htr「赤ちゃんがダウン症である確率を算出すると、2分の1くらいになっちゃうかな……」・・






次に進んだ検査は、羊水検査まで待たなくても妊娠11週から受けられ、確定的なことがわかる「絨毛検査」だ。
診察室で医師の説明を聞いた後、恵美さんと夫はふたりとも「ダウン症が分かったら産むことを断念したい」と感じ、医師にそう伝えた。夫婦で同じ思いだった――この時までは。

恵美さんと夫の感じ方が違うものになったのは、絨毛検査の結果が「陽性」と出て、はっきりと赤ちゃんがダウン症であるとわかった時だった。中絶という現実をいよいよ喉元に突きつけられると、恵美さんは、中絶に強い抵抗感を抱いた。 夫婦は激しい口論になった。


・出生前診断 そのとき夫婦は



 「私は、どうやって日一日と大きくなっていく、この赤ちゃんと別れられるのかわからないのに夫は一歩も退かず、絶対に育てられないと言い続けました。それなら、と私は『では、養子に出そう』と言ったのですが、それも『それは誰も幸せにしない選択だ』と言うのです」

 そうなれば、恵美さんに残された道は、ふたつしかなかった。ひとつは、離婚をして1人で赤ちゃんを育てていくこと、そしてもうひとつは夫の希望するように産みたい子をあきらめることだ。

 「最終的に、私は結婚を壊さないことを選びました」

 恵美さんはダウン症の告知を受けてからわずか2日目にそう決断した。そろそろ胎動を感じる時期らしいので、それを感じながら中絶をするのは何としても避けたいという気持ちもあった・・

(source: 現代ビジネス - 「2分の1の確率でダウン症」出生前診断で「産まない決断」をした母の悲痛


・産む前にダウン症だとわかったらどうするのか?



・誰も決断を責めることは出来ません。出生前診断が義務化されている国もあります。
ひとたび子供を抱えたら、その親には一生の責任、心配がつきまとう。家庭の数だけ考え方があります。

・どんな理由も中絶反対衆がいますが、望まれずに出来た子も世の中にはいます。今回の件に関しても、ダウン症だと中絶と両親共に意見が一致しているんですから、そんな両親のともに生まれたダウン症の子供が幸せになれる保証はありません。もちろん出来たら変わるかも?と言う人もいますが、子供はそんな賭けで生きていけません。ただ、ダウン症だったら養子に出すという発言はあまりにも身勝手でドン引きです。

・産まなくて良かったと思います
うちの子は自閉症児です
可愛いですが、精神的にも体力的にも辛いです
気を抜くと「早く死んで楽になりたい…」という思いが湧き上がってくることも

・同じ立場に立ったことのある人にしか気持ちは絶対にわからないし、とやかくいう権利は無いと思う。
結局全てを背負うのはその家族だし、悩んで悩んで出した辛い決断を赤の他人が断罪することはできないと思う。

・ダウン症だったら養子に出す…結論出てるよね。ダウン症だったら育てられないって…

・産婦人科に勤めています。
まずは妊娠をするということは、何か障害があるお子さんが生まれる可能性が必ずあるということをしっかり理解してから妊娠する必要があるということです。
お母さんと赤ちゃんが正常で、元気に生まれることが当たり前と思っている人たちがほとんどです。

・健康に産まれた子供一人を育てるのだって大変な苦労を伴います。決して綺麗事だけでは生きられない世の中。軽く捉えて欲しい問題では無いですが、ご自分を責めすぎないで欲しいですね。

・ダウン症の子を産んだ友達がいるけど、本当に大変そうだ。
小さなころはかわいかったけど、ある程度大きくなると、話を聞いているだけで、想像を絶する苦労をしている。