フィルスペンサー氏が、クラウドゲーミングの到来があっても、PS5やプロジェクトスカーレットの次世代機にすぐにとってかわることは無いと言及していて、時代がまだクラウドゲーミングには追いついていない感がありますよね。
フィルスペンサー氏が、ゲームスポットとのインタビューで、クラウドゲームの将来において、コンソールにとって代わるためには長い時間がかかるだろうという見解を示し、xCloudが提供する利便性やアクセス性など、便利な機能を構築していくものの、私たちがスマートフォンに焦点を当てているのは、XBOXと同じ経験をするためではないので、8k120フレームで動作するとはいわず、スマートフォンで利便性と選択肢が増えることにあるそうです。
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■クラウドゲーミング機と次世代機
Googleやマイクロソフト、ソニーが実施、又はこれから実施するクラウドゲーミング機は、直接サーバーと直結して、ブロードバンド光回線で接続することによって、ハードのポテンシャルを考える必要なく、ゲームが楽しめる画期的な試みではあるものの、今の技術ではどうしても延滞が発生して、そして、地域差が出て、更に、当然の如くブロードバンドの光回線代が別途かかるものなので、それらをPS5やプロジェクトスカーレットと比較した際、安定的かつ、4k60フレームを延滞なしに楽しめて、更にディスクのローディングが無くなるため、クラウドのメリットは更に軽減されることを意味していそうです。
■ソニーとマイクロソフトがクラウドで提携の訳
SWWSに知らされず、ソニーとマイクロソフトが将来のクラウドゲーミングでの提携を発表したのは驚きをもって迎えられた中、なぜそのようなことが現実に起こったのかといえば、もちろんそれはGoogleのクラウド参入の脅威からくるものでしょう。GAFAの一角を占めるGoogleが、本気になってゲーム市場を取りに来ており、ライバルとして言ってられなくなったというのが本音でしょう。そのため、具体的にどうしていくのかというのは今から詰めている段階であると予想され、そして、クラウドゲーミングもすぐに取って代わるものにならないと考えられているために、その間を利用して共同で画策していくものと考えられます。
■任天堂はどうする?
この話題に全くといっていいほど話が出てこないのは任天堂です。しかし、クラウドには注視しているというコメントが出されていて、任天堂の場合、技術がどのタイミングでどのように扱われるかをよく見ていて、それを採用する値が今あるかどうかを常に考えている企業なので、ある日突然クラウドを発表するという日が来るかもしれません。任天堂がスマートフォンに参入しないと思っていた人が大多数だったのに、今では当たり前のようにスマートフォンの新作が出てくることを告知しているので、その辺は柔軟な対応を見せる会社のでもあるといえるでしょう。
クラウドが本格化するには5Gが必要不可欠かもしれないですね。