃんは何て言ってるんや？」
姪「お金かかるからって，うちそんなお金ないのかな？」
彡(ﾟ)(ﾟ)「いや金は持っとるから寂しいんやろな」
彡(ﾟ)(ﾟ)「まぁワイに任せろ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「まぁ今度はワイから誘わせてもらったわ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「最近メイちゃんと話せてないんじゃないか？」
アッニ「おお，そうなんだよあいつが高校で家出たいってさー」
彡(ﾟ)(ﾟ)「寂しいのはわかるがそれで嫌われてたら意味ないやん」
アッニ「でも無駄に金かかるのも事実やし，実家でええやんなぁ～」
彡(ﾟ)(ﾟ)「じゃあワイからもメイちゃんの生活費少し出すわ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「地元だけど就職できたのはアッニのおかげやしな」
彡(ﾟ)(ﾟ)「あの借金の返済かねてや．当然足りない分もまとめて返すからここは一つ」
アッニ「……お前にそこまで言われたらしゃーないな」
アッニ「あの小さかった子がなぁ」
義姉「本当によかったです，あの人も認めたそうだし」
アッニ「よし，さっさと帰るかー」
姪「……おじちゃん」
彡(ﾟ)(ﾟ)「おう，良かったな」
姪「また来年ね！！！！」
J( 'ｰ`)し「あんたも役に立つのね」
彡(ﾟ)(ﾟ)「ん，ああ」
彡(ﾟ)(ﾟ)（でっかいリターン狙ってるからな）
彡(ﾟ)(ﾟ)「ともかくメイちゃんの口座確保やな」
ん？
あれ…？
あっ…
んん？？
彡(ﾟ)(ﾟ)「ラインやとメッセージ残るからな」
姪「ん，どゆこと？」
彡(ﾟ)(ﾟ)「そろそろこっち帰って来るんやろ？」
彡(ﾟ)(ﾟ)「高校はどうや？」
姪「楽しいよ部活も忙しいし充実してるし」
姪「本当におじちゃんのおかげだよ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「そうか？」
姪「昔からおじちゃんにはお世話になりっぱなしだな～」
姪「いつか大きいお礼したいなぁ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「そうか」
姪「……ん？」
彡(ﾟ)(ﾟ)「実はむかしからの夢でな」
は？
いやいや
あのさぁ…
えぇ…
彡(ﾟ)(ﾟ)「10万でええんか？」
姪「ちょ，冗談だって」
彡(ﾟ)(ﾟ)「ワイは本気の本気や」
姪「ええ……」
姪「うーん，流石におじちゃんとはなぁ」
姪「むりかなぁ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「10万なら余裕で出せるぞ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「30万」
姪（電話してきた理由はそういうことかー）
姪「……おじちゃんがそんなにお金持ってるとは思えないなぁ」
姪「なーんて」
彡(ﾟ)(ﾟ)「じゃあ，口座に振り込んどくから明日確認してくれや」
彡(ﾟ)(ﾟ)「あと記帳して通帳も持ってきてな」ピッ
姪「あ，切れちゃった」
姪（ま，まさかおじちゃんがね．お金持ってなさそうだし）
J( 'ｰ`)し「いらっしゃい～」
姪「………た，ただいまー」
J( 'ｰ`)し「あらあらメイちゃんすっかり美人になってー」
姪「そ，そうかなー」
姪「お，おじちゃんいる？」
姪「………」
彡(ﾟ)(ﾟ)「ほな，この家やと無理やからホテル行こうか」
姪「あ，ちょっと待って……」
姪「お，大きいお金だからさ．お母さんたちになんて言おう」
姪「いきなり30万も振り込まれてたら流石に怪しいじゃ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「ワイに任せろ，メイちゃんが使えるようにしておくわ」
姪「…………」
J( 'ｰ`)し「あら，おでかけするの？こっちも新しくモール街ができたからね，いってらっしゃいメイちゃん」
姪「う，うん行ってきます」
彡(ﾟ)(ﾟ)「そうか，先シャワー浴びてきなさい」
姪「………」
姪「……」んっ
彡(ﾟ)(ﾟ)「綺麗な体やね」
姪「……そうかな」
彡()()「はぁはぁはぁ」
姪（意外と興奮してる自分がいたりして……）
彡(ﾟ)(ﾟ)「モールつっても田舎やな」
彡(ﾟ)(ﾟ)「あんまり見るもんなかったな」
姪「そ，そうだねー」
彡(ﾟ)(ﾟ)「むかし50万くらい借りたやろ」
彡(ﾟ)(ﾟ)「あれ返そう思って」
アッニ「おお，そんなデカい金用意できたんか」
彡(ﾟ)(ﾟ)（最初から手を付けてないんやけどな）
かしこい
彡(ﾟ)(ﾟ)「その借金メイの口座に振り込んでおいたから」
アッニ「え，メイの口座に振り込んだのか？」
彡(ﾟ)(ﾟ)「ああ，兄ちゃんたちの口座知らんし」
かしこい
アッニ「あ，本当だ」
アッニ「うーん，車でも買おうと思ってたけどもう振り込んだならしゃーないか」
アッニ「いいよ，これで完済ってことで」
彡(ﾟ)(ﾟ)「すまんな，メイちゃんに使わせてやってくれ」
これは策士
J( 'ｰ`)し「毎年聞いてる気がするわ」
姪「じゃ，じゃーねー」
彡(ﾟ)(ﾟ)「おう，またなー」
彡(ﾟ)(ﾟ)「ん，まあな」
彡(ﾟ)(ﾟ)「10年来の恋が成就したんや」
J( 'ｰ`)し「あらあなたもそろそろそういう話が来たの？」
彡(ﾟ)(ﾟ)「結婚は無理やな，はははは」
彡(ﾟ)(ﾟ)「もしもし，電話なんてどうした」
姪「ラインだとメッセージ残っちゃうからさぁ」
おしまい
ファっ！！？
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- 貴音「それ以上近づくのであれば、響からあいを奪います!!」ｸﾞｯ
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先々週
コメント一覧 (17)
-
- 2019年08月16日 14:11
- えっち
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- 2019年08月16日 14:20
- 策士
-
- 2019年08月16日 14:35
- アメリカンジョークであったな
旦那から借金して奥さん抱いて金渡して返済してタダマン
-
- 2019年08月16日 15:15
- 感動とゲスさの両方が味わえる良スレ
-
- 2019年08月16日 15:39
- 興奮した
-
- 2019年08月16日 15:40
- 俺も姪とホテルで糞遊びしてぇな
-
- 2019年08月16日 16:04
- ハッピーエンドッッ！！！！！！
-
- 2019年08月16日 16:17
- 甥っ子でも書けそう
-
- 2019年08月16日 16:19
- エロい以上にはぇーってなった
SSでこんなに感心したのは初めてだ
-
- 2019年08月16日 17:58
- まさか実話だったり…？？なわけないか
-
- 2019年08月16日 22:13
- >>10
こういう冗談みたいな話が実話だったりするから怖いねん。
-
- 2019年08月16日 18:33
- 夢のあるはなしだ
-
- 2019年08月16日 18:34
- これは良い意味で期待を裏切られた
-
- 2019年08月16日 18:37
- きもオタの妄想極まれり
-
- 2019年08月16日 18:54
- 新しいモーテル街に見えた
-
- 2019年08月16日 19:52
- お盆らしいに闇を感じる
-
- 2019年08月16日 22:41
- あのさぁ…
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