戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://world-fusigi.net/archives/9453848.html


死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『蔵の中の長男』『兄とは思えない男の子』『水門』他 | 不思議.net

まとめサイト速報+ 2chまとめのまとめ ワロタあんてな news人 カオスちゃんねる

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『蔵の中の長男』『兄とは思えない男の子』『水門』他

2019年08月30日:23:00

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント( 0 )

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『蔵の中の長男』『兄とは思えない男の子』『水門』他






559: 味噌屋の長男1 2005/09/07(水) 17:24:14 ID:xYIgvOMf0
蔵の中の長男
地元の話。
私の実家の近所にある旧家、田木家(仮)は地元でも有名な伝統ある味噌屋です。
田舎ですが、それこそ何代も続いているような由緒正しい家柄のようです。
そこに、私は全然面識はないけど、30歳くらいの長男がいるんです。
もう7~8年前に、そこの長男が狂ったんですよ。
というか、正確に言うと7~8年前にそこの長男がおかしくなっているのを見たんです。

確かそんなに遅くない夜でした。私はスーファミをやってたんです。
そしたらどこからか「うぅー、うぅー」「うあうううー、あうううー」といったカンジの声が聞こえるんですよ。
そうですね、例えるなら子供がねだったものを買ってもらえずにグズっている時のような声ですね。
最初はイヌの遠吠えかとも思いましたが、どうも人の声に聞こえるので気味が悪くなってきて1階に下りていったんです。
すると母親も不思議がって、どこから聞こえてくるのかを探って縁側をうろうろしていました。
「なんだろね」「外からだよね」と言いながらも結局わからずに2階の自分の部屋に戻りました。

しかし声がぜんぜんやまないので、いよいよ気持ちが悪くなってきて窓から外を覗いてみたんです。
声の方向を耳で探ると、どうも味噌屋の田木家から。
田木家自慢のいくつもあるデカい蔵(味噌樽が置いてあるのでしょう)がウチから見えるんですが、
そこの一番奥まった場所に建つ蔵の天窓に、なにかがうごめいているのが見えました。

引用元: 死ぬほど洒落にならない怖い話集めてみない?108

560: 味噌屋の長男2 2005/09/07(水) 17:25:13 ID:xYIgvOMf0

暗くてハッキリと見えたわけではありませんが、それが人間であることはわかりました。
天窓の格子の間からせいいっぱい両手を出して、泣きながら壁をひっかいているんですよ。
それも、ものすごい勢いでがりがりがりがりと。「出たい出たい」って感じです。
私はとにかくビビって、急いで母親を呼んできてそいつを見せると、
「あれはきっと田木さんちの長男だ」と言うんです。

詳しく聞いたところ、
小さい頃はよく見かけたんだけど、ここ何年も姿を見ていなかったこと。
噂では田木家の奥さんがどうしても長男をT大に入れようとして、長男は受験ノイローゼでおかしくなったらしいとのこと。
蔵のひとつを部屋としてあてがい(つまり監禁)、長男がおかしくなったのを必死に隠しているらしいこと。
あくまで噂で曖昧なのですが、こんなことを教えてくれました。

話を聞いている間も長男はがりがりがりがりと必死です。
ハムスター飼ってた人ならわかると思うけど、ゲージの入口から必死に這い出そうとするじゃないですか。
あれにそっくりなんです。
これは尋常じゃないと思った私は、母親に「田木さんちに行こうよ、あれ普通じゃない」と言ったのですが
「やめとけ、絶対中に入れてくれないから」の一点張りで動こうとはしてくれませんでした。
私は女だし度胸もないから、1人で田木さんちに行くこともためらわれました。
「じゃあ警察に電話を」と食い下がると
「騒ぎを大きくするな、あそこの家はあれでいいんだ」と強く諭されました。

561: 味噌屋の長男3 2005/09/07(水) 17:27:16 ID:xYIgvOMf0
田木家は四方がすべて広い畑で囲まれていて、近くに家は私んちぐらいしかないんです。
つまりこれ(蔵の中の長男)に気づいているのは私んちだけなんです。
母親はウチさえ黙ってりゃいいと言うのですが、でも私は必死に壁をがりがりやるあの人影がとにかく可愛そうで
じゃあいいよ、あたしが行ってくるよ と、止める母親を無視して家を飛び出していったんです。

