ゆるキャン△(実写版)一話 おじさんとカレーめん
- 2019年12月19日 19:10
- SS、芸能人・有名人・著名人
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鈴井「今日私が来ているのは、山梨県の、えー、富士五湖のひとつですね、本栖湖に来ております」
鈴井「まぁ、ちょっと今日は天気の方があまり良くなくて、富士山は見えませんが…」
鈴井「で、今回、何をするのかというと…、昨今アウトドアブームだそうで、登山だとかキャンプなんてものがずいぶん流行っている…という事でですね」
鈴井「我々もその波に乗っかろうと、今回こちらでわたくし鈴井貴之が、冬のソロキャンプに挑もう!という企画でございます」
鈴井「いやぁ~、……たぁのしみだなぁww!」
< ンフフwww
鈴井「なんでも今日は他にお客さんいないらしくて、我々の貸切状態だそうで」
鈴井「では、早速、キャンプ場の方に向かいましょう………あれ?」
大泉「…ZZZ」
鈴井「…あそこで誰か寝てますね」
< クククwww
鈴井「寒くないんでしょうか?」
大泉「…ZZZ」
鈴井「……」
鈴井「なww、なんであの人ww便所で寝てるんですかねww」
< ウハハwww
大泉「ンフッww…ZZZ」
鈴井「まぁ、ほっといてキャンプサイトに行くとしましょうか」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
鈴井「……」カチャカチャ
鈴井「……(説明書を読む)」
鈴井「……」カチャカチャ
鈴井「…あ、あのー」
藤村「なんだいミスター?」
鈴井「これ、僕一人で立てないとですか?」
藤村「え?」
鈴井「手伝ってくれたり…とかって…」
藤村「なに言ってんだいミスター、ソロキャンプでしょう?一人でやんないと!」
鈴井「えぇっ!?」
大泉「おいぃ、つべこべ言わずにさっさと立てろぉ」
藤村「ちょ、ちょっと、お前喋んじゃないよ!」
大泉「なにがだい?」
藤村「君今便所で寝てる事になってんだから、ここで喋ったらおかしいだろ?」
大泉「…この寒いのにあんなとこで寝てられる訳ないだろぉ!」
藤村「www」
藤村「www」
大泉「この時期にあんなとこで寝てたら風邪ひくに決まってるじゃない。バカじゃないの?」
藤村「www」
鈴井「www」
大泉「あんたは笑ってないでテント立てなさいよ!」
鈴井「えぇー…」
藤村「そwwそうだよミスター、早く立てないと」
鈴井「………めんどくせぇなぁ」
大泉「おっと、早くも愚痴が出ましたよぉww」
藤村「まwまだフレームも組んでませんよww大泉さんww」
大泉「www」
鈴井「……」カチャカチャ
藤村「ミスター、それ立てるのかなり簡単な奴だよ?」
鈴井「…いや、なんか、いつもと違うやつだから勝手が違って」カチャカチャ
大泉「…大丈夫かい?この企画?」
藤村「ま、ま、まあ、彼のこれからの頑張り次第でねぇ」
大泉「大体なんで冬にキャンプなんてやるのさ?」
大泉「あー。確かに、それ大事」
藤村「それにアウトドアブームってのも本当ですから。こういうソロキャンプの動画ってのも結構ウケてるらしいよ」
鈴井「……」バサバサ
大泉「それに乗っかんのかい?随分と、こう…安易な…ww」
藤村「www」
鈴井「……」グッ
大泉「そんなねぇ、YouTubeのパクりみたいなのでねぇ…」
藤村「いやいや、そうならない為にドラマっぽくね、台本もちゃんと書いてきてるんだから」
鈴井「……」ググッ
大泉「台本ったってずいぶん適当だよぉこれ?なんで僕あんなとこで寝てなきゃいけないんだい?」
藤村「www」
鈴井「……」グググ…
藤村「ん?ちょっ、ちょっとミスター!」
鈴井「え?」
藤村「なんか、無理矢理やってないかい?」
鈴井「…いや、これが…なんか」ググッ
大泉「だから力業でやるんじゃないよミスター!」
鈴井「え?」
藤村「ポール折るくだりは二話でやるんだから、こwwここで折っちゃったらwwあと困るよww」
