SWWSのショーンレイデン氏が、PSにおいて、将来自身のハード以外でのソフトを展開する可能性を示唆させていて、PS4独占タイトルだったものがPCに出るかもしれないようなので、その辺はチェックしておきたいところですね。
ブルームバーグとのインタビューで、SWWSショーンレイデン氏が、PS4とPS5意外のマルチプラットフォーム化について尋ねられてそれに答えていて、プレイステーションをもちろんサポートしなければならず、その点については交渉不可能だとした上で、そうはいっても、将来的には、より広いファンベースに向けて頼る必要があるかもしれず、私のスタジオのコレクションの中から、いくつかのタイトルがPCで出る可能性はあると示唆しています。
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■ショーンレイデン氏とは?
ショーンレイデン(1961年6月生まれ)は、SIE Worldwide Studiosの会長です。以前は、Sony Interactive Entertainment America(SIEA)の社長兼CEO、Sony Network Entertainment International(SNEI)のエグゼクティブバイスプレジデントおよびCOOを務めていました。(wikiより)
■PS独占で無いことをほのめかした訳とは?
実際にどのプラットフォームに出すかは明言していないですが、任天堂やマイクロソフトに出すとは考えにくく、まずコメント通り不可能でしょう。そうなると、残されたプラットフォームはPC、あとはクラウドゲーミング機ということになりそうですが、ライバルとなるGoogleのクラウドゲーミング機に出すとか考えにくく、そうなると残るのはPCとなるのが適切な見解であって、PS4とPCという展開をしているメーカーもあることから、将来的にはそのような模索をしているものと思われます。しかし、言葉通りなら、旬なタイトルを即PCに出すのではなく、一定期間を置いた後に出すか、すでに出して久しい作品になる模様です。
■なぜPS独占を維持できないのか?
それはEAなどがマイクロトランザクションに走っているように、開発費の回収が主な焦点になってくると思われます。PS4で1億台の出荷を達成しているのにも関わらず、このような発言をしている裏には、PS4から5へと移行する際、更なる開発費の増大を意味していて、それが足かせになる可能性があるということが要因として考えられます。これはXBOXですでに実施している行為なので、ソニーが同じスタンスを取るとは考えにくいものの、マイクロトランザクションで縛るのは避けたい思いもありそうで、AAAゲー超大作の開発の難しさを浮き彫りにしているようです。
SIEもPCに進出するとコンソールゲーム機の価値が減ってしまうのが気がかりですね。