田木家のすごくがっちりしたいかつい門の前で何度もブザーを押して
「すみません!お宅の蔵の中に人がいるようなんですが!!」と叫びましたが全く応答はありませんでした。
すごく怖かったのですが、思い切って「警察を呼びますよ!!」と叫びました。
するとやっと返事があったんです。
『なんでもありません!!おひきとりください!!!』と一言だけ…。
仕方なく帰ろうとした時には、あんなに叫んでいた長男(?)の声はウソのようにやんでいました。
そしてその後私が家を出るまで、あの声を聞くことはありませんでした。

田木家の長男は、私の母親の話によれば今年30歳になることになります。
まだあの大きな黒い蔵のなかに居るんでしょうか。もちろん、生きていればの話ですが。。。

*先日お盆の際に帰省して母親にその話をふりましたが、やはりその後声が聞こえることはないそうです。。
 オチなしすみません。

562: 本当にあった怖い名無し 2005/09/07(水) 17:37:17 ID:QbHifyN30
いや、充分怖かった。乙

401: 本当にあった怖い名無し 2005/09/04(日) 13:52:51 ID:K5nyZpRo0
兄とは思えない男の子
小学校に上がる前だと思う。
ある朝目を覚ますと隣で寝ている兄以外、家に人の気配がなかった。
家中を見て回るが、誰もいない。
不安になって兄を起こそうと声をかけ、肩をゆするが目を覚まさない。
どんなに激しく揺り動かしてもぐにゃり、ぐにゃりとするばかりで死んでいるかのようだ。
私は怖くなって家の外に出た。
雨が降っていて薄暗かった。家の周りを泣きながら歩き回ったが、家の外にもまったく人の気配はなかった。
泣きながらまた家に帰りぐずぐずしていると、ふいと両親が現れた。
「どこにいってたの」と聞いても答えてくれず、
「お父さんはここにいるよ」「お母さんはここにいるよ」と答えるばかりである。
訳が分からなかったが、とにかく両親は戻ってきて私は安心した。
と、そこに兄が現れた。兄の顔を見た私は息を飲んだ。
そこにいた兄は兄ではなかった。背格好は似ている。
しかし昨日までの兄、さっきまで隣で寝ていた兄と顔が全然違う。目つきがきつい。
鼻が細く高い。ほほがこけている。髪がぺたんとしている。
あの不思議な朝のようなことはあれが最初で最後だったが、
兄自体はそれからもずっと兄とは思えない男の子のままだ。

403: 本当にあった怖い名無し 2005/09/04(日) 14:03:47 ID:pSQ/bIFv0
>>401
たまにそういう違和感って感じるときってあるよね。
俺の友達談:
ある日夕食の席で、ふと親父を見たんだよ。
そしたら、なにか違うんだ。
いや、何が違うのか、はっきりと説明できないんだけど、
見た目も声も、全て親父なんだが、でもそれは、
得体の知れない「何か」が親父の皮をかぶっているだけで、
親父はもう親父じゃないんだ。
少なくとも今までの親父とは別の生物だよ。
きっとこれに気付いているのは俺だけだと思う。
お袋も弟も何一つ気付いちゃいない。
俺はそれに気付いたことで、何かされるかもしれない。
気付いたことを、気付かれちゃいけないんだ。
もし俺に何かあったら、そういうことだから、あとは頼むぞ。

その後10年経つけど、何もないみたいだw
良かったなw>たかし

412: 本当にあった怖い名無し 2005/09/04(日) 18:04:26 ID:TJUKwGQY0
いやでも身近にいる人がある日突然に中身が変わったと感じたら怖いと思うぞ
友人なら縁切れば済むが、家族みたいな身近な存在だとずっと猜疑心と恐怖感を抱いたまま
誰とも知れん赤の他人(感覚的に)と家族ごっこをしなきゃならんのだぞ

433: 本当にあった怖い名無し 2005/09/05(月) 15:59:07 ID:h0Gy4Jbh0
俺、建築業やってるんだけど、12年前の話。後ろが谷になってる場所に家建てたいって依頼
があった。高低差が4m位で、一面草ボーボーになってる斜面を草刈してると、かなり古い
お墓が6基出てきた。自然石に字が彫ってあるヤツ。施主さんに「どうしますか?」って聞くと
一応、お払いみたいな事してくれたんだけど、移転はしなかった。移設してくれって言ったんだけど
結構、お金かかるみたいでさ。そして・・

