EAがニンテンドースイッチに対する取り組み方を語っていて、どのような今後のプランがあるのかといえそうで、その辺は主にFIFA以外全くといっていいほどソフトを展開していないだけに気になるところですね。
EAが当社のポートフォリオ内により多くのニンテンドースイッチゲームを見ているとした上で、私たちはFIFAに投資して、そこで大成功を収めて、プラットフォームにおいて、グローバルなリーチとプレゼンスを持っており、まだ何も発表していないが、これは私たちがより成功したゲームのいくつかを探しているプラットフォームであるという発言に留まっています。
関連リンク
■結局EAはやる気なし?
ニンテンドースイッチでFIFAを最初に出した際はテストケースになると発言、そのテストに合格した後、何かソフトが出てくるかと思いきや、全くといっていいほど動きがなく、その後もFIFAを出し続けているものの、他のIPやブランド、ソフトを展開する用意がまったく見られません。今回のインタビューでも探しているプラットフォームの1つだとしているが、それは何も動かないことを意味しており、積極的な姿勢はまるでみられないものであって、EAはwiiで任天堂の真似をしてみたものの失敗、その後wiiUでは音信不通、そしてスイッチと続く中で、EAに商機無しと思われているようです。
■ビジネスチャンスは確実にあるスイッチ
ニンテンドースイッチの場合、世界的に売れているのは任天堂のゲームであり他のメーカーのソフトは売れないというジンクスが生まれているようですが、3500万台近く売れたハードなので、それ相応のチャンスはあるハードで、本気タイトルを出せば売れるという実情をあまりわかっていないメーカーが多いのではないかと思います。オクトパストラベラーなどニンテンドースイッチ独占で出したゲームはそれ相応の結果をもたらしていて、海外のインディーメーカーもスイッチで出して予想外の大ヒットという声も聞いたことがあります。要はPS4とのマルチゲーで両天秤にかけているメーカーがほとんどなので、その辺が意気込みをあまり感じないとうのが現状でしょう。
■コラボレーションタイトルはどうか?
任天堂とのコラボレーション作品としては最近ではKOEIテクモのマーベルゲーや、ファイアーエムブレム無双や、8月30日に出るプラチナゲームズのアストラルチェインなどがあります。それら任天堂との協力関係で築いた作品がどれだけヒットするかもある意味テスト的な意味合いがあるでしょう。どれも任天堂があまり手を出さないハードコアゲーム系が多いので、そして海外需要を満たす作品としての価値が高いものも多いだけに、こうしたセカンドソフトがどれ位ヒットするのか、任天堂のハードはソフトが売れるのかというのが結果としてアピールできることに期待したいです。
まずはセカンドタイトルがどれだけヒットするかがカギになりそうですね!