442Kちゃんの両親は、2人とも障害者だ。父親のIさんは働いていたが、母親による育児は困難に直面した。Iさんは妻とともに育児を担うために仕事を辞め、一家は生活保護で暮らし始めた・・





Kちゃんは4歳の頃から、暑さに晒されて体温が上がると、けいれんを起こしやすい。しかし、一家の住まいにはエアコンがなかった。夏の夜間のサウナのような暑さで、Kちゃんは毎夏、けいれんを起こし、そのたびに救急車で病院に搬送されて入院していた。

容態が安定して退院すると、またサウナのような夜を過ごしながら、経過観察のために通院を続ける。年によっては、入院が2回以上になることもある。親子とも、心身の休まらない暑さをしのいでいるうちに秋が来る。けれども、今夏は違った。





7月20日、一家の住む木造アパートにエアコンが設置された。そして梅雨が明け、暑さが襲ってきた。しかし今年、Kちゃんは1回もけいれんを起こさなかった。そして父親のIさんに、「来年も大丈夫だね」と語ったという。Iさんは、「こんなことを10歳の子どもが言うんですよ」と嘆きながら、苦しむ我が子を見守ってきた親としての思いを次のように語る。

 「今が、当然あるべき状態なんですよ。それを不思議がられているんです。でもこれまで毎年、子どもに同じ苦しみを与えてしまっていました……。10年間、子どもをそう過ごさせてしまいました」(Iさん)

 Iさんの声は、嗚咽で詰まっているように聞こえた。Iさんは足掛け3年にわたって、粘り強く福祉事務所と交渉した。また、専門職を含む協力者が多数、福祉事務所に働きかけを行った。そして今年のKちゃんは、けいれんと無縁の夏を過ごすことができたのだった。しかし、生活保護のもとで認められている社協の貸付を利用してエアコンを設置することができたIさんは、この地域では幸運な方なのだ・・

(source: ダイヤモンド・オンライン - エアコンのない部屋でけいれん…猛暑と戦う生活保護の子どもたち





・みわよしこさんの活動には敬意を示すが、いつもあまりにも一方的な記事が多い気がする。
「横柄な若い担当者」も生活保護受給者の評価だからな。
こうして記事にするのならば、双方の言い分を併記すべきと思う。
生活保護をたくさん見ているけど、個人的には随分と優遇されていると思うことも多いけどな。

・生活保護の担当者の態度は地域によって
差があるからね。若いからどうのこうの
ではなく…本人の性格によるものだよ。

・振り込まれる保護費が、血税であるなら、担当者は厳しく対応せざるを得ない。真夏に屋外で働く人達の税金がその中には入っている。過酷な労働で自らの生活を成り立たせている人達がいる一方で、働かずして給与のごとく自動的に入る保護費を自分の娯楽に使う輩もいる。保護をもらわず貧しいなりに頑張っている人達にこそ、行政は手を差し伸べるべき。

・生活保護受給もだが、本来であれば市営住宅に入れる人が入れないで、世帯収入で基準を超える所得があるのに公営住宅から出ていかない方々の整理もするべき。役所は仕事して下さい。

・生きていくうえで本当に必要なものならば、ある中で少しずつ貯金して買おうと考えるのが普通では。生活保護を受給していない家庭でも、高額なものを買おうとしたら普通にしていることです。
中古のものなど、探せば手の届く金額のものがあります。
エアコンの購入もそのための少額ずつの貯金も、認められていないわけではないはず。

・今の時代に、エアコンの設置をケースワーカーの裁量に任せて良いんだろうか?。生活保護受給者に担当者を指名する権限はなきだろうし、たまたま判断力のない担当者がエアコン設置を認めず、受給者が熱中症死。隣の部屋の受給者の担当者は判断力のある人で、早々にエアコン設置して、熱中症とは無縁の生活。人の命が担当者1人に握られてるって、本当に怖いこと。

・域差が大きいのだろうか。うちの地域では、家賃補助は6万円まで、基礎生活費は11万出る。だから年金受給者も足りない分を補助してもらえる。ただそれを悪用している人もいるから困りものだ。