異世界誕生2007　「ネットを介して命と想いが繋がる時、異世界の扉が再び開く」 : アキバBlog

2019年10月31日

異世界誕生2007　「ネットを介して命と想いが繋がる時、異世界の扉が再び開く」

講談社ラノベ文庫11月新刊、伊藤ヒロ氏のライトノベル「異世界誕生 2007」【AA】がアキバでは30日に発売になった。オビ謳い文句は『“物語”は、果たして人を救えるのか？奇才・伊藤ヒロの話題作、続編が登場！』で、書籍情報は『ネットを介して命と想いが繋がる時、異世界の扉が再び開く』などなど。

著：伊藤ヒロ氏＆イラスト：やすも氏の「異世界誕生 2007」【AA】発売
「“物語”は、果たして人を救えるのか？」

中学生・嶋田チカ / 主婦・嶋田フミエ
チカの幼馴染・藤岡キョウヤ＆その妹ハルナ / ニートで作家志望の西藤リク

（右）ランスロット・ノーランド姫、（左）“焔色の瞳”の少女
「姫にとって初めて出会った、自分よりも幼く、小さく弱く、孤独な存在であった」

「異世界の子どもたちは、おおきなケーキをつくってハルナにプレゼントしました。
ハルナは、おともだちのランスロット姫といっしょに食べました」

メロンブックス秋葉原1号店

アニメイト秋葉原本館

裏表紙
「異世界の扉が再び開く」

講談社ラノベ文庫11月新刊、著：伊藤ヒロ氏＆イラスト：やすも氏のライトノベル「異世界誕生 2007」【AA】がアキバでは30日に発売になった（公式発売日は11月1日）。

『異世界誕生』シリーズは、一冊目の「異世界誕生 2006」が「交通事故で亡くした長男が異世界転生して活躍する小説」を執筆する主婦・嶋田フミエや、娘のチカなどが登場したもので、今回発売になった「異世界誕生 2007」【AA】は、裏表紙によると『2007年、夏。中学一年の嶋田チカは、幼馴染の藤岡キョウヤから、長らく入院していた妹のハルナが帰ってきたので会ってほしいと頼まれる。ハルナは痩せ細り、とても健康そうには見えない。彼女の懇願を受け、チカは前年母が書いた「タカシの冒険」の内容を語って聞かせる』で始まるお話。

オビ謳い文句は『“物語”は、果たして人を救えるのか？奇才・伊藤ヒロの話題作、早くも続編が登場！』で、書籍情報は『“物語”に迷い込む中学生とヒキニート。暴かれる、一人の騎士の真実。ネットを介して命と想いが繋がる時、異世界の扉が再び開く』になってる。

中学一年の嶋田チカ。幼馴染の藤岡キョウヤから入院していた妹のハルナが帰ってきたので会ってほしいと頼まれ、彼女の懇願を受け前年母が書いた「タカシの冒険」の内容を語って聞かせる。大喜びのハルナに続きが聞きたいとせがまれ困惑するチカに、キョウヤはそっと告げる。「ハルナは、もうすぐ死ぬ」。
同じ頃、引きこもりでニートの作家志望の青年・西藤リクは、世界と自分を憎み、絶望して、二ヵ月後に自殺することを決意していた　書籍情報

「異世界誕生 2007」【AA】の感想には、NOGさん『2006の設定を活かしつつも全く新しい物語を構築。後半は読んでてウワーッと唸り続けてました。凄いおはなしです』、nawadeさん『今回は妹のチカを主軸に据えたもう一つの物語として構成。前作以上に重たい話でありながら、一度読み始めると止まらない引力』、Hdaichiさん『重いぞ、上手いぞ、そう来たか！』、漫画家：柳原満月氏『まさかの「2006」と同じくらい面白くてたまげた。はじめから2部作で構想してたの！？ってなった』などがある。

なお、著者：伊藤ヒロ氏はあとがきで『「異世界誕生 2006」から一年後のお話です。正確には「続編」ではなく一個の独立した物語です。世界観と登場人物は共通していますが、前作を読んでいなくても楽しめるようになっています』、『この作品、面白いから続きを書いてくれ。そう言われたのは「2006」の初稿を提出した直後でした。たいへん光栄なことです。まだ売り上げも出ていない段階で、ただ「面白いから」というだけで続きを依頼されるだなんて極めてレアなケース』などを書かれている。

「異世界誕生 2007」書籍情報（試し読みあり） / 伊藤ヒロ氏のTwitter