434: 本当にあった怖い名無し 2005/09/05(月) 16:09:08 ID:h0Gy4Jbh0
つづき 結局、谷底から4.5mの擁壁を立てて、天端(一番上)で家の基礎と兼用
にしちゃった。つまり、その家の谷側の地下にはデッドスペースがあるって事。暗い空間
に6基のお墓だけがポツンとあるんだ。販売はしたはずだから、今どんな人が住んでるんだろう?
あの施主(不動産屋)は絶対説明なんかしてないだろうし。皆さんも建売の購入は慎重にどうぞ。

435: 本当にあった怖い名無し 2005/09/05(月) 16:14:07 ID:Q7P9iHKA0
>>433-434
何だか単純に息苦しいだろうなと思ったよ(´・ω・`)
お金かぁ…。世知辛いね

469: 本当にあった怖い名無し 2005/09/05(月) 22:14:42 ID:CmJVP+Xs0
先日の話。
霊とは関係ない話なんだけど。
先日電車に乗ってたんです。座席が空いてなかったので,
つり革に摑まって立っていたんです。
何駅かすぎたあたりで身障者が電車に乗ってきて,
私の隣のつり革に摑まったんです。
まぁここまではなにも怖くないんだけど,怖かったのはこのあと。
なんか隣でブツブツ独り言を言ってたんですが,よく聞いてみると
「~今日でおしまい,~今日でおしまい」
何か言った後に必ず「きょうでおしまい」をつけるんですね。
隣で聞いていて鳥肌が立ちました。

472: 本当にあった怖い名無し 2005/09/05(月) 22:23:25 ID:p8J+hDfQ0
>>469
今は知らないけど昔の知り合いに、
見た目は普通の青年で挙動不審でもないのに、
会話の終わりに「世界終われ」みたいな言葉をつける人がいた。
あのときはマジで怖かったなあ。高校のときだったんだけど、
テストで悪い点を取って「あー、世界終われよ」はまだ冗談と聴けるけど、
良い点でも「でも明日世界終わったら意味ないよな」とか。
もう、とにかく世界が終わってほしいと思っているみたいだった。

479: 本当にあった怖い名無し 2005/09/05(月) 22:47:10 ID:c1MW1Zar0
俺がまだ子供の頃、夜中に突然電話がかかってきたんだよ。
うちの母親が出たんだけど電話口で「助けてくれ…」っていう苦しそうな男の声が
聞こえて、気持ち悪いから思わず電話切っちゃったんだって。
何日かして姉が学校から帰ってきたら母親部屋の隅でがたがた震えてるの。
で、どうしたの?って聞いたら、新聞にうちの近所で深夜に男性が殺されたっていう
記事が載ってたって。
助けを求めて最後の力を振り絞って適当にかけたのがうちだったんじゃないかって
想像せずにはいられなくて、本気で怖くなったんだと。
考えすぎだとは思うんだけど…。

490: 469 2005/09/05(月) 23:46:10 ID:CmJVP+Xs0
中古の単車
この話は体験談ですが,今まで誰にも話したことがありません。
気づいたらもう10年も昔の話になっているので,そろそろ話してもいいのかなぁと。

ことの始まりは合コンでした。
男4,女4のスタンダードなコンパで,男のメンツが一人足りないとのことで
僕が呼ばれたんです。呼ばれたのはいいものの,僕が知ってるのは僕を誘った
友人一人。僕を呼んでくれた友人はDというやつで,彼とは幼馴染です。
コンパって女の子と知り合うのが目的なのに,僕にとっては男とも
知り合う合コンになってしまったわけで。
其のとき知り合った男の一人が,件の彼です。
名前を仮にTとします。

491: 469 2005/09/05(月) 23:47:08 ID:CmJVP+Xs0
彼と知り合ったのは16のとき。高校2年生でした。
僕は都内の私立高校に通っていて,彼らの間ではエリートというあだ名で
呼ばれることになっていきました。
っていうのも,Dはなかなかにヤンチャなやつで,幼馴染じゃなかったら
絶対仲良くなれなかっただろうなぁとおもうような奴。
当時の僕は映画ばかりみてるような,ちょっと小洒落たオタクでした。
当時IVYがリバイバルで流行っていて,そんな格好がヤンチャなやつらには
エリートに見えたんでしょうね。

