マイクロソフトのアーロングリーンバーグ氏がセガのとあるIPが移植される可能性を示唆させていて、それは意外なタイトルであって、なぜいまになってというところで、実際にはどういう形なのかといえますね。
マイクロソフトのアーロングリーンバーグ氏が、海外でのインタビューにて、セガの往年のRPG『ファンタシースター2』がXBOXOneでのローカライズに興味を示しており、私たちにとってそれは素晴らしいことであり、セガに対しパートナーシップを築き、時間をかけて何度も日本に行き、チームと会ってくれたフィルスペンサー氏に感謝していて、開発チームと一緒に座ってゲームをプレイしており、ゲームの最高のクリエイターは日本にもいて、彼らの作品の創造性をより広い市場に持ち込むことが素晴らしいだろうとしています。
関連リンク
■ファンタシースターとは?
ファンタシースターは大きく分けて、初期4部作とオンライン、スマホゲーとあり、今回2のローカライズという声が出ているのは初期4部作の2であり、最初にリリースされたのは、1987年12月20日にセガマスターシステムでリリース、2018年10月31日からニンテンドースイッチのセガエイジスに移植されていて、又その後、2が1989年3月21日にメガドライブでリリース、これはwiiのバーチャルコンソールにリリースされていて、3は1990年4月21日、4が1993年12月17日に共にメガドライブでリリース、ここでスタンドアローンタイプのコマンド式RPGは終了されています。
■何故2なのか?
アーロングリーンバーグ氏が語っているところでは、フルリメイクではないローカライズという声になっており、元のゲームを移植する提案をしたと思われ、特に人気が高いのは2と4なので、その辺も理解した上での発言のようです。しかし、何の手も加えずに、XBOXゲーマーにクラシックJRPGを予備知識なしで発表しても反応は多分薄いでしょう。今回どうしてこのような発言をしているのかも不透明で、個人的に好きだったのか、戦略的に何か意図があるのかなど、不可解な点が感じ取れ、セガエイジスでもニンテンドースイッチ版は実現していないので、今後M2によって移植される可能性もありえそうです。
■小玉氏が完結を宣言していた
ファンタシースターはメガドライブ時代に3を作る際もめごとが社内であり、プロジェクトが暗礁に乗り上げます。そして、最後に作るという意味を込めて実施的なシリーズ最終作『千年紀の終わりに』を出すことになり、そこで小玉氏はファンタシースター終了宣言をします。その意味をセガは強くくみ取っており、中裕司氏によってドリームキャストで復活した際にはファンタシースターオンラインであって、元のコマンド式のJRPGではないオンラインRPGとしての復活を意味していて、セガは以前にPS2で旧セガエイジスで2をリメイクしていますが、低コストで作られたゲームは元のファンから批判を受けて、それ以降リメイクされたことはありません。
何故ファンタシースター2なのか・・・その辺が理解できない点もありますね。セガエイジスのXBOX版を望んでいる?