桜を見る会 野党求める集中審議 与党は応じず 引き続き協議
参議院予算委員会の理事懇談会が開かれ、与党側は野党側が求める「桜を見る会」をめぐる集中審議には応じられないと伝えました。
自民 森山国対委員長「議論は出尽くした」
自民党の森山国会対策委員長は記者会見で、「長い間、議論してきており、ほぼ議論は出尽くしているのではないか。政府はすべての質問に答えており、それ以上のものはない」と述べました。
自民 二階幹事長「もう十分議論」
自民党の二階幹事長は記者会見で、「桜を見る会は、もう十分いろんなところで議論の対象になっている」と述べました。また、みずからと、いわゆる「オーナー商法」で多額の資金を集め経営破綻した「ジャパンライフ」の元会長との関わりについて、「全くない」と述べました。
自民 鈴木総務会長「総理は丁寧に答えた」
自民党の鈴木総務会長は記者会見で、「安倍総理大臣はきのう参議院本会議で丁寧に答えていたという印象を私は持っている。説明は果たされたと思う。納得したかどうかは、それぞれの受け止めしだいだ」と述べました。
自民 世耕参院幹事長「総理は説明責任果たした」
自民党の世耕参議院幹事長は記者会見で、「安倍総理大臣は、本会議でしっかりと野党の質問に一つ一つ答えた。説明責任は果たしている」と述べ、野党側が求める予算委員会の開催は必要ないという認識を示しました。また、野党側が安倍総理大臣に対する問責決議案を提出した場合の対応について聞かれ、「問責される理由があるとは全く思っていない。もし出てきた場合にはしっかりと対応する」と述べ、否決する考えを示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191203/k10012200911000.html