おまえら「魔法を無詠唱で!?」 俺「え? これって普通と違うの?」キョトン……
おまえら2「俺みたいな目立たなかった奴がどうして…………?」
学園長「ふぉっふぉっふぉ……さすが俺じゃな」
俺「あ、おじいちゃん、なんか無詠唱で魔法使ったら驚かれたんだけど……」
おまえら「俺…………学園長と知り合いなのか!?」
俺「え、このおじいちゃん、なんかすごい人なの?」キョトン…………
学園長「ふぉっふぉっふぉ……気にするでない。俺の魔法が余り一般でなくて皆驚いただけじゃよ」
俺「そっかぁ…………。俺に魔法を教えてくれた人は普通に無詠唱だったから気づかなかったよ」
学園長「しかし俺よ、一体どこでそれほどの魔術を身につけたのか、指導者を教えてくれないかのう?」
俺「森に居た人に習ったんだよ。なんか耳がやけに尖ってて長かったなぁ」
学園長「なんじゃと!? それってエルフと呼ばれる種族じゃぞ!?」
俺「え? 人間じゃなかったの?」キョトン……
学園長「おお! 驚きのあまり大神官が来られるのを忘れておったわい」
大神官「失礼しますよ」
護衛「…………」
俺「……あれ? 護衛の方、死んでるんじゃありませんか!?」
神官「実はここへ来る途中に襲われてな……命と引き換えに敵を倒したのじゃ。手厚く葬ってくれるとありがたい」
俺「いやいや早く生き返らせましょうよ!」ボワッァァァッァ―――――
護衛「……はっ!? 私はいったい何を…………」
大神官「なんと!? 死者を蘇らせるとは!!!」
俺「え? ただの蘇生魔法なんだけど……?」キョトン……
大神官「斯様な僻地にこれほどの使い手がいるとは……」ウムム……
神官「大神官様、驚きのところすみませんが、お祈りの時間です」
大神官「もうそのような時刻か……」
俺(お祈り!? 汚名返上のチャンス!)
俺「あの、ちょっとすいません、お祈りのお手伝いをしたいのですがよろしいでしょうか!?」
大神官様「ふむ……あなたほどの使い手となると信仰心も人一倍でしょうが、手伝いできる事などありませんよ」
俺「ちょっとまっててください……」魔法を唱える
ブイィィィィ――――――ンっ!!! ← 魔法陣が起動する音
学園長「魔法陣が発動している!? これはもしや…………失われた伝説の魔法、召喚魔法かっ!?」
俺「え? 召喚魔法って珍しいの?」キョトン……
学園長「うむ……伝承に残されているだけでワシもほとんど知らないのじゃが、なんでも何処からか契約した幻獣などを呼び寄せるとか…………」
大神官(幻獣を呼び出されてもお祈りとは関係ないでしょうが、護衛を蘇生した者を無碍にもできないか……)
大神官「では待っている間に用事を先に済ますとしよう。学園長、先の魔王復活の件、事実だと判明した」
学園長「なんと!! ではやはりデスパレスの封印が解かれたのか!?」
俺「奇遇ですねぇ……。実は俺も昨日デスパレスまで行ってきたばかりなんですよ」ボワワワーン←召喚魔法準備中
大神官「!!!??? 俺どのはデスパレスまで行って生きて帰ってこれたのか!!??」
俺「玉座の魔物はちょっと強かったけど、心配するほどじゃなかったですよ」
大神官「玉座の魔物!!!!????? それは魔王ですぞ!!!!!!!!!!」
俺「え? あれって有名な魔物だったの?」キョトン……
大神官「なんとまことに俺どのが魔王を倒したというのか……」( ゚д゚)ポカーン
学園長「昨日は休日だったのだが、たった一日でそこまでの偉業を成したとは……」( ゚д゚)ポカーン
俺「そんなことより召喚が完了しますよ――」
大神官「失礼ですが、俺どのの成し遂げた魔王討伐、すぐにでも王城へ報告に上がらねば…………えっ!!!!!!!???????」
女神「俺よ、久しぶりですね」
俺「あ、女神さん、なんかこの人が女神さんにお祈りしたいって」
大神官「女神様!? あなた、女神様と知り合いなのか!?」はは――
俺「え? いつもお祈りしてるみたいだけど、知り合いじゃなかったの?」キョトン……
俺「あれ? 大神官さん、なんかおかしくなっちゃったよ」
女神「俺よ、やはり私が来たことで驚かせてしまったのではないか?」
俺「そんなことで驚いてたら、女神さん、人間と話すことできないじゃん」
女神「それは仕方のないこと…………」
俺(女神さん、寂しそう……よしっ!)