大泉「www」
鈴井「なんか…ここがうまく…」グッ
大泉「ちょっと見せてごらん、ミスター」スタスタ
嬉野「…とうとう画面入っちゃったけど」
藤村「しょうがねぇなぁ」
大泉「これ、こっちじゃないかい?」
鈴井「……あ、これここかぁ!」
大泉「ここかぁ!…じゃないよぉ!」
藤村「www」
鈴井「www」
藤村「ほら、ミスター急がないと」
鈴井「はい、すぐに……ん?」グイグイ
大泉「なにやってんだい?……だからここはこうだって!」
藤村「www」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
鈴井「えー、無事テントの方も設営できまして…」
大泉「…ンフッww何事もなかったかのように進行はじめましたよこの人ww」
藤村「www」
鈴井「テーブルにキャンプ用のイス…ローチェアですか?こちらの方も用意…ハクション!!」
大泉「おい、ミスター大丈夫かぁ?」
鈴井「いやー、…やっぱ寒いねぇ」
大泉「おいおい、台本だとしばらくまったりしてから寒いって言い出す事になってたけど、ずいぶんはしょってないかい?」
藤村「はww、早いよねぇww」
鈴井「ごめんごめん、いや、でも、ほんと寒いんだよ」
大泉「www」
藤村「www」
大泉「こらぁダメだよ、早く焚き火しないとぉ。死んじゃうから」
藤村「じゃ、じゃ、じゃあ、もうやるかい?焚き火?」
鈴井「うん、やろうやろう」
藤村「じゃミスター、薪集めて」
鈴井「…え?」
藤村「え?じゃないよ、あんたが集めないと。ソロキャンプなんだから!」
鈴井「えぇっ、これも一人でやんの!?」
大泉「www」
鈴井「落ちてるけど……え、本当に手伝ってくんないの?」
大泉「そうだよ、そういう企画だろォ?」
鈴井「なんか………楽しくねぇなぁ」
藤村「www」
大泉「www」
鈴井「……」ウロウロ
藤村「…すんごいふてくされながら薪拾ってますよ、大泉さんww」
大泉「こんな画で大丈夫かいww?」
藤村「じゃちょっと大泉君、ナレーション入れて」
大泉「え?」
藤村「こういう時にキャンプ豆知識みたいなのを入れるとウケがいいから」
大泉「そうかい?じゃあ、やるかい?」
大泉(柳生博)「……まつぼっくり…」
< ウハハwww
大泉(柳生博)「これは…マッチ一本で火が着く、天然の優秀な着火材…」
< アハハwww
大泉(柳生博)「笠が開いたものは、乾燥し…よく燃えます…」
大泉「いいかい?こんな感じで」
鈴井「あの、薪、とりあえず集めたけど」ドサッ
藤村「ミスター、これじゃちょっと少なすぎやしないかい?」
鈴井「えっ!?」
大泉「そうだよミスター、見栄えってもんがあるだろぉ。もっと集めないと」
鈴井「えぇー、焚き火するには十分でしょう?」
藤村「これじゃあねぇ、足りないと思うよ」
大泉「おいぃ、文句ばっか言ってないで集めろぉ!」
藤村「www」
鈴井「……」ウロウロ
大泉「…なんかあれだね、大変だね。一人キャンプってのも」
藤村「そら大変だよぉ。自分の事は自分でやんないと、死んじゃうからぁww」
大泉「www」
藤村「www」
鈴井「……」ウロウロ
ーーーーーー
ーーーー
ーー
大泉「ずいぶん集めたねぇ、また」
藤村「結構な量だよ、これ」
鈴井「なんかね、集めてる内にだんだん楽しくなってきて」
藤村「www」
大泉「あんだけふてくされてたのにねぇww」
鈴井「じゃ早速……」
藤村「おっとミスター、先にトイレの方に…」
鈴井「あ、そうでしたね」
藤村「じゃ、大泉君、スタンバイを」
大泉「もうだいぶ僕映っちゃってるけど、まだやんのかい?台本通りに」
藤村「いいから早く寝てこい!」
鈴井「www」
大泉「なぁんだかなぁ…」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
大泉「…ZZZ」
鈴井「あの人まだ寝てますね」
大泉「…ZZZ」
鈴井「今度は地べたで寝てますけどwwあれ死んで無いですよねww?」
