後輩「・・・センパイのえっち」
後輩「ああ、私はこれから、センパイに何をされてしまうのでしょう。きっと乱暴をされ続けて何も考えられなくさせられるのですね」クスクス
後輩「・・・え?ただ足がもつれて転んだだけ?私は巻き込まれただけ、ですか?」
後輩「そんな言い訳しなくても、センパイに抵抗できる訳ないじゃないですか。女の子ですよ、私」
後輩「男性のセンパイにこうやって押し倒されたら・・・恐怖で動けなくなっちゃいますよ」
後輩「あっ・・・なんで立ち上がっちゃうんですか。どうせ私たち2人しかいない部活ですよ。私さえ何も言わなければ、何したってバレないんですよ?」
後輩「・・・ちぇっ。センパイのいけずー、へんたーい、甲斐性なしー」
後輩「・・・・・センパイなら、イイのに」ボソッ
後輩「センパイ、どうしたんです?こんなに遅くなって。部活の時間、あと30分しかないですよ」ムスッ
後輩「えっ、新入部員が?・・・まっさかぁ」
後輩「私たち2人だけの漫画部に入りたがるモノ好きなんている訳ないじゃないですか」
後輩「ちなみに・・・誰なんです?」ニマニマ
後輩「センパイの女友達?・・・ウソですよね?」
後輩「センパイに友達なんている訳ないじゃないですか」ケラケラ
後輩「まぁまぁ、ほんの冗談ですって。そこまで怒らないでくださいよ」
後輩「・・・すみません、ちょっと気分が悪いので、今日はもう帰ります。また明日会いましょうね、センパイ」
後輩「あの。すみません、少しいいですか」
女「あ、はい・・・あの、どちらさまでしょう?」
後輩「センパイから聞きました。あなた、暇つぶし部に入りたいっていう、女先輩ですよね。私、後輩と言います」
女「ああ、そうだったのね。わざわざご挨拶どうもありがとう!これからよろしくね!」
後輩「よろしく?・・・どうしてあなたとよろしくなんてしなきゃいけないんですか?」
女「えっ?それってどういう・・・」
後輩「あの部活は、私とセンパイだけの空間なんです。それを、あなたみたいな雌猫が怪我していいと思ってるんですか?」
後輩「そもそも、ほとんど活動をしないのに予算だけは申請するせいで暇つぶし部ならぬ、穀潰し部なんて呼ばれてるのに入りたがるなんて、どう考えてもセンパイ目当てですよね」
女「・・・だからなんだってんのよ。そんなこと、アンタみたいなちんちくりんには関係ないでしょ!
大体、そんな事言ったらアンタも彼目当てっていってるようモンじゃない!」
後輩「ええ・・・だから」
後輩「センパイとの時間を、わざわざ雌猫に分けたくないんです」
後輩「こんにちわー、センパイ。・・・あれ、センパイ1人ですか?センパイのお友達(笑)はどうしたんです?」
後輩「え?向こうが入部を取りやめた?・・・まぁ、穀潰し部なんて呼ばれてますし、そもそも入りたがる方がおかしいと思いますけどね」クスクス
後輩「・・・でも、これからも2人きり、ですね」
後輩「2人きりだから、何してもいいんですよ・・・?」
後輩「むむむ・・・まだ手を出しませんか」
後輩「センパイのあほー、むっつりー、へたれー」
後輩「あ、怒った怒った。おーにさんこっちらー」ケラケラ
後輩「・・・ふふふ、捕まっちゃいました。私はこれからどうされちゃうのでしょう」
後輩「・・・えっ、要するにかわいいからあんまりからかうと本気にしちゃうぞ、っていいました?今」
後輩「そんな・・・センパイのえっち」
後輩「でも・・・センパイなら、いいですよ」
後輩「だって私、センパイが大好きですから」
後輩「ほら、私ってこんな性格じゃないですか。だから、昔から友達とかいなくて・・・」
後輩「だから人のいる所も苦手なんです。この学校が1年生は部活に強制加入なんて学校じゃなかったら間違いなくどこにも入っていませんでした」
後輩「だから、1番人と関わらなくて良さそうなこの部活にしたんですけど・・・」
後輩「ほら、部員も1人でしたし、勧誘もテキトーでしたしね。なんで廃部にならないんでしょうね、この部活」
後輩「・・・でも、ここに入って良かったです。変に気を使う必要もないですし、からかい甲斐のあるセンパイにも会えましたし」
後輩「ふふふ、ちょっとむむってなりましたね。そういう所もカワイイですよ、センパイ」
後輩「これからもずーっと、2人で過ごしましょうね。センパイ」
~fin~ ?
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コメント一覧 (3)
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- 2019年10月30日 20:37
- こういう後輩に限って俺の所には来ないんだよなあ
俺の周りには無言で指搦めて太ももスリスリしながら照れ笑いしてる根暗爆乳陰キャ女ばっかりや
-
- 2019年10月30日 21:50
- 創作だと思うけど実際こう言うやばい女って一定数居るんだよな
一見普通だし友達としてだと良いけど、付き合うとメンヘラでストーカーで深く関わると明らかにやばいタイプ
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この後輩とかいう女は本当の愛というものを分かっているね。そうだよ、好きな人と築く世界に余分なものは必要ないんだよ。
ただ、これだけだと50点だね。本当の愛は苦しみを共有しあい、相手の心の中を自分の子とだけで満たさなくてはいけない。一片でもどうでもいいゴミの事に意識を向けられない様に不安要素は排除しなくてはいけないよ。
まぁ、何の力も持たない人の身になると、完全に消し去るにも一苦労だから、そこはしょうがないかもね。