南ヨーロッパに位置する国、ギリシャでは、1821年に独立宣言をし、ギリシャ独立戦争が勃発。
エジプトの助けを得てこれを鎮圧しようとしたオスマン帝国に対し、イギリス、フランス、ロシアが介入、1829年、アドリアノープル条約によってギリシャ独立が承認された。
翌1830年、オスマン帝国から独立したギリシャはギリシャ王国となった。古代ギリシャ滅亡以来約1900年ぶりにギリシャ人の国家が復活したのだ。
これらの写真は1800年代後期、ギリシャ王国時代当時のものである。
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ギリシャ王国はイギリス、フランス、ロシアの列強3国によってバイエルン王国、デンマークの王子オットーを「オソン1世」として国王に据えたが、国内での支持基盤が弱く、政変が相次ぎ安定しなかった。
オソン1世の激しい政治介入に反王党派の活動が活発化し、オソン1世への不満はくすぶり続け、1862年にクーデターが発生。列強3国らは自国の利益を考え、このクーデターの支持に回ったため、オソン1世は故郷バイエルンに隠棲することとなる。
以下の写真はその当時のものだ。
1. ギリシャ アテネ/パルテノン神殿の観光客(1860年頃)
image credit: Vintage Everyday
2. ギリシャ アテネ/アクロポリス(1860年頃)
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3. ギリシャ アテネ/アクロポリス(1860年頃)
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4. ギリシャ アテネ/アクロポリス(1860年頃)
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5. ギリシャ アテネ/ヘファイストス神殿(1860年頃)
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6. ギリシャ アテネ/ジュピター神殿(1860年頃)
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7. ギリシャ ピレウス(1860年)
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8. ギリシャ アテネ/リュシクラテス記念碑(1860年)
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9. ギリシャ テッサロニキ/雪景色(1860年頃)
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10. ギリシャ アテネ/アクロポリス(1862年)
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11. ギリシャ エルムポリ(1865年)
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12. ギリシャ/サモス港(1865年)
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13. ギリシャ/ハニア港(1868年)
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14. ギリシャ クレタ島(1868年)
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15. ギリシャ アテネ/プラカ(1868年)
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16. ギリシャ アテネ/モナスティラキ(1869年)
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written by どくきのこ / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
最初1600年代に空目して、義経公三歳のみぎりのしゃれこうべみたいなオーパーツかと思った…
2. 匿名処理班
第一次世界大戦の結果
独立したのかと思ってた
トルコの初代大統領ムスタファ・ケマルは
戦後侵攻とてきたギリシャ軍の攻撃跳ね除けて
約立たずの化してた帝国政府と皇帝廃位して
トルコ共和国建国したのだったか
3. 匿名処理班
紀元前から約2000年もの間欧州の要衝として栄えてきたピレウス港が、今では中国に奪い取られているという現実。
古代欧州の覇者が今では中国の植民地同然にまで成り下がるとは誰が想像したよ。