< ウハハwww
大泉「………ZZZ」
鈴井「まぁ、我々には関係無いですね。ほっときましょう」
藤村「はいOK!…大泉さん、起きていいですよ」
大泉「……藤村君、君あれだろ、この時期に外で地べたに寝たこと無いだろ?」
藤村「ンフッww無いよそりゃあww」
大泉「やってごらん、寝れないぞ?寒くってぇ」
藤村「www」
鈴井「www」
大泉「そもそも君たち僕をここに寝かせてから、やれカメラ位置がどうこう話し始めただろ?その間こっちはずぅっとこのコンクリの上でねぇ、うつ伏せで倒れてねぇ…」
藤村「www」
鈴井「www」
鈴井「そwwそうなんだww」
藤村「いやぁww、それは知らなかったなぁww」
大泉「知らなくても想像つくだろバカ」
藤村「wwwww」
大泉「ダウンジャケットなんか貫通してね、どんどん寒さがやってきて、『あ、このままだと死ぬな』ってなるんだよぉ!」
鈴井「www」
藤村「www」
大泉「だからねミスター、この時期に地べたで寝てるやつ見たら、まず、死んでないか確認しないとぉ」
鈴井「www」
藤村「じゃ、じゃ、じゃあ、次は焚き火のシーンを…」
大泉「じゃ、じゃ、じゃあじゃないよ!」
藤村「ほら、大泉さんも暖まらないと」
大泉「なんかなぁ、今さらこの台本にこだわる意味が…」
藤村「www」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
藤村「じゃミスター、はいこれマッチ」
鈴井「やっぱり、火を起こすのも僕が…」
大泉「おい、早くしろぉ!寒ぃんだこっちはぁ」
藤村「www」
鈴井「……」シュッ ボッ
大泉「お、お、ついたついた」
藤村「ミスター細い枝からのせて……そうそう、いいじゃぁないかぁ」
大泉「いやぁ、火があると暖かいね、やっぱ」
藤村「だねぇ」
鈴井「……あの、君たちもあたるの?」
大泉「ん?なんだいミスター」
鈴井「僕のソロキャンプだって言って、全部僕にやらせてたけど、焚き火にはあなた達もあたるんだね?」
大泉「当たり前だろ、寒ぃんだもん」
藤村「ミスターね、そんなケチ臭いことを言うのはどうかと思うよ?」
鈴井「えぇー…ww」
大泉「www」
鈴井「なんか……納得いかねぇなぁ」
藤村「ま、ま、まあ、暗くなるまではしばらくは待機という事でこのままキャンプを満喫していただいて…」
藤村「テント立てんのにずいぶんてこずったからねぇ…」
鈴井「俺のせいかよぉww」
大泉「www」
藤村「www」
藤村「えー、…暗くなってまいりましたので、ミスター、またトイレの方へ」
鈴井「分かりました」
大泉「ずいぶんトイレ行くけど頻尿かい?ミスター」
藤村「www」
鈴井「www」
藤村「ほらww、お前もスタンバイしろ」
大泉「やれやれww」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
鈴井「さすがに帰ったんでしょうか…」クルッ
大泉「うおおぉぉぉ!!」ガバッ!
鈴井「!?」ビクッ
藤村「ちwwちょっとww大泉さんww」
大泉「なんだい?」
藤村「ミスターが振り向いたらあなたが立っててびっくりするシーンなんだからww、脅かしにいっちゃwwダメだろww」
大泉「あ、そう?声出さなくていい?」
藤村「出さないでお願いしますww」
大泉「うんうん、分かった分かった、OK」
藤村「お願いしますよ。じゃあもう一回」
鈴井「あの人いませんね…帰ったんでsy
大泉「おおおぉぉぉい!!!」ガバァッ!
鈴井「!!?」ビクッ!
藤村「だからww、声出すなってww!」
大泉「www」
鈴井「今ね、絶対もう一回来ると分かってたんだけど、フライングしてくるからww」
藤村「ミスターw本気でびっくりしてたね今ww」
鈴井「www」
大泉「www」
鈴井「わぁ~~」ダッ
大泉「待ぁぁてええぇぇぇ!!!」ドドド
藤村「おwお前はww山姥かww」
鈴井「っ!」ピョン
ガシャ
大泉「うおぉぉ!」ピョン
ガシャッ!