492: 469 2005/09/05(月) 23:48:24 ID:CmJVP+Xs0
結局その合コン事体は不発。
ブサイクな女の子ばかりでした。代わりといってはなんですが,
男連中と仲良くなりました。
田舎のヤンキーにとって,都内に通ってる同年代の話は斬新だったのかも
しれないです。(といってもヒップホップなんかの話しただけ)
なんか気に入られてよく遊ぶようになりました。

493: 469 2005/09/05(月) 23:49:50 ID:CmJVP+Xs0
そんな夏のある深夜,肝だめしに行こうという話しになりました。
僕を含めみんな単車に乗るので足に困らず,其の話が出てすぐ実行にうつされました。
(当時僕はSRに乗っていて,周りはみんな族車。凄く恥ずかしかったですw)

494: 469 2005/09/05(月) 23:52:24 ID:CmJVP+Xs0
男4人で近くの心霊スポットと呼ばれている廃病院に行きました。
其の4人は前出のコンパに来ていた男で,DもTもいました。
廃屋となった病院を徘徊しましたが,とくになにも起こりませんでした。
暗いし不気味だし怖かったことは怖かったんですがね,
特にそこでなにかが起こることはなかったんですよ。
ただ,帰り道にコンビニに寄ったときに異変に気づいたんです。

495: 469 2005/09/05(月) 23:52:54 ID:CmJVP+Xs0
みんなの単車のタンデムステップが降りてたんですね。
確かDが気づいたのかなぁ。みんな各々の単車で出かけたのに,
後部座席用のステップが降りてたんです。
で,その4人はそのとき誰も彼女がいなくて,
彼女ができるまでタンデムステップ下ろすのやめようぜ,ってことで
それが仲間内の約束みたいなもんだったんです。
僕のSRはシングルシートにしていたので,タンデムステップなんて
上げっぱなしだったはずなのに,やはり降りていたんです。

496: 469 2005/09/05(月) 23:54:47 ID:CmJVP+Xs0
その異変に皆が気づいたときは,「みんな一人ずつ霊をつれてきちゃったのかな」
なんて言って笑ってたんですが,正直僕は怖くて仕方がなかったw

497: 469 2005/09/05(月) 23:55:36 ID:CmJVP+Xs0
それからというもの,なんか変なんです。
まぁよくありがちな話なんかも知れませんが,僕しかいないはずの部屋で
変な音がしたり,泊まりのツーリング先で変な夢みたり。
単車に乗った日はなんか変なことが起こるんです。
そんなこともあって,愛車のSRにのることはあまりなくなっていきました。
霊が単車に憑いちゃったって考えたんですよ。
今考えるともったいない事したなぁ,っておもいますけど
そのまま売っちゃいました。(業者にはもちろん件の話は秘密w)

498: 469 2005/09/05(月) 23:56:08 ID:CmJVP+Xs0
それからというもの,それまでに起こっていた怪現象はぱったりなくなりました。
他の3人もそういった怪現象に悩まされていたんですが,
Tだけはそのときの単車に乗り続けていたんです。
重度の族車だったので,どこも買い取ってくれなかったというのがその理由です。
足がないのはこまるので,僕はCB250RSZ-Rというバイクを98k円で買ってきました。
単車売っちゃったほかの二人は原付を足代わりにしていました。
(他のふたりが乗っていたのはゼファー400とZ400GPでした。)
Tだけがずっと同じバイクにのってました。RZ350を族車に改造したやつ。
Tにはみんなでバイクを手放せって言ってたんですが,
新しいの買う金もないし,ちょっと変なことが起きるだけで実害ないから
大丈夫なんていって乗り続けてました。

499: 469 2005/09/05(月) 23:56:39 ID:CmJVP+Xs0
それから4ヶ月たった12月,事件が起こりました。
もうホントありがちな話で申し訳ないんですが,Tが死んでしまったんです。
これだけ長い前置きで,いきなりこの結末はないだろうと思うかもしれませんが,
彼の死に際が壮絶でした。
4人でバイクに乗っているときに,Tはバイクで単独事故を起こして死にました。
彼はいつもノーヘルでして,事故の衝撃で
頭部の目から上の部分が吹き飛んでしまいました。
飛び散った彼の脳漿を夢中であつめて彼の頭に戻そうとしました。
気が動転していたんでしょうが,3人が3人ともそうしていました。
深夜だったのでまわりに人はおらず,僕たちしかいませんでした。
結局警察に電話したのがその事故から1時間ほどになってしまいました。

