千葉県内約40万戸停電のなかの改造に「国民不在のお友だち側近重用内閣」と福山幹事長
福山哲郎幹事長は11日夜、内閣改造後の総理会見を受けて国会内で記者団の質問に応じました。
福山幹事長は冒頭、台風15号で甚大な被害を受けた首都圏では、千葉県を中心に停電や断水などライフラインへの影響が続いていることに触れ、被災者に対してお見舞いの意を表明。本日午後、災害対策本部(本部長・枝野幸男代表)を設置し、岡島一正、森山浩行両衆院議員、長浜博行参院議員が現地を視察していると報告しました。
その上で、今回の内閣改造については、「いまだに40万戸を超える停電が発生している。停電、断水で命の危機に直面している被災地では、まさに今苦しんでいるところだ。そうした被災が広がっているなか、今回内閣改造をこの日にやられたことを遺憾に思っている。政治日程があったことは理解しているが、首都圏で40万戸レベルでの停電が起こることはこれまであまりない。いったいどういう状況なのか。酷暑が続くなかクーラーもきかない状況を横目で見ながら燕尾服を着て内閣改造をやる姿勢に疑問を持たざるを得ない。西日本の水害の時に宴会をしていた『赤坂自民亭』を思い出さざるを得ず、その中心であった方が今回閣僚に入っている。加計学園の問題でも中心に関わった方が内閣に入っている。『国民不在のお友だち側近重用内閣』だ。何を目指しているのか、何をやりたいのか全く分からない。われわれから見れば、期待感も高揚感もない改造だったと言わざるを得ない」とコメントしました。
https://cdp-japan.jp/news/20190911_2063