グキッ!
ベシッ!
嬉野「あ、コケた」
藤村「ちょwwちょっとww!」
大泉「!??」ムクッ
嬉野「…起きたね」
藤村「大泉君ww、だww大丈夫ですかww?」
大泉「……あー、びっくりした」
鈴井「大丈夫?」
藤村「どうしたのww急にww?」
大泉「あのね、ここにチェーンあるでしょ?」
藤村「なに?これに引っ掛かったのww」
大泉「でもあれでしょ?ミスター、ここ飛び越える時、チェーンに足引っ掛けたでしょ?」
鈴井「うん、ちょっと足当たったねww」
大泉「それでチェーン揺れたんだね、僕が足を出した所にちょうどこう…揺れたチェーンが来てね…」
鈴井「www」
藤村「www」
大泉「あっ!と思った時にはwもうww転んじゃってww」
鈴井「www」
藤村「www」
大泉「いやぁ、びっくりしたなぁ…。下落ち葉だからよかったけど、これ地面だったらw僕はw何らかの怪我をww」
鈴井「いいなぁ、おいしいもん。やっぱ持ってるもんなぁ」
藤村「www」
大泉「www」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
鈴井「カップラーメンあるけど、食べる?」
大泉「食うに決まってるだろぉ!当たり前だろぉ?早く作りなさいよ」
鈴井「www」
藤村「おまえww分けてもらうってのにww」
大泉「冗談じゃないよ、こっちは寒い思いしてやってんのに、カップラーメンごときでねぇ、ガタガタ言うんじゃないよ!」
藤村「www」
大泉「この寒いのにねぇ、外で寝かされるは、コケるわ…」
藤村「コケたのはお前のせいだろww」
大泉「www」
鈴井「www」
大泉「それでメシがカップラーメンってww…」
鈴井「www…ほら、大泉君、出来たから」
大泉「おぉっ、ではぁ…いただきます!」ズルズル
鈴井「文句言ってた割には旨そうに食うね」
藤村「…どうだい?大泉君、旨いかい?」
藤村「外で食べると、いつもより旨いだろ?」
大泉「…ッフww。いやそらね、家で食べる時よりゃ旨いですよ?。でもね、外で食べると言えば、僕らは前にマレーシアのジャングルでカップラーメン食べてますからね…」
藤村「そういやそうだったねww」
大泉「シチュエーションで言えばあれ以上ってのはなかなか無いよ?だってw、あそこでカップ麺以外の食料手に入れるったらw、もうww狩るしかないからねww?」
鈴井「www」
藤村「www」
大泉「それに比べたらねぇ…」
藤村「でもほら、富士山を眺めながらってのが…」
大泉「見えねぇじゃねえか富士山!曇っててぇ!」
藤村「www」
大泉「富士山撮るっつって全然撮れてねぇじゃねぇかww」
鈴井「今日ずっと見えないよねww」
藤村「ま、ま、ま、まあ、あとで合成しとくから」
大泉「合成ったって、この番組の合成なんてwwどうせあの適当な奴じゃねえかww」
藤村「www」
藤村「しないwwしないww」
鈴井「www」
藤村「じゃあ、あの…最後のシーンを撮りに、駐車場の方へ…」
大泉「シーンって、まだ台本通りに撮んの?どうせ君あれだろ?オンエアでは自分がゲラゲラ笑ってるシーンばっか使って、俺とミスターの小芝居なんかカットすんだろ?」
藤村「wwwww」
鈴井「否定しないよこの人ww」
大泉「www」
藤村「まぁまぁ、とりあえず駐車場の方へ…」
大泉「どうしても撮るの?」
藤村「あのね……ずうっとスタンバイしてる人がw居るからww」
大泉「www」
藤村「最後のシーンの為だけにwwわざわざ来てww待ってる奴が居んだからww」
大泉「www」
鈴井「www」
大泉「じゃ、しょうがないねww行こうかww」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
森崎「うちの、バカ大泉がぁ!!」
大泉「……」
< ウハハwww
森崎「本っっっ当~~にご迷惑をお掛けしましたぁ!!!」
< アハハwww
鈴井「www」
大泉「…………あのさ、……なんでこの人呼んだの?」
藤村「www」
鈴井「www」
森崎「おい!そんなこと言うなよぉ!」
