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メキシコ・メキシコシティの南にあるソチミルコ島は「人形島(The Island of the Dolls)」として知られており、薄気味悪い人形に出会える観光名所となっている。
訪れた観光客の誰もがゾクゾクッと寒くなるという珍スポット中の珍スポットだが、アメリカ・ジョージア州アトランタ郊外にも似たようなテイストの不穏なハイキングコースがあるようだ。
その名も「ドールズ・ヘッド・トレイル」といい、約2.4kmに渡って不気味な人形の頭部が並んでいて通りかかる者の姿を虚ろな目でじっと追っているように見えるのだという。
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CREEPY Doll's Head Trail Caught on Camera
公園に不法投棄されたゴミを利用したアートな共同プロジェクト
「ドールズ・ヘッド・トレイル」はコンスティテューション公園内に位置する。不気味なハイキングコースが誕生する以前の19世紀、この一帯は巨大なレンガ工場だった。
それが約50年前に閉鎖され、再び自然が復活。深い泥の穴に雨水がたまり、それがやがて大きくなってつながりコンスティテューション湖ができたのだとか。
アトランタの中心街からわずか数マイルの場所だが、この自然の聖域は野生の鳥たちの棲み処となり、シカのような大型の生き物も生息している。
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しかしこの公園が有名なのはそうした豊かな自然だけが理由ではない。ホラー感満載の「ドールズ・ヘッド・トレイル」があるからだ。
約2.4kmに渡るこのハイキングコースは、地元の大工であるジョエル・スラートンさんのアイデアで始まったものなのだそうだ。
スラートンさんは公園内をハイキングしているときに回収したゴミを使って、芸術的なディスプレイを作り始めた。
それが次第に常連のハイカーたちとの共同プロジェクトになっていき、今日ではみんなで作った公共アートだと考えられるようになった。
公園内で見つけたゴミを利用すれば、誰でもこのアート制作に参加できるのだという。
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自然と人間が生み出す奇怪なアートの融合に全世界が恐怖する!?
スラートンさんは自身のアイデアについて、
公園内をハイキングしていると人形、自転車、車、工具などいろんな物が見つかる。こうした物をディスプレイしたのが始まりだ。
最初は数少ない常連のハイカーたちが歩いていて出くわすある種のジョークとして始めたんだ。地元の清掃活動などで無傷の人形が見つかることもあったよ。
こうした活動や長年の不法投棄のおかげで、アートの"材料"のほとんどは確保できたというわけだ。今や一般市民による、公共アートなんだ
と語る。
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不法投棄されたものを有効活用しているとはいえ、たくさんの人形の頭部がディスプレイされているのはどうも不気味な雰囲気だ。
だが、すぐそこが街中であることを知っていれば、そんな恐怖もまあ許容範囲なのかもしれない。
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アメリカ中、いや世界中の大多数の人が、ここは世界で最も不気味なハイキングコースのひとつだと考えるだろう。
それでも自然と人が作った奇怪なアートの融合は、ホラーファンやアドレナリンジャンキーでなくとも惹きつけられる不思議な魅力があることは間違いない。
References:Oddity central YouTubeなど / written by konohazuku / edited by usagi
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コメント
1. 匿名処理班
やめなよー
アートとかいってキャッキャしてるうちに
本当にナニかを呼び寄せちゃうよー(>_<)
2. 匿名処理班
日本には
藁人形の森とかあったらいいかも