プロジェクトスカーレットは、ディスク版と共にクラウド版も用意されているという噂について、フィルスペンサー氏がそれに答えて、実際にはどうなのかというところであって、公には一度も話されたことのないクラウドバージョンについて言及があるか？


プロジェクトスカーレットは、ディスク版と共にクラウド版も用意されているという噂について、フィルスペンサー氏がそれに答えていて、現時点では、クラウドゲーミング機において、xCloudのみをサポートして、スカーレット版クラウドゲーミング機は開発していないと公に言及して、ポケットの中にあるスマートフォンがストリーミング先になるとしており、否定されたことを意味します。


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■プロジェクトスカーレットは2機種存在していた？
次世代機の開発の噂が飛び込んできたのは今から遡ること1年以上前で、その時も名称は『プロジェクトスカーレット』と呼ばれ、リークが当たっていて、その際、従来のディスクを使った本体と、クラウドゲーミングを利用した安い本体の2機種を用意しているという情報が流れて、その噂が半ば本当であるかのように扱われていました。しかし、マイクロソフトがもう1つ進めていたプロジェクトがxCloudであり、これと混同することがないように、プロジェクトがキャンセルされた可能性があります。

■ターゲットを1つに絞ったほうが戦略的に有利
xCloudとプロジェクトスカーレットクラウドが2つ存在すると、ユーザーはどちらを本命視していいかわからず、サービスも2重になるため、戦略上の見直しと、PS5への対応、Googleのクラウドゲーミングの措置など、それらを明確にビジョンを絞ったのではないかと予想されます。本来は2機種あったものの、結果的1つにしたほうが戦略上有利になると判断されたことを意味します。

■クラウドゲーミング機は必要か？
これはGoogleがクラウドゲーミングに参入するから大きな事柄として扱われているだけであって、ちょっと先の未来ではわかりませんが、少なくともPS5やプロジェクトスカーレットの次世代機に関しては脅威になることは無いだろうとみています。その理由として、クラウドゲーミングとしての価値が月額遊び放題ではない、1タイトルごとのレンタル制で、値段も決して安くはないため、Googleのフィルハリソン氏も、定価を安くすることには否定的で、映画や音楽などで流行っている定額配信サービスとは異なる点が今後一貫して変化がないのか注目されそうです。