大泉「あのね森崎君、声がでかい。」
森崎「えぇっ!?」
藤村「www」
鈴井「www」
大泉「この静かなねぇ、山に囲まれた所でだ、君がバカみたいに大声を張り上げるもんだから、周りにこだましちゃって…」
藤村「こだまwwしてたよねww」
大泉「おいお前もだぞヒゲぇ」
鈴井「www」
藤村「www」
森崎「www」
大泉「おめえの笑い声も山中にこだまして……対岸の人なんか今頃、ダイダラボッチかなんか出たんじゃねぇかと…」
藤村「wwwww」
大泉「笑うな、っつってんだww」
森崎「明日東京で仕事があるって言ったら、Dが『前日の夕方までにここに来なさい、宿は取っとくから』って言って…」
藤村「www」
大泉「それで来たの?ここまでww」
森崎「『次の日すぐ東京まで出られれば良いんだろ?来なさいよ!』って…」
藤村「www」
鈴井「それで一人だけ現地集合ってww」
大泉「どうだい森崎君、ひどい番組だろぉ?」
森崎「www」
藤村「www」
鈴井「www」
藤村「では、あの、とりあえず、これで撮影終了という事で…」
森崎「えっ?僕もう出番終わりですか!?」
鈴井「www」
大泉「ひどいねぇほんとww」
藤村「早速宿の方に…」
大泉「おぉっ!」
鈴井「おぉ~」
森崎「ギネスにですか!?」
大泉「藤村君、そこ温泉は有るのかい?」
藤村「温泉……ございます!」
大泉「おぉー!」
鈴井「いいじゃあないですか」
藤村「というわけで早速、移動の方を…」
鈴井「え?」
藤村「ん?」
鈴井「あれ?、撤収……」
藤村「どうしたんだい、ミスター?」
鈴井「あの、テント、片付けないと…」
藤村「なに言ってんだいミスター、テント片付けちゃったら、あなた今日寝るとこなくなるでしょう?」
鈴井「ええぇっ!??!?」
大泉「wwwww」
鈴井「え?えっ??」
藤村「だから、そもそも宿も四人で取ってあるから…」
大泉「wwwww」
鈴井「いやいや、ちょっ、えっ?」アタフタ
大泉「wwwww」
藤村「まぁでもね、大泉君なり森崎君なりが代わりに残r
大泉「残りませんよぉ」
藤村「返事が早いねww」
鈴井「じゃ、じゃあ、森崎君…」アタフタ
森崎「あの、僕も明日仕事があるので、ここにってのは…」
鈴井「えぇ…」アタフタ
大泉「www」
藤村「www」
鈴井「あ、じゃあ、カ、カメラカメラ、撮らないと…」アタフタ
嬉野「何が」
鈴井「嬉野さん、残って…」アタフタ
嬉野「嫌だよさみぃもん」
大泉「www」
藤村「www」
鈴井「いや、え?ほんとに!?」
藤村「代わりといっちゃなんだけど、これ、あげるから」ドサッ
鈴井「え?何、この袋?」
藤村「キウイ」
鈴井「キウイ??」
大泉「なんでwwキウイww」
藤村「それ食べていいから。では我々は、宿に…」
大泉「そうだね、行こう行こう」
鈴井「ちょっ、待っ……」
藤村「明日迎えに来るから」
鈴井「本当に行っちゃうのぉ」
大泉「さ、森崎君行くよ」
森崎「…本当に置いてくんですか?」
藤村「なんだい?リーダー残るかい?」
森崎「いえ、行きましょう行きましょう」
大泉「www」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
大泉「……おはようございます」
藤村「おはようございます」
大泉「我々、昨日はあれから宿の方に止まりまして……いい宿でしたね」
藤村「いい宿でしたねぇ」
大泉「鈴井さんも泊まれば良かったのにねぇ」
藤村「www」
大泉「www」
藤村「森崎君は仕事があるって事で、もうすでに駅まで送って来ましたが」
大泉「仕事があるっていうから置いてきたんだね?」
藤村「ん?」
大泉「うるせぇからって訳じゃないね?」
藤村「違うww違うww」
大泉「www」
藤村「まぁ、彼もいい宿に泊まれてね、良かったんじゃないかい?」
大泉「無人駅でw『こっから一人で行けるね!』とかいって放り出しといてwwそんなこというのかww」
藤村「www」
大泉「死んでる、なんて事は無いよね?」
藤村「無いとww思うよww」
