数学が苦手な女性「質問、ケーキを3つに切ったら…」→納得の行く答えが出る
数学の問題でわからないことがあれば、得意な人に聞くのが一番です。
ケーキを3等分するときに素朴な疑問を抱いた女性が、得意な男性に質問をぶつけたそうです。
そのやりとりが面白いと、海外掲示板で人気を呼んでいました。
Math genius from r/technicallythetruth
「ねぇ……、あなたって数学が得意だったわね?」
「ああ、そうだね得意だよ」
「良かった……、もし私がケーキを3等分に切ったら、1切れは元のケーキの0.333ずつということよね?」
「その通りだね」
「OK、じゃあ、それを3倍にしたら、0.999ってことになるわね? じゃあいったい、0.001はどこに消えたの?」
「ナイフに付いてるよ」
「おおお……、ありがとう」
「どういたしまして」
そ、それで良かったんだ……。
そもそもこれを答えるのに数学の達人である必要は感じられませんが、多くの人が納得していました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●この数学のやりとりはおもしろい。だが「得意だよ」という返事はいけ好かないな。
↑得意なものは得意だろう。
↑彼は数学が得意と言ったが、国語が得意とは言ってない。
●もしケーキのくずが付かない、めちゃくちゃ切れるナイフを使ったら、3分の1ずつを得られるわけだ。
↑めちゃくちゃ鋭いナイフでもトップのアイシングが付着しないのは無理だ。
●ジョークはわかるが、数学を専攻してる者として説明しておく。
0.33 ≠ 0.33…
0.33… x 3 ≠1
0.33 x 3 ≠ 1
↑じゃあ0.99999999999…. = 1と証明しないと。
↑実際にそれが1だと言う証明があるよ。
↑こうなる。
x = 0.9999….
10x = 9.9999….
10x - x = 9.9999…. - 0.9999…
9x = 9
x = 1
●昔スウェーデンのインターネットフォーラムのモデレーターをしていたことがあるが、そのとき「0.99999…. =1」というフォーラムが最も長く、最も激しくトラブっていた。いくつもの証明や式にも関わらず、多くの高校中退した連中がその数学の事実を拒否するんだ。それを思い出させてくれてありがとう。
証明されているものでも、誰にでも理解できるように説明するのは簡単ではないようです。