内閣支持率、55%に上昇
改憲反対47%、賛成上回る
共同通信社が第4次安倍再改造内閣発足を受けて11、12両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は55.4%で、8月の前回調査から5.1ポイント増えた。不支持率は25.7%だった。安倍晋三首相の下での憲法改正に反対は47.1%で、賛成38.8%を上回った。
10月に消費税率10%へ引き上げられた後の経済が「不安」「ある程度不安」は計81.1%に上った。「あまり不安を感じない」「不安を感じない」は計17.2%だった。
内閣改造と自民党役員人事を「評価する」との回答は50.9%、「評価しない」は31.4%だった。
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野党反応 「停電のなか内閣改造は遺憾」
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0911/tbs_190911_5403828304.html 今回の内閣改造について野党側の反応です。立憲民主党の福山幹事長は「千葉県を中心に台風による停電が続く中、内閣改造を行ったことは遺憾だ」と述べました。
「いまだに40万戸の停電が続いていることをわかっていながら、内閣改造をこの日にやられたことについては、非常に遺憾に思っております」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)
さらに福山幹事長は、「西日本の水害のときに宴会をしていた赤坂自民亭を思い出さざるを得ない」と批判し、新たな内閣の布陣については「国民不在のお友達側近重用内閣。期待感も高揚感もない」と述べました。
蓮舫氏、深刻な台風被害の中での安倍内閣発足に「今日、改造すべきだったのか」
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/09/11/0012690598.shtml 立憲民主党の蓮舫副代表が11日、ツイッターを更新。台風15号による被害が千葉県などで深刻となっている状況の中、第4次安倍再改造内閣が発足したことを受けて、「今日、改造すべきだったのか」と疑問を呈した。
蓮舫氏は「新たな内閣の発足は否定はしません。が、午前に全ての大臣の辞表、夕方に新たな内閣が発足する間にも千葉を中心に台風被害の影響の深刻さは変わりません。熱中症もとても心配です。今日、改造すべきだったのか、と思います」と深刻な状況を憂慮。「一刻も早い災害担当大臣、経産大臣など関係大臣の指示が求められます」と訴えた。