大泉「でも今日寒いだろぉ?」
藤村「寒いよねぇww」
大泉「札幌並みに寒いんじゃないかい?」
藤村「僕もねぇ、ロケするに当たってね、11月とはいえ、山梨ならそれなりにあったかいだろう……と思ってたんだけどね」
大泉「うん」
藤村「今朝wテレビ見たらw12月下旬並の冷え込みだって言っててwww」
大泉「12月下旬ってwwそら寒いよぉww。おい、ほんとにミスター死んでんじゃねぇか?」
藤村「www」
大泉「こらぁ早く迎えに行かないとぉ…」
藤村「そうだねww」
大泉「違うお迎えが来ちゃうからぁ…」
藤村「www」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
藤村「……」ソーッ…
大泉「…あれ?」ヒソヒソ
嬉野「あ、起きてる」ヒソヒソ
藤村「ミスター起きてるねぇ」ヒソヒソ
大泉「おいおい…焚き火して、椅子座って、コーヒー飲んで、湖眺めて………ずいぶん満喫してないかい?」ヒソヒソ
藤村「…満喫してるねぇww」ヒソヒソ
大泉「………置いて帰るかい?」ヒソヒソ
藤村「そうだねww」
大泉「ん?あっ!ミスター気付いた」
藤村「あ、こっち見たね」
大泉「……手を振ってますよぉww」
藤村「ずいぶん嬉しそうに手を振ってるねww」
ヽ( ´ 0 `)ノ< オーーーイ
大泉「……人恋しかったんだねぇww」
藤村「遭難者みてぇだものww」
大泉「www」
藤村「お話聞かせてもらおうか」
大泉「そうだねww」
鈴井「あぁ~……来てくれたぁ~」
藤村「www」
大泉「どうしたのミスターww」
鈴井「もう来ねぇんじゃないかと思って…」
大泉「www」
藤村「www」
大泉「でもあなた、朝から焚き火してねぇ、ずいぶんアウトドアを満喫してらっしゃる…」
鈴井「いやこれね、あのねぇ……、昨日大泉君の言ってた事分かった」
大泉「え?」
鈴井「夜明け前くらいに急に寒さで目が覚めてね…」
大泉「www」
鈴井「本当に地面から来る冷気が寝袋貫通してきて……もうね、寝てらんない」
大泉「www」
鈴井「このままじゃ死ぬなって思ったから、焚き火して……昨日薪たくさん集めといて良かったよぉ~」
大泉「www」
藤村「www」
大泉「大変だったんだねぇ、ミスターww」
藤村「僕らが温泉入ってw布団で寝てる間にw死にかけてたんだねww」
鈴井「いいなぁー、俺も温泉入って布団で寝てぇよぉ~」
藤村「www」
大泉「www」
藤村「ま、ま、ま、まあ、今回の撮影はここまで、ということで、また次回、次の話の撮影を…」
鈴井「やだやだ、いいよもうやんなくて。あのね、冬にソロキャンプやっちゃ駄目、死ぬから。一人で死にたくねぇよぉ」
大泉「www」
藤村「www」
鈴井「今度はちゃんと、みんなでキャンプやろうよぉ~」
ーーendーー
一話、と書いといてアレですが、二話以降はやりません。無理があるし
水曜どうでしょう新作 放送日時&最速配信が決定!
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今週
先週
先々週
コメント一覧 (7)
-
- 2019年12月19日 21:51
- わりとすき
-
- 2019年12月19日 21:55
- 何年前のミスターだよ?
-
- 2019年12月19日 23:51
- >>3
どうでしょう自体がもう20年前だもんなぁ…
-
- 2019年12月19日 22:51
- 「おいなんか来たぞ」
「あれ犬だ絶対犬だよ」
ク マ で し た 。
-
- 2019年12月19日 23:39
- 実際の実写版はどうなることやら……
-
- 2019年12月19日 23:44
- むしろこれでいいよもう
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リン「…大変だな」
なでしこ「"今度厳しいキャンプ決め打ちでやらない?"って言ってきてるの」
リン「それは野クルに任せ…」
千明「断る」
犬子「食い気味に言ったな」