PS5とプロジェクトスカーレットがどれ位の飛躍をするのか、テイクツーのCEOが語っていて、今あるPS4やXBOXOneからどの程度、グラフィックの進展があるのかということに触れたものになっていますね。
PS5とプロジェクトスカーレットがどれ位の飛躍をするのか、テイクツーのCEO、Strauss Zelnick氏が語っていて、今あるPS4やXBOXOneからどの程度、グラフィックの進展があるのかということに触れ、これまで創造できなかった次元に到達するとした上で、それはコンピューターで作成されたものと、実際の現実との境界線が無くなる位見分けがつかなくなるとしていて、しかし、ボーダーランズのようなゲームも存在しているため、ケースバイケースであって、バスケットボールのようなタイトルの場合、それらを実写のように見せるのは約束できるとしています。
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■ついに未知の領域へ
テイクツーのCEOがPS5とプロジェクトスカーレットに対して、現実との境界線が無くなることを意味するということが本当ならば、ハリウッド映画で使われているCG技術にほぼ近いものが実現できることを意味しており、CGでできた人物が本物そっくりを超えた形で実現できて、特にスポーツゲームで威力を発揮しそうであり、フォトリアルゲームにおけるある種究極の形が次の世代では見られそうです。
■ゲームそのものの進展は?
見た目だけがリアルになるのでは従来型のゲームと差がないことを意味していて、その辺がオープンワールドの誕生のような何か新しいジャンルの開拓が生まれれば、又新しいイノベーションが発生しますが、その可能性が今のところ低いとみていいでしょうね。シェンムーで生まれた概念が今では様々なゲームに採用されていますが、そういうパイオニア精神あふれるクリエイターが次の世代で新しい世界の扉を開いてくれるのかといえます。
■次世代機は娯楽として大人が楽しむものになる?
長年続いてきたゲーム機の概念はファミコンから振り返った場合、子供たちが遊ぶ延長線上に大人がいたという現実があった中、任天堂もそのスタンスを未だに崩さず、子供から大人へというスローガンを掲げているように見えます。一方のPSやXBOXはPS3やXBOX360時代に入ってから、趣向品としてゲームの在り方が大人が楽しめるゲーム機としてのアピールを続けているようで、次に出るPS5やプロジェクトスカーレットはもはや『大人が楽しむゲーム機』という位置づけになるかもしれません。現に大衆向け作品はニンテンドースイッチが大部分を抱え込み、市場を大きくしていく中、いい年をした大人がゲームをする場合、その鑑賞に耐えられるグラフィックと音楽、世界観を示すハードとしての認知度をよりアピールしていくことになりそうです。
海外ではゲームは大人のものという認知度も高いですが、日本ではそこまで市民権を得ていないですね・・・