よふかしのうた：夜から始まる物語

さて、ストーリー…なんですけど、まあすっごく簡単に最初説明しちゃいますと、夜の世界に魅せられた中学生の夜守コウが、全身黒ずくめの少女と出会い、一晩過ごす…というね、かつて90年代「いやいや○首出るのまずいでしょ大丈夫なんですか！？」と焦ってたあの烈火の炎のときほどの焦りはないけどもとにかく少年サンデー挑戦しすぎじゃね？と思う展開になりかねないところだったけどもセーフ！

（むしろこのご時世になるとビールとか大丈夫なんかと思っちゃう）

夜守コウが出会ったのは、七草ナズナという少女…いや、吸血鬼。見た目的には同じくらいにも感じるし、少し年上にも感じる。いや吸血鬼だからすげェ年齢上かもしれない。…まあアレだ、レディーに年齢聞くのはヨロシクナイのでこの辺で。

うらやましいようでうらやましい男・夜守コウ

夜に眠れなくなり、夜に外を歩くようになった夜守コウ。学校生活でいろいろトラブルがあったのかなぁ…と思いきや、どうやらクラスメートとの関係は良好らしい。いや告白されるあたり絶好調すぎでしょ。でも中学生…好きとか恋するとか分からない、第二次性徴期前後のお年頃なコウくん、断っちゃうんですよね。

そこから女性に告白のこと問い詰められて、イライライライラ…そして眠れなくなったらしい。なんともまあうらやましい悩みだよなぁと思いつつ、リアルに中学生だったら悩んでもおかしくない…か。

そんな告白されたコウくんが夜に出会ったのが、吸血鬼の子。それもデレッデレな子ね。

七草ナズナというテレリスト

自販機で酒…に手を出そうとしたときに突然コウに話しかけてきた女性、七草ナズナ。クールさを持ちつつも、フレンドリーさもある…枝垂ほたるさんの系譜を引き継ぐヒロインですかー！と思ってしまう子。1話まではそう思ってました。

ほたるさんと大きな違い…それは、完全に主人公を狙ってること。あ、いや、ほたるさんも狙ってたっちゃ狙ってるんだけども、それはビジネスでの話。こちらは完全に第一次欲求ね。

いきなり部屋に呼び込み、一緒に寝る。何もしないよ先っぽだけだよって誘惑してくる始末。何より衣装の露出具合が半端ねェ。…そんな子がいきなり登場してきたんですけど…これは攻めまくりなほたるさんか…と、1話までは思いました。

いやね、1話で吸血鬼らしくコウくんの血を吸ったんですけど、それをうまいと感じてから、なんか様子がおかしい…いや、素が出てきてしまったか。吸血鬼になっちゃうー！と焦るコウに吸血鬼になる方法は恋だ…と「恋」っていうワード出しただけでテレる始末。コウに吸血鬼にしてくれって言われてテレる始末。…あれ？もしかして一度血を吸っただけで惚れた？

とまあ、ほたるさんかと思ったらスタイルいいサヤ師だということが判明したわけで、これはもうナズナ師ということで、今後どうラブラブしてくるのか楽しみなところ。

では第2ヒロインは…？

もはやナズナ師がいれば何もいらない…と思うところだけど、さらに華を添えるヒロインは必ずいるはず。…で、第2話までの間に登場した女の子ですが、3人いてそのうち2人が候補になるか…。

まず1人目は、コウくんに告白した子。男子とも交流を持つ、良くも悪くも普通そうな子ですね。制服なので断言は出来ないけども、中学生で考えたら相当すごいボディの持ち主なことでしょう。

そしてもう一人が、その子の告白をフったことに対してコウくんに追求してきた子。

あんま大きな声で言いづらいんですけど「よふかしのうた」で出てきた女の子の中では一番好みなんですけれど、残念なことにコウくん的にはブスだの殺すぞだの物騒なこと思っちゃうくらいイメージが悪い。まあしゃーないっちゃしゃーないんだけども。

しかしそういう初っ端から好感度低い子って反動で一気に好きになったりするんですよね…ということで、ベストちゃんのレギュラー化に期待しております！

週刊少年サンデー 2019年39号(2019年8月28日発売) [雑誌]

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