501: 469 2005/09/05(月) 23:59:19 ID:CmJVP+Xs0
警察で事情聴取をうけ,帰ろうとした際に
警察に引き上げられたTのRZを見て絶句しました。
彼の血が単車についていたんです。
で,ただ血が付いていたわけではなくて
はっきりと血でKILLと書いてありました。
このとき,「ああ俺ももうだめなのかな」と思いましたが,今でも元気に生きています。
Dとはいまだによくあうのですが,彼は今では結婚して幸せな生活を送っています。
が,TとKILLの話は一度も出たことがありません。

502: 469 2005/09/06(火) 00:00:09 ID:1fDSUN5l0
以上でおわりです。
いざ文章にしてみると大して怖くない話になってしまいますね。
当時は本当にこわくて,単車なんか全然乗れるような心理状態になれませんでした。
最後になんで事細かに単車の車種を書いたかといえば,
上記の単車を買った人がいるかもしれないからです。
Tの乗っていたRZは警察に引き取られてしまったので,問題ないのですが,
北関東在住でZ400GP,SR400,ゼファーを中古で買った人。
それを買って以来奇妙なことに悩まされている人は
その単車を手放すことをお勧めします。

長文失礼しました。

508: 本当にあった怖い名無し 2005/09/06(火) 00:06:04 ID:u+fty4Vi0
>>502
とりあえず乙。
無粋な疑問で恐縮ですが、
事故後すぐ電話せずに、1時間も脳かき集めたりして、警察に怒られたりしませんでした?

509: 469 2005/09/06(火) 00:08:56 ID:PDJKmE6D0
>>508
怒られました。けど事が事だったので,そこまでは怒られなかったかなぁ。
気が動転していたこともあって,あまり覚えていないですねぇ。
ただ警察で出されたのはお茶とミカンでした。
カツ丼じゃないんだなぁって思ったのは覚えてますw

517: 本当にあった怖い名無し 2005/09/06(火) 02:16:03 ID:k+IJ6/O3O
この盆、帰省した私に従兄弟がしてくれた話。あんま怖くないかも。
従兄弟の友人K本って人は、たまーに幽霊みたいなのを見ちゃう人らしく、
時々従兄弟に話してくれるらしい。以下はその話。

その日、K本は諸用を終えて新幹線で帰宅することにしたそうな。
駅で買った新聞、雑誌と鞄を手にとりあえず空いてる喫煙席に座るK本。
平日の4時頃という中途半端な時間帯故に、
乗りあわせた車両には全体的に人は少なく、
二人掛けのシートの窓側に座り、悠々足を組んで広げた新聞に目を通せるような状態。
雑誌を読み終わり、窓の外を見ているうちにやがてうつらうつらし始める。
しばらく浅く眠っていたらしいが、しばらくしてふと薄目を開ける。
「今、小倉辺りかな?」とか思いながら、K本は何気なく窓の外を見る。
田んぼばかりの風景に雨が降りそうな雲。窓を通じて外の冷気を肌に感じる。
やがて新幹線はトンネルに入る。ゴゥっと言う風の音がして耳鳴りがし始めた。
トンネルに入ると、気圧の低下の関係で耳鳴りはすることはK本も知っていたが、
その日はやたらとひどいように思えたらしい。
なんとなく再び目をつぶりかけたK本はふと窓から何かの視線を感じた。
チラと横に目をやると、窓に通路を挟んで隣の席にいる子供が映っている。
小学校低学年くらいの女の子が座席に立ち此方を見ている。

519: 本当にあった怖い名無し 2005/09/06(火) 02:46:22 ID:k+IJ6/O3O
何がしたいのかわからない、ポカンと口を開けた女の子。
直立不動の女の子の睨んでいるのか無表情なのかわからない目は、
窓の中からしばらくK本を見下してくる。
K本はその間、顔を背ける事もできず、
半分金縛りのような状態でずっと窓に映ってる女の子と目を合わせ続けていたらしい。
トンネルを抜けたら窓に映った女の子も見えなくなり、ちょっとした金縛りも解け(←ここら辺がよくわからないと思うんだけど)
直ぐ通路を挟んだ隣の席を見ても本当に誰もいなかったらしい。消えた、みたいな感じ。
視線を感じトンネルを抜ける数十秒間、短いのか長いのかよくわからない時間、
K本は嫌な汗をかきっぱなしだったそうで。
とにかくじっと自分の目を見てくるんだと。
無表情なのに何故か口だけポカンと開けていて歯が見えないんだと。