俺「ちょっと待っててね」 ヾ( ゚д゚)ノ゛ハァァァァァ・・・・・・・!
女神「物質が……空間が…………生まれくるっ!? 俺よ!! 一体何をしている!?」
俺「え? 女神さんが気軽に行ける世界を創造してるだけだけど?」キョトン……
俺「へへ、これで女神さんも寂しくないでしょ」
女神「俺よ…………これは私のためを思ってしてくれたことだが、許されることでは無いぞ」
俺「え!? もしかして俺、やっちゃった!?」(゚д゚)!
女神「俺よ……今そなたがしたことは、創造神の許可無くばしてはいけないことだ…………」
俺「どうしよう…………創造神ってのに謝らないと…………」( TДT)
女神「謝ろうにも創造神はこの世界をお作りになり、何処かへ去った。すでにこの世には存在していない」
俺「創世前にはいるんだね」エイッ!!
女神「!!!??? 時が、空間が!!!! 遡っ巻戻っていく!!!???」
俺「え? ただの時空遡上だけど、何か変だった?」キョトン……
創造神「ここにくるとは、何者か」
俺「あ、あなたが創造神ですね。ごめんなさい、実は俺、勝手に世界を作ってしまったんです」
創造神「世界を創造するのに私に許可を求める必要はない」
俺「あーよかった」ε-(´∀`*)ホッ
創造神「しかし、ここへ来てよかったのか? ここから未来はすべて不確定なのだが……」
女神「まさか!? 私達は元の事象に戻れない!?」
創造神「そうだ、無限の可能性の中から元の事象へたどり着く可能性は億に一つもない」
俺「そ―いっ」☆彡
創造神「!!!!!?????? 今何をしたっ!!!!! 無限の可能性が一つに収束してしまったぞ!!!!!!???????」
俺「えっ? 因果律を固定しただけだけど…………」キョトン…………
女神「あれほどの者を見ることは叶わないでしょうが、人の子等を覗いてみましょう……」
子供1「あははは――――!!!」」
子供2「まて―――――っ!!!!」
女神「ふふふ……何時の時代でも、子供達は無垢ですね」
子供2「じゃあ追いつく世界を創造しよう!!」
子供1「僕は過去へ戻して追いつかない未来へ因果律を固定するぞ!」
女神「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????????????????????」
天国の俺「帰った後、みんなに色々教えただけなんだけど……」キョトン……
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コメント一覧 (8)
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- 2019年08月28日 21:43
- すっごいイライラしました。
-
- 2019年08月28日 22:05
- なろうを皮肉ってるように見えるが、スケールでなろうに勝ってないので
物語を作れない人が書いた劣化コピーにしかなってないの泣ける
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- 2019年08月28日 22:10
- なろうって主人公の都合の良いようにしか物語が進まなくてつまらない
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- 2019年08月28日 22:39
- 別に都合のいいように物語が進んでもいいんだよ
問題は主人公が痴呆・白痴・無常識・社会不適合者な性格してて解消できなヘイトが集中するんだ
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- 2019年08月28日 22:40
- ※1 書いたやつのリアル事情を想像するのはやめるんだ!
-
- 2019年08月28日 23:00
- 一部改変してるけどほぼほぼパクリだな。
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- 2019年08月28日 23:52
- キョトンでイラッとくる
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おまえら「……あのさぁ、ホウレンソウって知らねぇの?」 俺「え?」
おまえら「報告しろよ、連絡しろや、相談しちゃおうよねぇ! 急に無言で魔法使われたらさぁ! 現場が混乱するってフツー想像つくよねぇ!」 俺「え?」
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おまえら「ハァ~……もういいよお前、今日もう帰れよ」
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