「花火銀河」から青と緑の光が放たれる…ブラックホールの影響か
こちらはNASAが発表した、2200万光年の彼方にある“NGC6946”、別名「花火銀河」から青と緑の光が放たれている画像。
発光の理由は解明されていませんが、ブラックホールや中性子星の影響が考えられるとのことです。
NASA Satellite Spots a Mystery That's Gone in a Flash
光っていた期間は10日ほど。
NASAの研究者は、この光はブラックホールが恒星を吸収した際に発生した可能性と、中性子星に何らかの物質が衝突した可能性などが考えられると主張しています。
こちらは通常時の「花火銀河」(NGC6946)。そもそもがこのように色鮮やか。
(NGC 6946 - Wikipedia)
「花火銀河」と呼ばれている理由は、超新星爆発やスターバーストが多発しているためで、超新星爆発の頻度は知られている中で最多なのだとか。
(スターバースト - Wikipedia)
星の数は我々の「天の川銀河」の半分程度ですが、「天の川銀河」の超新星爆発はこの1000年間で4回観測されているのに対し、「花火銀河」ではこの100年間で8回観測されています。
超新星爆発の頻度の違いについては、まだはっきりと解明されていません。