その様子を想像したら結構、恐かった…
見間違い(単なるかわいそうな人)であって欲しい…

520: 本当にあった怖い名無し 2005/09/06(火) 05:10:53 ID:jV1CviuP0
よく黒い人を見る。
最近見た一番新しい場所は踏み切り。
飛び込みがあったらしくて警察なんかが
色々しているその場所にそれは居た。
それは別に動くわけでもなくてただそこに立っているだけ
な事が多い。
ずっと見ているとその場で消えてしまったり
すたすたと歩いてどこかへいってしまう。
進行方向に建物があったりするとその中へ消えて?透過?
みたいな感じで目では追えなくなる。
そんなだから周りの人全てには見えてはいないもので
それは誰にでも見えるものでは
ないのかなとか自分的には思ってる。
見えていれば騒ぎのひとつにもなるだろうし。
自分的にも見えているだけって事だしそんなに気にも止めていなかった
が今年の夏、ゴローさんの番組見てる時、死神って話の中に出てくる黒い人が
自分がよく見かける黒い人そっくりな感じだった。
ちょっと気になったから心霊サイトとか見ると
黒い色のものは危険みたいな事柄がよく書いてある。
自分がよく見るそれも危険なものかどうか調べる事は出来ないけれど
要するに死神ってのは黒い人ならなんでも死神って定義になるのかな
とか思った。
それが居る所は事故現場だとか病院だとかそんな生き死にの場面に
確かによく居る。
…こんな風に考えていたらゴローさんの番組のように
自分の周りにそれが来た時の事を思うと少し鳥肌が立った。
怖い話でもなくてすまん。
そんな自分は心霊体験っぽいものをした事は一度っきりしかない。
その体験も怖くない。
…なんだかすまん。

522: 本当にあった怖い名無し 2005/09/06(火) 09:01:54 ID:6W+gZ2EP0
>>520
不安の立像?

536: 520 2005/09/06(火) 22:11:09 ID:jV1CviuP0
>>522
自分は黒い人を見ても不安にならないから立像でもないかと思う。
たまに表情?みたいなものがある時があるけど、だいたいそれは笑っている。
その時はちょっと薄気味悪いな。
生きてる人の表情みたいにはっきり見てとれる感じでもないけど。

541: 本当にあった怖い名無し 2005/09/06(火) 22:48:25 ID:Uqz0p/Nl0
>>536
いや、諸星大二郎の漫画で不安の立像っていう、520の話によく似たのがあるんだよ。
良かったら読んでみてけれ。

533: 本当にあった怖い名無し 2005/09/06(火) 21:43:09 ID:kodhU5qh0
一昨年の秋の話。
犬の散歩コースで古いアパートの前を通るのだが、そこの1室にカーテンが短くて中が少し見える部屋があった。
電気の明かりやテレビの音が漏れ、時には住人らしき人の足が忙しく行き来するのも見え、
入居者の少ない寂しいこのアパートでは、唯一生活感が感じられる部屋だった。
ある日いつものようにその部屋の前を通ったら、午後6時だというのに電気がついていない。
テレビの明かりだけが漏れているのがカーテン越しに分かるものの、妙な雰囲気だった。
電気消してテレビ鑑賞?と思いつつ、犬のマーキングが終わるのを待っていて、ふと目が留まった。
…足が浮いてる??
机や椅子といった座って足をプラプラできるような家具の影はない。明らかに足だけ浮いている。
不覚にも抜けた腰を起こしてダッシュで帰宅、半泣きの私から事情をなんとか察した家族が警察に通報。
死後1~2日、あの部屋に住んでいた若い男性、遺書はなかったそう。ご冥福をお祈りいたします。

私にとっては洒落にならなかった…
短いカーテンの隙間から覗く垂れたつま先を、テレビの白い明かりがチラチラと照らしていた光景が忘れられない

535: 本当にあった怖い名無し 2005/09/06(火) 22:00:40 ID:XFaXBHbC0
>>533
久々にゾクッときた。。

563: @スザキ@ 2005/09/07(水) 17:37:26 ID:Tewz+/YX0
水門
これは4年前の夏に実際に経験した、
とても不思議な出来事です。

祖父の家は家屋の解体業を営んでおり、
そこにはYちゃんという従業員がいました。

僕の自宅と祖父宅は、徒歩1分ほどの所にあり、
母も事務方の仕事を手伝っていたので、
幼稚園や学校から、直接祖父の家に帰っていました。

子供の頃はよく従業員の人たちに遊んでもらったりして、
もちろんYちゃんもその中にいました。

564: @スザキ@ 2005/09/07(水) 17:38:37 ID:Tewz+/YX0
中学生になってからはバレー部に入部したので、
祖父宅に行く事も少なくなりました。

それからしばらくすると、Yちゃんの持病が悪化し、
仕事を辞めざるを得ない状況になり、
50歳ぐらいで独身、
身寄りも無いYちゃんを気の毒に思い、
会社の寮に住まわせていたそうです。


それからまた数年の時が過ぎ、
僕も社会人になると、Yちゃんの存在も
すっかり薄れていました。

565: @スザキ@ 2005/09/07(水) 17:39:26 ID:Tewz+/YX0
そんなある夜心霊スポット特集を見ていると、
自宅近くの川にある巨大な水門が
心霊スポットとして紹介されていました。

数人の霊能者がココはかなりキケンだ!と言っていたので、
オカキティの僕は数日後、
地元の友達4人と早速行ってみる事にしました。


そこは川の真ん中ほどに浮島のような物があり、
土手からその島に架かる歩道橋(?)の横に水門がある、
といった造りでした。

慰霊碑こそあるものの、
意外にも怖いという印象はなく、
むしろ都会の喧騒から離れ、静かで、
吹き抜ける風が心地良く感じました。

一通り探索を終えると、
僕たちは川に沿うように、
横一列になって雑談を始めました。

『あんまり怖くなかったね』などと話しながらも、
『帰りは絶対に振り返らず
安全運転をしないと必ず事故に遭う』
と霊能者が言っていた忠告を頑なに守り、
無事それぞれの家に帰りました。

566: @スザキ@ 2005/09/07(水) 17:40:07 ID:Tewz+/YX0
僕は帰ってすぐ寝ましたが、
夢でうなされて目覚めました。

夢の内容は、先ほどの現実とほぼ同じでした。
夢の中でも、同じメンツで、同じ場所に行き、
同じ行動を取っていました。

一通り探索が終わり、土手に横一列になって雑談していた時、
一番右端にいた僕が、左端の友達に話を振り、
そちらへ顔を向けると、端にいるはずの友達の隣に、
人が座っているのが分かりました。

それに気付いたと同時に、その人が屈んで僕を見ました。
長い黒髪で、赤いワンピースを着た若い女性で、
全身ズブ濡れでした。

同時に全員で叫びながら猛ダッシュで逃げました。
逃げ切ったぐらいで夢の場面は変わり、
息を切らしながら、また土手に横一列。
今回はより水面に近くなっていました。

ホッとしたのも束の間、
突然川の中からガバっと
Yちゃんがむくんだ顔で這い出して来ました。
『Sく~ん(←僕)..苦しい~よぉ~...』
と、ホフク前進で近付いてきて、
腰を抜かしながらもYちゃんを
川へ蹴落としたところで目が覚めました。

567: @スザキ@ 2005/09/07(水) 17:41:15 ID:Tewz+/YX0
翌朝早くに祖母が慌てた様子で電話を掛けてきました。
警察まで送ってほしいと頼まれ、
何があったのかも聞かないまま
急いで向かいました。

用件を聞いて驚きました。
なんとYちゃんが入水自殺をしたとのこと。

すぐに警察署に向かうと、担当の人が
『同時に身元不明の女性も上がったのですが、
お心当たりありませんか?』と。

更に
『特徴は10代~30代の黒い長髪の女性で、
発見された時は赤いワンピースを着ていました』
と付け加えました。

ちなみにその後の調査で、
Yちゃんと女性は、赤の他人だということがわかりました。
当然僕もそんな人を見たことがありません。


それだけでもゾッとしましたが、
発見された場所は例の水門だと聞いて、
震えが止まりませんでした。

僕たちが実際に水門を訪れた時、
2人は既にその辺りに沈んでいたのですから。


2人のご冥福をお祈りいたします。
長文駄文失礼致しました。









  • このエントリーをはてなブックマークに追加
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『蔵の中の長男』『兄とは思えない男の子』『水門』他

この記事が気に入ったら
イイね!しよう

不思議.netの最新記事をお届けします

おススメ記事ピックアップ(外部)

おススメサイトの最新記事

コメント


 
 
上部に戻る

トップページに戻る